4月
14
2016
|2016/4/14(木曜日)-23:12| カテゴリー: 雑記
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ヤフー経由読売の記事より。
喪黒福造・ハクション大魔王…大平透さん死去
読売新聞 4月14日(木)15時3分配信
アニメ「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造の声や洋画の吹き替えなどで活躍した声優の大平透(おおひら・とおる)さんが12日、亡くなった。
86歳だった。
東京都出身。ラジオアナウンサーとして活動を始め、1956年、米国のテレビ映画「スーパーマン」でスーパーマンの声を担当。字幕から切り替わったばかりの生吹き替えに苦労しながらも、魅力的な低音で一躍人気者となった。「おはようフェルプス君」で始まる「スパイ大作戦」の指令テープの声や、映画「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーの吹き替えも担当した。
アニメでは「おらぁグズラだど」「ハクション大魔王」の主役のほか、米アニメ「ザ・シンプソンズ」のホーマーでも印象を残した。1989年に始まった藤子不二雄(A)原作の「笑ゥせぇるすまん」は、大人向けのアニメとして放送され、喪黒の「ホオーッホッホッホッ」という不気味な高笑いが話題を集めた。そのキャラクターは、近年のウーロン茶のCMにも登場した。
記事では、3部作でレギュラーをつとめた南部博士には言及されていませんが、改めて芸域の広い声優さんだったのだなあ、と、寂しく思います。素敵な南部博士の声をありがとうございました。
8月
28
2014
|2014/8/28(木曜日)-02:53| カテゴリー: 初代
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初代7話「ギャラクターの大航空ショー」では、ベルクカッツェがやたら頑丈な飛行機を開発して挑んできます。その状況を見た南部博士の台詞がこれです。
今調べたところでは、ギャラクター一味は大変なものを発明したようだ。これは、ウィスカーと呼ばれる超金属だ。
最近は鉄よりも強いものが次々と作られている。ウィスカーはどんな金属よりもさらに強い。何百倍、いや何千倍も丈夫な超金属と言われているものだ。
このウィスカーですが、実在します。以下、理化学事典(岩波書店)からの引用。
ひげ結晶(whisker)
ホイスカー、ウィスカーともいう。適当な条件下でおこる溶液からの析出や化合物の分解、たとえば金属酸化物の水素還元、そのほか熱分解あるいは蒸気の凝縮などの際に成長する針状結晶。非常に多数の金属ひげ結晶が知られており、その他に複雑な化合物やアスベストのような天然鉱物のウィスカーもある。根元が成長するものと針の先端で成長するものとの2種類があり、それぞれ異なった機構によるものとされている。太さは0.1μm程度から10μm程度までであり、長さは10mmの桁に達するものもある。一般には、含まれている転移の数が極端に少なく、皆無のものもある。このため、ウィスカーの強度はその結晶の理想値(剛性率の1/100以上)に近い。この機械的強度の著しく高い特徴を用いて、SiC、Al2O3などを高分子材料に混ぜて複合材料として利用している。
これだけだと何のことだかわからないので、ざっくり説明します。金属などを一度溶かして、また固めたとします。固体で結晶、つまり原子が規則正しくならんだ状態になるものであっても、手にとって工作できるような大きさになると、全体が完全に規則正しくとはいかず、抜けてるところがあったり、ずれて並んでしまったところができたりします。元が規則正しい形に並びたがるものですから、ずれる時には、それなりの長さで一列にずれたりします。こういうずれた所があると、外から強い力をかけたときに、その部分から変型したり壊れたりします。もし、ずれたところが全くなければ、なかなか壊れません。
現実のウィスカーの場合、全体にわたって原子や分子が完全に規則正しく並んでいるため、力をかけても変型しにくく、とても頑丈であるという性質を持ちます。残念ながら、大きなものは作れません。でも、非常に丈夫であるという性質にヒントを得て、作中のウィスカーが設定されたのではないでしょうか。もし、飛行機を作れるサイズの金属板で、原子のスケールでのずれが全くないものができれば、とても壊れにくいものになるはずです。
3月
8
2014
|2014/3/8(土曜日)-01:19| カテゴリー: 科学忍者隊ガッチャマン, 雑記
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いろいろと酷評されまくってた映画の実写版ガッチャマンですが、映画館で見る機会が無かったので発言は控えていた。DVDが出るという情報を冬コミケで入手し、アマゾンで注文可能になったので予約を入れておいたのが先日届いたので本日鑑賞。
以下ネタバレ含む。自分で見て確認したい人はスキップしてください。
まず、基本の設定から。
ギャラクターになる原因はウィルスXに感染すること。ウイルスXは地球外から来た。ガッチャマンになる条件は石の適合者であることで、誰が適合者かはセンサーみたいなのでわかるっぽい。石の適合者は同時にウィルスXの感染者でもある。ウイルスXに感染すると超能力が使えるようになって、通常の兵器が通用しなかったり、念力でいろいろ飛ばしたり動かしたりできるようになる。石の適合者がウイルスXの感染者に攻撃を加えて石の力を送り込むとウイルスXもろとも相手を倒すことができる。
ヨーロッパ方面がギャラクターに征服されて、北米と東京はまだ無事、という状態で話が始まる。
最初の作戦。ISOの日本支部(新宿にあるらしい)で、ギャラクターについての会議してたらキャタタローラーと共にギャラクターが攻撃してきたので迎撃する。この部分の街の壊されっぷりとか、ビルの間を飛び回るシーンはかっこよく出来ている。しかし、装甲服着たギャラクターの一般兵士が強すぎて、一人倒すのに諸君が時間を掛けすぎている気が。何となく雑魚キャラの強さ設定間違えたクソゲーって感じがひしひしと。また、諸君が来る前に自衛隊だか軍隊だかが迎撃するんだけど、手にしている武器がM4A1カービン。一応警戒態勢ということで街中に兵士が居たり、戦車が走ってたりするんだけど、通常兵器が全く役立たずでヨーロッパ全域をはじめ地球の半分がギャラクターに占領されました、って状態なのだから、陸軍を展開する意味が全くない。案の定撃つだけ無駄な状態で兵士は一方的にやられていて、何しに来たの状態。せめてもうちょっと効果のあるビーム砲持たせるとかしてあげないと、人類がただのアホに見える。
キャタローラーの起爆解除をジュンがやるのだけど、止めたはずが止まってない、で焦りまくりでISOのビルぎりぎりでやっと止まるというドジッ子演出。はらはらさせたかったのだろうけど、最初にかっこよく登場する掴みのシーンなんだからそれはどうなんだと……。
で、全員基地に戻ってきたら、白っぽい壁の部屋で、貫頭衣みたいなのに着替えさせられて、ベッドに寝かされたり何かの装置でスキャンされたり。部屋の隅っこの方には白衣の人達が何人か。ガッチャマンて出撃してきたら精密検査が必要って設定らしいけど、そんなにデリケートで弱かったっけ、と違和感が。しかも既にここでジュンが健を口説いてるし。出撃して戻って来たプロの戦士じゃなくて、部活動終わった後のサークルのダベり。
次の作戦は、ギャラクターのNo.2であるイリヤが亡命を希望してきたので確保せよというもの。ターゲットがどっかの大使館で行われるパーティー会場に来るのでそこで確保、ってことになってる。
健とジュンがパーティー会場に入り込む方法が、正規の招待客とすり替わるというもの。ジョーが入れ替わり対象を気絶させ、入り口の掌紋認証は甚平がハッキングで騙す。順番が来てもハッキングが終わって無くてエラーが出たり、顔写真が違ってたりで怪しまれるけどどうにか入場する、というのもお約束の展開。
会場のパーティーで掲げられていたのは、ヨーロッパ奪還計画、ってスローガン。奪還計画なら、ヨーロッパから逃げてきた各国要人が集っているのだろうなあと見てる側は思うわけで。ISOだってその計画なら全面協力するはずだから、ISOのエージェントがわざわざ非合法な手段で本来のメンバーに危害を加えてまで入り込む必要が全くない。要人警護とかいろんな理由つけて普通に参加できるはずだよねえ。しかも仮面舞踏会って感じで参加者全員素顔を隠してて、どう見ても地下組織の会合にしか見えない。このヨーロッパ奪還計画、ひょっとしてマフィアが主催しててメンバーもお尋ね者ばっかりとかそういう集まりですかね。
ギャラクター幹部がホイホイ簡単に、招待制&掌紋認証でないと入れない場所に正式に招待されてるってどういう状況なのか首をかしげるわけで。うまいこと地球人側のフリを続けて今に至るのなら、何もそんな会場に来なくたって、ISO支部に普通に出頭すれば接触できそう。会の開催側も、ヨーロッパ奪回などというギャラクターにあからさまに刃向かうイベントをやるのなら、スパイには注意しないといけないわけで、仮面で顔を隠すって逆に入れ替わりを容易にするだけじゃないかしら。
ドレス着て健と作戦できるジュンは早速恋人気取りで浮かれていて緊張感まるで無し。
イリヤって何者、ってのはパーティー会場の途中の回想シーンで語られるわけですが。これからターゲットに接触しようというところで長々と回想シーンを入れたら流れがダレるわけで、大丈夫かこの演出、と思いながら見てた。しかしそんな心配を吹き飛ばすほど回想の内容がアレだった。
ヨーロッパでは健、ジョー、ナオミの3人でユニットを組んでたと。廃墟になったところを、UNマークの輸送車が行くシーンになって、中には救助された人と健、ジョー、ナオミの3人が。あとちょっとで安全なところに辿り着く、って状態のときに、この車内でジョーがナオミに指輪を渡してプロポーズ。いつ襲撃されるかわからない護衛の仕事中に何やってんの状態。ナオミ、状況を考えろとか言いつつOKする。車内拍手……ってそんな状況じゃないだろこれは。案の定バスが襲撃され、3人は外に放り出されて戦闘不能状態に。何でも、大きなダメージを受けると石が光らなくなって、普通の人に戻っちゃうらしいです。襲撃にぶち切れた健が敵を追いかけ、包囲され、撃たれたところをナオミがかばって撃たれてしまう。ナオミはそのまま行方不明に。この時の指揮官がイリヤ。だからジョーとしては彼女の敵なのでイリヤを保護する気は無い、という説明。いやこんなアホなプロポーズシーン入れるくらいなら、原作通り、親の敵だからギャラクターは殺す、って突っ走ってくれた方がよっぽどジョーらしいというか。
パーティー会場でイリヤと接触、連れ出したのは良かったが、ジョーがイリヤを殺す気で、ジュンとリュウを縛り上げた上イリヤに銃を突きつける。健は撃つなといってジョーに銃をつきつける。ジョーが撃とうとしたので健が発砲、実体弾ではなく電気ショックを与えるような弾でジョーを倒す。
イリヤはISOの基地に連れてこられて捕虜となり、ギャラクターの次の作戦について教えろと尋問される。健が銃を突きつけて脅したりしてますが、健あなたそれどこに隠し持ってたの、というのはもはや細かいことですよねえ……。
ISO本部の方は、Gストーンのパワーを使って軌道上から地上に発射するという衛星兵器モスコーンを使ってギャラクターからヨーロッパを奪回する作戦がカークランド博士によって提案され、承認される。捕虜も居るんですけど、捕虜は見殺し決定。えーと、普通はこの作戦やるから攻撃前に捕虜を解放しろ、って諸君に命令が出るところじゃ……。
話の内容をモニターされているのを承知の上で、「カークランドの妻拷問して殺したけど何も白状せんかったわ」発言するイリヤ。マジギレしたカークランド博士、わざわざイリヤの捕らわれている部屋に甚平を護衛に伴って現れ、お前を殺してやる宣言。
電磁バリアの檻に入れられてたイリヤ、見張りの兵士を引っ張り込んでバリアを喰らわせると、バリアがあっさり消滅。何だか情けないバリア。これなら普通に鉄格子の部屋に入れておいた方がよっぽどマシだったよねえ。カークランド博士はあっさり拉致され、甚平も捕らわれて液体窒素ぶっかけられて、リュウが助ける。健とジョーは命令されてイリヤを追いかける。ジョーがどっかの広い部屋でイリヤに追いついて、そこで会話が始まって、イリヤは実はナオミの変身した姿で、ナオミ=ベルクカッツエだということも判明する。というかナオミが自分からバラす。このナオミさん、ウィルスXの機能とか性質とかいろいろ一方的に全部ジョーに一方的に説明してくれてギャラクターに勧誘もしてくれるというとても親切なお方。説明の状況はジョーの通信機で健と南部博士にも伝わっている。ジョー、突っ立っててナオミにキスされ、ウイルスXに感染おめでとう状態。感染者同士が手を合わせるとゲートが開く、ってことで、ジョーとナオミでハイタッチして部屋の中にゲートができて、ナオミ、カークランド博士を連れてギャラクター要塞に瞬間移動した。
モスコーンの起動キーはカークランド博士自身なので、要塞に体ごと組み込まれたみたいになって意志を奪われてモスコーンの起動をさせられる。本当はギャラクターに占領された都市を殲滅するはずが、ターゲットがまだギャラクターの手の及んでいない都市を順番に攻撃するように変えられてしまって、あと30分で1つ目の都市消滅な、って状態に。
当然諸君が出動することになるのだけど、なんで戦うのとかジュンが言い出すし、甚平を助けないでイリヤ追っかけてたのはけしからんとリュウは怒り、険悪な雰囲気に。そんな口げんかしてるときに南部博士は黙って見てるだけ。そこ、馬鹿者、って叱るところですよねえ。
結局5人で出撃することになり、ゴッドフェニックス使えって南部博士が言うのだけど、まだ試験飛行もしてませんってリュウに言われる始末。それでも無事にちゃんと飛んで、バードミサイルとか使って要塞潜入を果たすのはお約束。
基地に潜入したら、一般兵士相手にえらく手間取って、全部倒した時には完全息切れ状態。健、こんなに弱かったっけ。そこは爽快になぎ倒すシーンだよねえガッチャマンなら。ジョーはずっとカッツェ剣で斬り合いやってるし。甚平は、意志を奪われて要塞に組み込まれてるカークランド博士の制御を取り戻そうとするんだけど、ギャラクターの装置のインターフェースがわからず、結局カークランド博士の首の後ろのコネクタに信号線をつないで目標をずらす命令をブチ込む。なんか攻殻機動隊っぽい。でも、最後の目標の東京だけはずらすの間に合わず。ギャラクター要塞(タートルキングがモチーフらしい)がなぜか上空高く上がっていく。それじゃあ要塞を衛星にぶつけて直接壊そうぜ、ってことになって、斬り合いやってるジョーの応援に行く。ただ、要塞の制御パネルらしいもの、カークランド博士を乗っ取ってたのと同じ形状なので、カッツェ倒したところでどうやって動かすんだよ、という疑問が。
結局応援にかけつけた健がカッツェ=ナオミを倒すのだけど、感染したジョーはベルクカッツェに変わりかけてる。でも、石の力で押さえ込んでとりあえず元のガッチャマンスタイルに。全員でゴッドフェニックスに戻って、さあ飛び立とうとすると、要塞の枝みたいなのに捕まってて逃げられない。バードミサイル打ち込んでその辺破壊して飛び立ち、次の一発で衛星破壊するぞ、な状態になる。都合良く要塞はなぜか衛星のすぐ側に来てるし。
衛星破壊の直前、あと数秒で東京攻撃されまっせ、のカウントダウンをやってます。お約束のやつです。で、バードミサイルの発射タイミングが、3,2,(撃て)……この状態でミサイル頼みならビーム発射に破壊は間に合わないっぽいし、カウントが2,の状態で既に衛星のビーム発射口は要塞にぶつかって潰れつつあって、角度とかもずれまくりのはずだから、これってミサイル無くても衛星破壊は要塞だけでいけるだろうとか、壊れながらビームが出ても東京は逸れるだろうとかそんな感じで、演出の意図が全くわからない。
衛星も要塞も爆発してくれたので地球に帰るのだけど、衛星軌道上からだから大気圏突入でゴッドフェニックスが真っ赤。甚平が、科学忍法火の鳥、って言ってるけど、空力加熱で赤くなってるだけ。火の鳥やって何かするつもりじゃなくて、戻ろうとしたらスペースシャトルの大気圏突入と同じで熱で赤くなっちゃっただけの随分と消極的な火の鳥で、見せ場でも何でもないという……。まあ、試験飛行もしてない機体で大気圏突入かまして空中分解もしなかったのだから良かったねえとしか。
ギャラクターの重要作戦がこれからだ、って時に、リュウは母親(といっても実の母じゃなくて母親代わりになってくれた人)が余命いくばくも無いから除隊して帰りたいと言い出すし。ジュンは、両親死んでるって話があったのに自分では死んでない行方不明なだけ、といかにも現実を直視したくないっぽい発言してるし。
なにより問題なのは、SF的に見ると悪役が悪役に見えない。カッツェはウイルスXは人類に進化をもたらす、って言ってて、実際、感染すると念動力使えたり空飛べたりと能力は飛躍的に伸びるわけで、ウイルスXに感染した方がどう見ても便利に見える。ぶっちゃけ、ギャラクターばっかりになって旧人類が滅んでも何かまずいことあるの?ってのがわからない。生物の大量絶滅って地球の歴史じゃ珍しくないわけで。となると、旧人類の秩序を力のある奴に壊されるのがまずい、という既得権を擁護しているだけであって、ISO側は人類の進化を邪魔するアカン奴になってる。新人類が出て来て種の存続をかけて争う、というのはSF的には有りだと思うけどそういう展開でもない。
まあ、叱るべき時に叱ってこなかった南部博士がいけないのだろうけれど、こんな諸君を使って重要作戦を指揮する羽目になった南部博士、胃に穴があくんじゃないかと思った。
2月
2
2014
|2014/2/2(日曜日)-05:06| カテゴリー: 雑記
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PHP5に上げたらワーニングやらいろいろ出て動かなかったのですが、ソース一部修正と、コピーした時にディレクトリパーミッションが変わってしまっていたので変更することで南部君チャットは復活しました。
1月
31
2014
|2014/1/31(金曜日)-22:21| カテゴリー: 雑記
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夏頃から計画していたサーバ移転をやりました。やったのはいいんですが、PHPのバージョンが上がってしまってスクリプトが動かなくなり、チャットが死んでます。早々に何とかします。
4月
12
2013
|2013/4/12(金曜日)-01:58| カテゴリー: 初代
| 5 個のコメント
真木野聖さんの「コンドルの羽根手裏剣 ホームページ版」で紹介されていた101話のジョーの絵を拝見して、ああさすがにジョーファンだけあってすかさず愛情溢れる一瞬をキャプチャしておられるなあ、と思っていたのですが、ふと。
ジョーは射撃の名手だが、これは別の意味で凄くないか?、と引っかかりました。
DVDを引っ張りだし、撃つ直前の絵をキャプチャしてきました。真木野聖さんが編集元に選んだのとほとんど同じシーンです。
これから撃とうとして狙いをつけているところです。
これで本当に狙えるのか?と思ったので、手持ちのエアソフトガンを引っ張り出してきて実際に構えて確かめてみました。
といっても、ジョーの持っているのと似た形のものは手元に無かったので、東京マルイのL96AWSを使いました。
スコープはタスコのTR-X COMMANDERで、低めにマウントしています。L96AWSの方は私の体格に合わせて、ストック部分のスペーサーを1個外してあるので、メーカーの写真のものより若干短くなっています。撃つ時は、ストックの少し上に盛り上がった部分に頬をつけてスコープを見ることになります。
このスコープなんですが、見る時は視線と光軸方向が一致していないと、視野が切られてしまってまともに見ることができません。また、目との距離が遠すぎても近すぎても、視野が狭くなって見づらくなります。
一番見やすい位置でアイピースと目の間のおよその距離を測ってみたら、7cm〜8cmといったところでした。他の機種でもまあこんなところでしょう。射撃用のスコープは、双眼鏡のように、接眼レンズのアイピースに目をくっつけるようにして見るものではないのです。エアガン程度なら問題ないのですが、火薬を使う銃でスコープを目にくっつけて使ったら、撃った後の反動でスコープが目にぶつかって怪我をしそうです。
上のキャプチャ画像に、スコープの光軸の線を入れてみました。
スコープの中心の線とジョーの視線がきっちり一致しています。これなら狙えそうです。さすがジョー……と思ったのですが、ちょっと待て。
ヘルメットのバイザー越しにこの位置では構えられないんじゃないのか?
横から見た図はこれでよくても、他のシーンを見た限り、ヘルメットのバイザーは中央がかなり膨らんだ上、前方に飛び出しています。この状態で、丁度良い位置でスコープを真っ直ぐ見るのって至難の業じゃないでしょうか(汗)。どう見てもバイザーとスコープのアイピースが干渉します。冬のワンフェスで健のヘルメットを見てきて、バイザーの飛び出し具合がかなり嵩高いこともわかりました。忍者隊のヘルメットを被って射撃のために照準器やスコープを見るというのはかなり無理があります。
ぎりぎりで何とか構えられたとしても、スコープとバイザーは多分接触している状態でしょう。引き金を引くと、リコイルのために、銃が勢いよく後退しスコープがバイザーに激突するのが確実です。何回も撃ってたらそのうちどっちか弱い方が壊れそうです。
つくづく、射撃には不向きなバイザーです。
こんなものをかぶって精密射撃ができるのだから、やっぱりジョーは射撃の天才なんだなあ、と、妙なところで関心したり呆れたり。
諸君の中で、一番スコープを見やすい形なのは、竜のヘルメットですね。飛び出していなくて顔の上から下にほぼ真っ直ぐ降りていますから、射撃には楽です。
鳥にこだわる余り、ジョーがかなり無茶する結果になっているわけですが、南部博士がそのへんどう考えているのか問い詰めてみたい気もします。
4月
8
2013
|2013/4/8(月曜日)-22:06| カテゴリー: 初代, 雑記
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だいぶ前に、気分は赤親父、の筈が……(初代 52話)で、レッドインパルスの銃の元ネタ探しについて書きました。で、ちょっと思いがけないところで似たのを見つけてしまったのでメモしておきます。
特撮の「マイティジャック」9話より。
敵役の組織「Q」が多用している銃です。この回だけではなくよく使っています。放映が1968年4月6日からで、キャプチャした9話は1968年6月1日に放映されました。ガッチャマンの放映開始は1972年10月1日からですから、ガッチャマンの方が後です。2枚目はサイレンサー付きなので、銃身が長くなってます。
全体の形は、実銃のモーゼルとは明らかに違いますし、むしろ赤親父の銃はこのキャプチャに近い気が。デザイン、参考にしたのかしら。
そういえば、マイティ号もゴッドフェニックスも空中水中両用ですね。
10月
12
2012
|2012/10/12(金曜日)-11:01| カテゴリー: 雑記
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毎日新聞の記事より。
ガッチャマン:最新技術で実写映画化!桃李&剛力ら豪華共演
2012年10月12日
1972年から放送された人気ヒーローアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」が実写映画化され、来夏公開される。
“大鷲の健”役の松坂桃李(23)をはじめ、綾野剛(30)、剛力彩芽(20)ら豪華メンバーが集結。「ごくせん」の佐藤東弥監督(53)がメガホンを取る。国内外で評価の高いVFX(視覚効果)チーム「白組」なども加わり、日本映画の総力を挙げた本格SFアクション映画となる。
アニメ版の「科学忍者隊ガッチャマン」(フジテレビ)は少年少女5人の“科学忍者隊”が、悪の組織「ギャラクター」と戦う近未来の物語。リアルなSF設定と、公害や戦争などシリアスなテーマから幅広い年齢層に支持された。72〜74年の第1シリーズに続き、78〜79年、79〜80年に続編を放送。アメリカなど海外でも高い人気を得た。
今作の題名は「ガッチャマン」で20XX年の東京が舞台。15日にクランクインする。松坂が主役の熱血リーダー「大鷲の健」、綾野がクールでニヒルな「コンドルのジョー」、剛力が紅一点の「白鳥(しらとり)のジュン」役。「みみずくの竜」に鈴木亮平(29)、「燕(つばくろ)の甚平」に濱田龍臣(12)が演じる。松坂は俳優デビュー作の09年「侍戦隊シンケンジャー」(テレビ朝日)以来のヒーロー作品に「身震いするくらい楽しみ。戦隊出身で、レッドを務めた経験を生かし新しいヒーロー像をつくりたい」。綾野もデビューは03年「仮面ライダー555」(同)の怪人役で「自身に潜む獣と戦い、コンドルのジョーを演じたい」と意気込む。アクション初挑戦の剛力も「格好良く新しいジュンを見せたい」と燃えている。
スタッフも豪華で「ALWAYS」シリーズで昭和の東京をリアルに再現した「白組」がVFXを担当。アクションはハリウッドで指導経験のある小池達朗氏が手掛け、キャラクターとメカのデザインにも日本を代表する人材が集まった。科学忍者隊の衣装や巨大メカも、より現代風でスタイリッシュになる。
アニメを手掛けたタツノコプロの50周年、今作を製作する日活100周年を記念した作品。今年公開の米ヒーロー映画「アベンジャーズ」が歴史的ヒットを記録しており、佐藤監督は「ヒーローが最新のCG、特撮技術で駆け回る姿に興奮し、日本でもそんな映画が作りたいと考えていた」と、アメコミ実写映画を超えるヒーロー映画を目指している。
≪09年には「ヤッターマン」≫実写映画化された“タツノコアニメ”では09年「ヤッターマン」が有名。嵐の櫻井翔(30)と福田沙紀(22)の2人がヤッターマンを演じ、敵役ドロンジョの深田恭子(29)がセクシーなボンデージ衣装で話題を呼んだ。伊勢谷友介(36)が主演した04年「CASSHERN」は宇多田ヒカル(29)が主題歌を担当し、監督を当時夫の紀里谷和明氏(44)が務めた。(スポニチ)
戦隊物のフォーマットで映画クォリティと思えばいいのか。
それはともかく南部博士の存在がスルーされているのが悲しい。CGのアフロヘアは論外としても、せめて原作のイメージを崩さない配役を望みたいところ。
9月
17
2012
|2012/9/17(月曜日)-23:22| カテゴリー: 蒐集
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こちらは17話の昆虫大作戦より。
原作が陶山智となっているのですが、この回の脚本は陣野修氏です。
やっぱりここでも「バードゴー」が「レッツゴー」のかけ声状態です。
それはともかく、諸君は一体どんな出動方法を?ゴッドフェニックスだとすると、半球状のドームって出入り口のトップドームでしかないです。リュウまでそこに居るということは、一体誰がゴッドフェニックスを操縦しているのでしょう。謎です。南部博士は絵がほとんど別人だし。
今となっては、来月号付録の「ガッチャマンヘルメット」を見たい気もします。
ギャラクターについて、「来月号では、さんざんな めに 会うぞ」と予告してます。確かにこのマンガではこどもたちを助けてメカを破壊しただけで、肝心の攫ったヤツは放置になってます。事件が解決した気があまりしませんねぇ。
9月
16
2012
|2012/9/16(日曜日)-22:58| カテゴリー: 蒐集
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小学1年生12月号より。「地獄のメカブッダ」の回です。
諸君も敵メカも、割とアニメに忠実ですね。
本編では火の鳥影分身で倒してるんですが、ページ数の都合からか、普通の火の鳥で倒したことになってます。
科学忍法火の鳥、って、この時期になっても諸君としては、「しかたなく」やるもんなんですねぇ(爆)。バードミサイルは相変わらず非力だし。
2月
27
2012
|2012/2/27(月曜日)-16:36| カテゴリー: 初代, 蒐集
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小学二年生に連載されていたガッチャマンの最終回です。
本編では3回にわたって、ジョーのギャラクター本部への潜入、後を追う健達、本部での戦いを描いていましたが、月刊誌故にそれをわずか2ページでやるしかなかったようです。IIになると小学二年生でもそれなりのページ数の割り当てがあったようですが、この頃は見開き2ページのみ。
その結果、どうなったか。
ジョーが活躍するという路線は外してませんが、健の方が先にジョーを待ってるし、ジョーはというと何の脈絡もなくカッツェと一騎打ちの撃ち合い。怪我はするもののカッツェを倒します。総裁Xはどうなったのとか、訊いちゃいけないみたいです。
また、この展開だと、怪我はしているもののジョーはしっかり生きてます。これを読んでしまうと、本編の展開を思いっきり誤解しそうです。というか、これを読んで本編を見た当時の小学二年生は何も疑問を持たなかったのだろうかとも思います。うーん。
2月
25
2012
|2012/2/25(土曜日)-21:51| カテゴリー: 蒐集
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まずは、伊藤園の「おーいお茶 怪獣トランプ」ガッチャマン編です。
ヘルメットの目玉模様が抜けてますが、一応、健とジュンとタートルキングだろう、という想像はつきます。キャラの顔をにせることに成功はしてるので。あくまでも顔だけですが。
後ろを飛んでるの、ゴッドフェニックスだかG-1号だかわかりません。ともかくこれはまだまともな方です。
ブーツとマントの形は確かにガッチャマンですが、こんなカラーリングの人はいません。くちばしの形になるはずのヘルメットのバイザーは、まるっきり普通のバイザーです。ヘルメットのアンテナも目玉もありませんね。胸のマークやベルトのバックルは、似せようと努力した跡はありますが形が違います。
顔の表情やユニフォームの色は健ちゃんですが、やっぱりヘルメットの塗りが違います。ユニフォームのデザインも違ってて、名なんかどっかのトレーニングウェアみたいになってます。ブーツも色違い。首の部分の襟は一体何でしょうか。ベルトも何だか派手な感じです。
後ろに要るのは、ジュンだか甚平だか区別がつきません。似てるのはマントの形くらいで、色が違うので、一体だれを想像したらいいのか見当がつきません。
そしてこれ。カラーリングは大体健ちゃんですが、胸の部分とメットの塗り方が違います。でも、それよりもひどいのは後ろの……たぶん竜。ギャラクター兵士のマスクと混同されちゃってます。
ということで、ガッチャマンを描きたかったのはわかるのだけど、うろ覚えでやっちゃってエラいことになってるとしか思えない品でした。ホントにこんなのに天下の伊藤園の名前つけて景品として配っていたのだから、70年代って大らかな時代だったんですねぇ。
トランプついでにもう一品。今度はこいでのトランプです。
ブーメランを投げてるっぽいポーズのガッチャマンとゴッドフェニックスという、子供達の期待を裏切らないデザインですが、やっぱり、どういう訳か健ちゃんの股間がマークで隠されていて、別の想像をかきたててくれます(爆)。
9月
19
2011
|2011/9/19(月曜日)-21:52| カテゴリー: F, 科学忍者隊ガッチャマン, 蒐集
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エポック社から出ていたタツノコのトレーディングカードNo.132です。タツノコプロのアニメのカードなので、ガッチャマンだけではなく、紅三四郎からタイムボカン、キャシャーンなど、主要な作品を網羅しています。
そのシリーズのNo.132がアレなので紹介。
表はこれ。
ガッチャマンFのカードです。
ところが裏がこんな具合。
【Gタウン】地中に建設された科学忍者隊の新要塞。ギャラクターの攻撃を避けるため、外見は岩場にカモフラージュされているが、その内部には巨大な滑走路を備えた基地が広がっている。Gメカ発進の際には複雑に重なり合った岩場が開く。厳重なチェック体制で外的の侵入に備えていたが、資源探査衛星を用いたギャラクターに発見され、あえなく破壊されてしまう。
GタウンはIIの海底移動要塞で、Fのこれは単にガッチャマン基地と呼ばれていました。タイトルからして間違ってます。
ガッチャマン基地壊滅はFの41話ですが、基地発見の経緯は、健が細胞破壊の検査に出向いた先に居たエゴボスラーのスパイが持った花瓶とぶつかり、粉末状のアンテナ物質をつけられたことが原因で、基地の位置を逆探知されたというものです。資源探査衛星の改造はISO側で南部長官も一緒になってやってまして、こちらはこちらで改造途中ながら地中のギャラクターの移動をキャッチしてました。
以前の、当時モノカードの甚平カラーの竜といい、タツノコプロ監修だと逆にネタが仕込まれているということなのかもしれません(違うって)。
9月
18
2011
|2011/9/18(日曜日)-00:46| カテゴリー: ファンフィクなど
| 6 個のコメント
某所に出してエロだと言われました^^;)。
以前のguinea pigの後半書き直したバージョンです。どっちのラストがいいかは微妙。前のは後半くどくならないように敢えて短くしたんですが、削ったものがあったわけで。
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6月
8
2011
|2011/6/8(水曜日)-23:27| カテゴリー: 雑記
| 6 個のコメント
PSPソフト「Steins;Gate」をamazon.comで予約したんだが……。
限定版の同梱物が、緑色のスリッパ
と、オリジナル白衣
である件(爆)。
もうね、南部君に祟られたとしか思えません。
やっぱり、こんなふざけたイラスト↓描いたのがまずかったんでしょうか、博士……。