17話「昆虫大作戦」。
瞳の色がころころ変わる南部博士の次は、眼鏡のフレームが変わる南部博士です。
17話は、眼鏡のフレームが太くなったシーンがあります。
眼鏡のスタイルでやっぱり印象が変わりますね。フレームが目立たないシーンの方が多いし、その方が切れ者のイメージが強く出ると思います。
これは続きのシーンです。顎に手を当てるおなじみのポーズで考え込む南部博士。かなり若い感じに描かれています。
ところが直後に左の眉毛が無くなってます。70年代のツッパリかよ!って思わずツッコミ。
多分、このあたりの作画の注意事項は、文書にしてアニメーター全員に回さないと間違いが起きるということなんでしょう。
初代の総監督の鳥海永行氏は、小説の中で、南部博士を
薄い縁なしの眼鏡、口髭をたくわえた年のころ四十前後の学者風の紳士である。
と描写しています。総監督としては、南部博士の眼鏡は「縁なし」のつもりだったようです。