【関連コメント】
【シナリオデータ】
三日月基地の最後 制作No.105
制作 竜の子プロダクション
脚本 陶山 智 鳥海永行
- 海底
ノコギリ鮫型潜水母艦から発射される、鬼ヒテド型海底ミサイル。
N「ギャラクターのノコギリ鮫型潜水母艦から発射された鬼ヒトデ型海底ミサイルは、ガッチャマン達の三日月基地に向って、猛スピードで突進していた」 - 三日月基地・南部の指令室
悄然と、佇む南部博士、健・ジュン達。
N「一方、三日月基地にいる南部博士やガッチャマン達は、迫り来るギャラクターの痛手になす術もなかった」
係員の悲愴な声がスピーカーから流れる。
「魚雷らしい物体三阡米に接近!どんどん近ずいています!」
健「くそ!」
と、窓硝子を拳で叩く。
係員の声「魚雷らしい物体二阡八百米に接近!」
南部「うむ!」
とインターホーンのボタンを押すと。
「基地の全員に告ぐ!あらゆる船舶を利用して、直ちに全員この基地より撤退せよ!」
と悲愴な顔で云う。 - 同・機関室
南部の命令を聞いていた技師達は動こうともしない。
技師(A)「(インタホーンに)博士!我々はこゝから動くわけにはいきません!」
南部の声「ギャラクターの総攻撃はすでに開始されたのだぞ!この基地が爆破されるのも時間の問題なのだ!」
技師(A)「判っています。我々が引き退ればそれだけ世界平和とマントル計画の達成は遠去かるのです!」
技師(A)「(他の技師達に)みんな!何処でもいゝから、しっかりと掴まれ!間もなく大爆発が起るぞ!」 - 同・南部の指令室
南部「頑固な人達だ。健、全員を撤退させてくれ!こうなったら出発するだけ犠牲者を少なくするしかない……」
健「博士はどうなされるのですか!」
南部「私は重要書類を始末せねばならぬ。ギャラクターの手に渡らぬようにな……」
と、ロッカーから書類を投げ出す。
健「博士!」
南部「健、早く行ってくれ!もう時間がない。言うことを聞かぬ者は殴りつけてもかまわぬから撤退させろ!」
健「よし、ジュン行こう!」
とジュンと共に出て行く。
南部、机の上でマッチを擦ると、不感の思いで書類に火を放つ。 - 海底
三日月基地に向って、突進して来る鬼ヒトデ型海底ミサイル。
無数のドリルを出して、回転すると基地の外壁に穴を明けて、海水と共に中に突入して行く。 - 三日月基地・機関部内
飛び込んで来る海水と海底ミサイル。
機関部に装着された電波発信装置にドッキングすると、爆発する海底ミサイル。
技師達「ウワーッ!」
一瞬にして修羅場と化す。 - 同・螺旋階段
を降りる健とジュン。
と突然!下から突き上げる様なショックと共に、火柱が突き抜ける。
ジュン「キャーッ!」
健、一瞬のうちにジュンの手を引いて、飛び上がると、壁に出た張り出しの上に立つ。
その二人の目の前を強烈な災が吹き上がる。 - 同・南部の指令室
床を破って災が吹き上がる。
南部「ウワーッ!」
と部屋の隅に吹き飛ばされる。 - 海底
機関部周辺で大爆発を起す三日月基地 。 - G・Pの中
”ドン!”とショックが伝わって来る。
ジョー「どうした竜!」
竜「何んだか判らん!」
甚平「何かが爆発したみたいだぜ…」
ジョー「俺達の基地に何かが起ったにちがいない。竜、急いで帰還するんだ!」
竜「ラジャー!」
と、レバーを引く。 - 三日月基地・機関室内
侵水が激しく、県命に防ごうとしている技師達。
発電器が物凄いスパークの火花を上げている。 - 同・螺旋階段
吹き上げる災が治ると、物凄い煙が吹き上げて来る。
健「ジュン、連絡用潜水艇の格納車へ急ぐんだ!」
ジュン「ラジャー!」
と健と共に下方に飛び降りる。 - 同・連絡用潜水艇の格納庫内
着地する健とジュン。
健「うッ!これはひどい…」
連絡用潜水艇は全て破壊され、単なる機械の固りの様に転っている。
ジュン「全て破壊されているわ!」
健「くそ!こうなったらゴッド・フェニックスを使うしかない」
とブレスレットに
「博士!脱出用潜水艇は全て破壊されています……」
だが応答はない。
健「博士!どうしたんですか、応答願います!」
ジュン「健、博士が心配だわ」
健「よし、博士の所へ行こう!」
と煙の中を飛び発つ。 - 海底
G・Pが行く。 - ノコギリ鮫型潜水母艦の指令室
カッツェ「ハハハハ……見事成功したな!」よし、第二次攻撃を開始しろ!」
隊長「カッツェ様、後からゴッド・フェニックスが接近して来ます!」
カッツェ「よし!海底の泥の中に潜るのだ!」 - 海底
泥の中に潜って、姿をかくすノコギリ鮫型潜水母艦。
その上を通過して行くG・P。 - G・Pの中
スクリーンの上に爆破された三日月基地が見えて来る。
突然!甚平が泣き叫ぶ。
「うわあ!俺達の基地がやられてる!」
竜「くそ!ギャラクターめ、俺達の基地を目茶苦茶にしやがって!」
ジョー「甚平!ギャラクターは何処にいるか、レーダーが掴めないか?」
甚平「レーダーには全く反応がねえ!」
ジョー「くそ!竜、こうなったら一刻も早くみんなを救出するしかねえ。ゴッド・フェニックスを基地に突入させろ!」
竜「ラジャー!」 - 三日月基地・G・P・の格納庫(表)
突入して行くG・P。 - G・Pの中
ジョー「竜、お前はこゝに残って、いつでもゴッド・フェニックスが飛び立てるようにしておけ!」
竜「ラジャー!」
ジョー「甚平、来い!」
と出て行く。 - 三日月基地・格納庫の中
海水が引き、G・Pから飛び降りるジョーと甚平。 - ノコギリ鮫型潜水母艦の指令室
隊長「カッツェ様、ゴッド・フェニックスは基地内に逃げ込みました!」
カッツェ「そうか、それは手数が省けるわい。よしゴッド・フェニックス諸共、ガッチャマン共を地獄に送り込んでやれ!」
隊長「は、はあ!」
レバーを引く。 - 海底
ノコギリ鮫型潜水母艦、海の中から浮き上がると、海底ミサイルを発射する。 - 三日月基地・南部の指令室(表)
駈けつける健とジュン。
健「博士!」
と扉が自動的に開きかける。
わづかに開いた瞬間、”ガン”とショックが伝わり、健とジュンは吹っ飛ぶ。 - 海底
三日月基地の機関部にまたしても命中する海底ミサイル。
大爆発を起し、基地は見る見る、くの字型に折り曲っ行く。 - 三日月基地・南部の指令室(表)
投げ出されたように転がる健とジュン。
床が傾斜して、滑って行く。 - 同・内
鋲を飛ばして、床を離れたコンピューターが、南部に向って滑って行く。
南部、煙の中で立ち上がると。
「アッ!」
と、叫ぶ。
その瞬間、”ガツン!」と、壁とコンピューターの間に挟まれてしまう。
南部「くそ!」
と手でコンピューターを押すが、ビクともしない。 - G・Pの格納庫内
傾斜する庫内。
横すべりを始めるG・P。
”ガン!”と壁に撃突する。 - G・Pの中
操縦席より転がり落ちる竜。
竜「(起き上がると)何んだこりゃ、機体が斜めになっとるぞ。と云うことは基地が……大変だこりゃァ、ゴッド・フェニックスが飛び立てんぞ!」 - 三日月基地・南部の指令室(表)
床を這う様にして扉にとりつく健とジュン。
その瞬間!基地内は停電となり、火災による災で二人の姿が浮かび上る。
健、扉を引くが開かない。
健「くそ!停電でドアーが開かない!」
「よし、俺らのクラッカー爆弾でその扉を吹っ飛ばしてやる!」
甚平とジョーが立っている。
ジュン「甚平!」
健「よせ!甚平。博士は部屋の中の何処にいるか判らないんだぞ!」
ジョー「まったく自動扉って奴は世話がやけるぜ」
とエアーガンを出すと、銃口にアタッチメントをはめ込む。
ジュン「(ブレスレットに)博士!応答して下さい!!」 - 同・内
コンピューターに挟まれた南部、床に放り出されたインターホーンに手を伸ばすがとどかない。
インターホーンから流れるジュンの声。
「博士!応答して下さい!!」
南部「う、うゝッ!」
と身体を伸すが届かない。 - 同・表
回転するジョーのエアーライフルの先端。
扉の鍵穴を砕く。
ジョー「よし、これで中に入れるぜ」
と、扉を蹴る。 - 同・内
飛び込んで来る件達。
健「博士!何処ですか?」
南部「う、うッ、健、こゝだ……」
部屋の隅に走る健達。
コンピューターに挟まれて、倒れている南部を見
健「博士!」
ジョー「こいつはひでえや……」
甚平「うわーッ、博士がせんべいになっちまうよ!」
ジュン「博士、しっかりして下さい!」
健「よし、みんなの力でこのコンピューターを動かすんだ!」
と、コンピューターに取り組む健、ジュン、甚平、ジョー達。
全身の力を込めるが、コンピューターはビクともしない。
甚平「く、くそ!駄目だビクともしねえや」
ジュン「甚平、駄目よあきらめちゃ……」
南部「無理だ。このコンピューターの受領は七百キロ以上ある。おまけに基地全体が毛イズyあしている……」
竜の声がブレスレットから流れて来る。
竜の声「健、大変だ!基地全体が傾斜している為、ゴッド・フェニックスは飛び立てんぞ!!」
健「くそ!」
と、拳を握る。 - ノコギリ鮫型潜水母艦の指令室
ブラウン管に、くの字型に曲がった三日月基地が映っている。
カッツェ「フフフ……もうちょっとでガッチャマン共の基地は転覆だな」
と北叟笑む。(前半終り)
- 三日月基地・機関部内
破れた壁から物凄い勢いで流れ込む海水。
県命に浸れを防ごうとする技師達。
炎が吹き抜けた天井の穴から、コンヒユターや機械類が落ちてくる。
そのコンピューターの下敷となり、海水に沈する技師達。 - ノコギリ鮫型潜水母艦の指令室
カッツェ「よし!ガッチャマン、直すにとどめを刺してやる。全弾を叩き込め!:
と隊長に命ずる。 - 海底
ノコギリ鮫型潜水母艦から発射される海底ミサイル - 三日月基地内・G・Pの格納庫内
軋む庫内をG・Pが滑り壁に機体をぶつけている。 - G・Pの中
竜が県命に機体を操作している。
竜「く、くそ!何んとかしてくれ、このまゝじゃゴッド・フェニックスはポンコツになっちまうだ!」 - 海底
三日月基地に炸裂する海底ミサイル群。 - 三日月基地・南部の指令室
強烈なショックに吹き飛ばされそうになる。
健達。
南部「ウ、ウーッ!」
と悲痛な声を上げる。
壁が破れて海水が物凄い勢いで噴き出す。
甚平「兄貴!助けて!なんとかしないとみんな死んじまうよ!」
ジョー「健、基地全体を元のバランスに戻さぬ限り、博士を救い出す事もゴッド・フェニックスで脱出する事も出来ないんじゃないのか?」
健 「うむ……よし!上の三日月サンゴ礁を切り離すんだ。そうすれば軽くなっても、バランスは元に戻るかもしれない」
ジョー「切り離し装置は操舵室にあるはずだぜ」
健「うむ……」
ジョー「それも十分以内に切離して、元のバランスに戻さないと、このまゝ深海に引き込まれちまうぜ」
健「ジュン、甚平、博士を頼んだぞ!ジョー行こう」
と出て行く。 - 同・コンピュータールーム内
大小のコンピューターが倒れ、中央には下から爆風が吹き上げたのか、巨大な穴が空いている。
そのコンピューターの間を走る健とジョー。 - 海底
三日月基地の水中用ロケット燃料庫が、爆発で吹っ飛ぶ。 - 三日月基地・コンピューター・ルーム内
振動で動き出した、コンピューターがまるで生き物の様に健とジョーに向って来る。
健とジョー、巨大な穴の上に通ったパイプに危うく飛びつく。
コンピューターは穴の中に次々と落ちて行く。
海水がみるみるせり上がって来るのが、穴の中から見える。
ジョー「健、今の爆発で侵水は激しくなったぜ、早いところやらねえと間に合わねえぜ」
健、ジョー、身体を思い切り振ると、サッ!と飛び発ち床の上に着地する。 - 同・操舵室
煙に巻かれて倒れている技師達。
破れた壁から入って来る健とジョー。
健、技師の腕をとり、
健「駄目だ!窒息している……」
ジョー「くそ、どれが切り離し装置だか判らねえ」
軋む室内。
健「ジョー!基地が深海に落ち込み始めたぞ!」 - 同・南部の指令室
胸元まで海水につかっている南部。
甚平、県命になって机で、壁の割れ目から入って来る海水をくいとめている。
軋む室内。
不安げに天井を瞶める南部、ジュン、甚平。
南部「ジュン、私のことはもうよい。甚平を連れて行きなさい……」
ジュン「博士!何を言うんです!」
南部「基地は深海に向って沈み始めた……。君達をこんな事で死なすわけにはいかない……」
ジュン「博士、元気を出して……健とジョーが頑張ってるんですから……」
南部「う、うッ!」
と目を閉じる。 - 海底
バリバリと音を立て、沈む三日月基地。
下部が上部の下敷となり、小爆発を起す。 - ノコギリ鮫型潜水母艦の指令室
隊長「カッツェ様、ガッチャマン共の基地が深海に向って沈み始めました」
カッツェ「よし、最後の最後まで見とどけるのだ」
隊長「しかし、この潜水母艦は深度二阡六百が限度です」
カッツェ「判っている!追える所まで追うのだ!」
隊長「は、はァ1」 - 三日月基地・南部博士の指令室
水圧に押されて、鉄の壁が脹む。
机で水圧を押えていた甚平が吹っ飛ばされる。
流れ込んだ海水が南部の首まで迫る。 - 同・操舵室
ジョー、かまわず次々とボタンを押して行く。
と、突然!
「ウワーッ!」
と、感電する。
健「どうしたジョー!」
ジョー「くそ!」
と腹立ちまぎれに足元のレバーを蹴る。
と頭上でグーンという音がする。
ハッ!と天井を見挙げる健とジョー。 - 海底
三日月基地より、サンゴ礁が離れて行く。 - ノコギリ鮫型潜水母艦の指令室
ブラウン管を見ているカッツェ。
「おゝ、ガッチャマン共の基地がバラバラになって行くぞ!」
隊長「カッツェ様、我が潜水母艦の深度限界を越えました」
カッツェ「ハハハ……奴等とてもうおしまいだ。よし、浮上せよ。さっそく総裁に御報告だ。きっとお喜びになるぞ!」
隊長「今度こそ、総裁Zが実現しますな」
カッツェ「フフフ……うれしい事を云う奴だ」
と隊長の肩をどやす。
カッツェ「ブラウン管に映った三日月基地をみながら、
「消えろ!消えろ!海底の藻屑となって消えてしまえ!ハハハ……」 - 海底
深海に向って沈む三日月基地。
浮上して行くノコギリ鮫型潜水母艦 - 三日月基地・操舵室
床が次第にせり上って来る。
健「しめた、サンゴ礁が離れたぞ!」
ジョー「だが、急速に海底に向ってるぜ。見ろよ、今にも鉄板がひち破れそうだせ」
脹らんだ鉄壁が今にも破裂しそうである。
突然!健とジョーは、
「アッ!」
と、叫んで耳を押える。
健「く、くそ!気圧の変化で鼓膜が破れそうだ!」
ジョー「早いとこ脱出しないと、次は心臓が破裂するぜ!」 - 同・南部の指令室
水没しそうな南部の頭を庇っているジュンと甚平。
苦痛に耐えている。 - G・Pの格納庫内
水平に向う床
G・Pが横すべりを始める。 - G・Pの中
耳を押えてうずくまる竜。
「痛え!くそ!」
とハッと我に返えり
「タハッ!水平に戻ったぞい。よし!発進準備開始!」 - 同・南部の指令室
溺れる寸前の南部、ジュン、甚平。
甚平「お姉ちゃん!」
とジュンの手を握る。
ジュン「甚平、お前よく頑張ったね……」
と、思わづ甚平の頭を抱く。
ググーッ!とコンピューターが動き出す。
ジュン「(甚平の頭を突き離し)アッ!コンピューターが動いたわ。甚平、博士を救け出すのよ!」
ジュンと甚平、南部をコンピューターの間から救い出す。 - 同・G・Pの格納庫の前
南部を肩に背負って来る、ジュンと甚平
健とジョーもやって来る。
ジュン「健!」
甚平「あっ!兄貴!」
健「よし、博士をゴッド・フェニックスに運び込むのだ!」
ジョー「早くしねえと、あっと云う間に気圧の変化で基地はへし曲げられるぞ」
と博士を背負う。 - G・Pの中
南部を座席に座らせる健とジョー。
南部「みんな……すまなかったな……」
健「何も云わずにやすんで下さい」
と言ふ竜に、
「竜、早いとこ脱出するんだ!」
竜「ラジャー!」 - 三日月基地・格納庫内
海水が注入される。
発進するG・P。 - G・Pの中
健「竜、気圧をいっぱいに上げて静かに上昇しろ!」
竜「ラジャー!」
と計器盤のダイヤルを操作する。 - 海底
三日月基地より発進するG・P。
その瞬間、水圧により三日月基地はアメの様にねじれて行く。 - G・Pの中
南部「(譫言の様に)み、みんな……超バードミサイルで三日月基地を叩け!」
甚平「お姉ちゃん、博士は気が狂ったのとちがうか?」
ジュン「バカね、単なる譫言よ」
健「ちがう!博士は本気で言っとるのだ」
ジュン「えっ!?」
健「博士は、基地がギャラクターの手に渡るのを恐れているのだ!」
一同「……」
健「ジョー、超バードミサイルで基地を爆破しろ!」
ジョー「俺は気が進まねえ……」
健「……」
無言で、発射ボタンに手をかける。
竜「健!」
健、悲愴な表情で発射ボタンを押す。
発射される超バードミサイル。
大音響と共に爆発する三日月基地。
竜「くそ!あれは俺達の墓標だな……」
目を閉じている健とジョー。
一同の目に涙が光る - 海底
暗黒の世界に花の様に散って行く三日月基地。
N「こうして、ガッチャマン達の基地は、永遠に暗黒の世界に消え去った。だが、これで決してギャラクターとの斗いに破れたわけではない。ガッチャマン達は新たなる斗志を胸に秘めて立ち上がるのであった」(終)
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