16話「無敵マシンメカニカ」
ISOの最新鋭の工場がギャラクターにいいように利用されるは、最新の鋼材は盗まれるはで、ブチキレ南部君が拝める回です。テーブル叩いて怒り心頭の南部博士というのは珍しいです。冷静なことが多いキャラなので。
それはそうと、同じ回でも瞳の色が変わってますね。
こちらは横顔、蒼い瞳の南部博士です。
ころころ瞳の色が変わるキャラ、というと、ちょっと古いけど漫画の「超頭脳シルバーウルフ」とか、そのドラマ化の「銀狼怪奇ファイル〜二つの頭脳を持つ少年〜」を思い出しますね。普段は普通の主人公がピンチになると髪と瞳の色が銀色になって天才的能力を発揮する、という……。南部博士の場合は瞳の色がどう変わろうが関係無しにマッドな方向にブッ飛んでますけど。
ところでこの回、メカニカの調査と対策は、三日月基地ではなくて別荘の方で行っています。その別荘の一室ですが、大きな部屋です。三日月基地完成後は徐々に基地登場の回が多いのですが、たまに別荘での活動が描かれています。基地の設備と遜色ない研究施設になっているようです。
結局メカニカは、南部博士の設計図を健が持って行って、メカニカ内部で読み込ませることで、形を変えてしまうのですが、ブチキレ南部博士は何と遊園地の設計図を作りました。
わざわざ自分で結果を見に来てずーっと上機嫌です。音声は入ってないんですが、例の高笑いが聞こえてくるような気がします。
もとはといえば工場だったわけで、もう一度工場につくり直す方が普通な気がしますが……。あるいは、使いやすいように、もうちょっと汎用の部品にしてしまうとか。
ISOの工場が壊されました→最新の鋼材盗まれました→図面次第で形を変えるメカニカをギャラクターに作られちゃいました→勝てないので別の設計図食わせて遊園地にしておきました、って報告を受け取ったアンダーソン長官をはじめ、ISO幹部達の困惑した顔が目に浮かびます。
キレると斜め上の行動に走る南部博士がすてきです……。