何で南部博士だけ……(泣)

|2010/5/23(日曜日)-20:26| カテゴリー: 初代, 蒐集
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 68話「粒子鉄獣ミクロサターン」。
 突然、平和な島で起きた核実験の謎を探るために諸君達が出動しますが、島の周囲に放射能帯があるだけで、島には核実験の痕跡がありません。鉛でできたらしいミニ鉄獣ミクロサターンが、壊れた街の表面を覆って、放射能を防ぐとともに、無傷なように見せかけていたからです。
 放射能帯を突っ切るには科学忍法火の鳥しかなく、往復で火の鳥をやると燃料が足りなくなるので、南部博士は島の近くに補給のための調査船を待機させます。鉄獣に襲われて火の鳥で逃げ出し、衝撃で墜落……と思ったら無事に着艦していて、南部博士も来ています。ところがこの南部博士はカッツェが変装した偽者で、早く基地に戻ろうなどと言って、三日月基地の場所を突き止めようとします。無くなったはずの燃料が残っていたことから、健が気付いてブーメランでニセ南部博士を攻撃します。
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 何とか直撃を避けるニセ南部博士。

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 しかし、右頬に縦に傷が入ってしまいます。

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健「ジョー、ジュン、甚平、博士の顔をよく見ろ」
ジュン「血が流れてない」
健「鈍いぞベルクカッツェ。自分の仮面に傷つけられて気が付かぬとは、いかにもお前らしい」

 さて、こちらは、タツミムックの「検証70年代アニメーション 誰だっ!!科学忍者隊ガッチャマン」の表紙です。株式会社竜の子プロダクション監修、 2000年5月1日発行、第一刷、ISBN4-88641-501-6、定価は1500円です。現在でも、アマゾンマーケットプレイスやヤフオクに出品されていますので、入手は容易と思われます。
 出版された頃に書店で見つけて即買いしてました。その時もあれっと思ったのですが、なかなかLDを買える経済状態ではなかったり、いろいろばたばたしていて、じっくり確認するのが今頃になってしまいました。

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 キャプ画像と色合いが違ってますが、南部博士の顔に注目。
 右頬に縦に傷がありますorz。
 表紙の諸君は全員本物なのに、南部博士だけカッツェが変装した偽者です(爆)。いやもうホントにあんた誰?
 確かにこの回の南部博士はカッツェの変装なのに作画が良いからイケメンでした。しかし、よりによって表紙に偽者を選んでこなくたって……。南部博士の扱いって一体……。南部博士ファンとしては、第二刷を出すときに博士の絵を差し替えろと言いたいです。そのまま絶版になってしまったらしいので、今更クレームの出しようがありませんが。
 とりあえず、この表紙の絵を選んだ奴ちょっと来い(怒)ヽ(#`Д´)ノ

 ってか竜の子プロダクションが監修してて、表紙がニセ南部博士でいいんですかホントに。こういう、南部博士ファンを悲しませることをやっちゃったんだから、タツノコプロは責任とって、ちゃんともう一度ガッチャマンをリメイクして、今度こそ(OVA版の意味不明な格好の南部博士じゃなくて)TV版の南部博士を出してもらいたいです。