8月
18
2010
|2010/8/18(水曜日)-00:12| カテゴリー: 初代
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16話「無敵マシンメカニカ」
ISOの最新鋭の工場がギャラクターにいいように利用されるは、最新の鋼材は盗まれるはで、ブチキレ南部君が拝める回です。テーブル叩いて怒り心頭の南部博士というのは珍しいです。冷静なことが多いキャラなので。
それはそうと、同じ回でも瞳の色が変わってますね。
こちらは横顔、蒼い瞳の南部博士です。
同じ回に登場する、茶色の瞳の南部博士。
ころころ瞳の色が変わるキャラ、というと、ちょっと古いけど漫画の「超頭脳シルバーウルフ」とか、そのドラマ化の「銀狼怪奇ファイル〜二つの頭脳を持つ少年〜」を思い出しますね。普段は普通の主人公がピンチになると髪と瞳の色が銀色になって天才的能力を発揮する、という……。南部博士の場合は瞳の色がどう変わろうが関係無しにマッドな方向にブッ飛んでますけど。
ところでこの回、メカニカの調査と対策は、三日月基地ではなくて別荘の方で行っています。その別荘の一室ですが、大きな部屋です。三日月基地完成後は徐々に基地登場の回が多いのですが、たまに別荘での活動が描かれています。基地の設備と遜色ない研究施設になっているようです。
結局メカニカは、南部博士の設計図を健が持って行って、メカニカ内部で読み込ませることで、形を変えてしまうのですが、ブチキレ南部博士は何と遊園地の設計図を作りました。
わざわざ自分で結果を見に来てずーっと上機嫌です。音声は入ってないんですが、例の高笑いが聞こえてくるような気がします。
もとはといえば工場だったわけで、もう一度工場につくり直す方が普通な気がしますが……。あるいは、使いやすいように、もうちょっと汎用の部品にしてしまうとか。
ISOの工場が壊されました→最新の鋼材盗まれました→図面次第で形を変えるメカニカをギャラクターに作られちゃいました→勝てないので別の設計図食わせて遊園地にしておきました、って報告を受け取ったアンダーソン長官をはじめ、ISO幹部達の困惑した顔が目に浮かびます。
キレると斜め上の行動に走る南部博士がすてきです……。
8月
12
2010
|2010/8/12(木曜日)-23:54| カテゴリー: F
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F36話「ハイパーシュートの危機」より。
ハイパーシュートネタでフィクを書いているうちに、どうしようもないギャグが思い浮かんだので投下。
本当は自分絵で4コマにするつもりだったんだけど、その時間が無さそうなので、アニメ本編の絵をかりてとりあえずネタだけメモ。
1コマ目と2コマ目は、4コマ描く時は白色レグホンに変更の予定。
8月
7
2010
|2010/8/7(土曜日)-00:33| カテゴリー: 初代
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39話「人喰い花ジゴキラー(前編)」
貯水池にジゴキラーの群れを見にくる南部博士。
両脇にぴんと跳ねてる前髪の触角頭がなんともかわいくて、初代の南部博士の絵の中でもかなり気に入ってる1枚です。は〜あ、立派な触角だわ。
というか、花見に来て触角って、虫の仲間ですか南部博士。
この回の南部博士ときたら、眼鏡に触角頭にジゴキラーに萌えまくり。南部博士ってば一体どんだけ萌えキャラなのかと。
触角かわいいよ触角。
8月
3
2010
|2010/8/3(火曜日)-22:08| カテゴリー: 初代
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15話「恐怖のクラゲレンズ」。
ISOの調査ヘリマントル1号が、公害の毒に蔽われてしまったゴーストシティの調査に向かうのですが、南部博士が止めるのもきかずに調査を続行して遭難(実際にはギャラクターの攻撃を受けて撃墜された)します。
調査結果は三日月基地に中継されて、それを南部博士とアンダーソン長官が聞いているわけですが、目の前で南部博士が命令を無視されまくっているのにアンダーソン長官はだんまりを決め込んでました。長官命令出して帰還させれば良かったのに……。
いまいちアンダーソン長官が仕事してないっぽく見えるのは、こういう行動が原因なんでしょう。
三日月基地内でクラゲレンズについて諸君に説明する南部博士。
円形の壁がみえていて、なかなか内部の設備も充実しています。
今回、諸君は、南部博士の作った金色の特殊皮膜を吹きつけたゴッドフェニックスで出撃します。クラゲレンズにとりつかれて一部剥がれますが、最期の科学忍法火の鳥でも被膜は無事でした。毒ガスを防ぐというよりも、むしろ火の鳥に耐えるという性能の方が凄いような。
8月
1
2010
|2010/8/1(日曜日)-00:03| カテゴリー: 初代
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12話「大喰い怪獣イブクロン」。
ギャラクターが世界中のサトウキビやサトウダイコンを奪ったため、ISOでも対策を協議。
参加人数に比べて、今回はテーブルが狭いです。ほとんど椅子の幅だけで、全員ぎっしりと並んでいます。左やや上がアンダーソン長官、その隣が南部博士です。
南部博士の前をよく見てください。南部博士の資料だけ、他の人たちに比べると明らかに分厚くて、しかも2冊もあります。書類1枚の人とか2枚の人は居ますが、圧倒的に南部博士の前の資料の枚数が多いです。実際の対策は南部博士がするしかないので、情報が全部集まっていたということなんでしょうけど。
アンダーソンのとなりでやれやれ、という顔で目を閉じている南部博士。何だかお疲れの様子です。話し合ったところで相手がギャラクターなら、南部博士が忍者隊に指示してどうにかするしかないわけで、南部博士にとっては全く意味のない会議に違いありません。会議での議論は出ませんでしたが、きっと、どうにかしてくれという愚痴やら嘆願やらが南部博士に集中したのではないでしょうか。
そのせいか、この後で竜を呼び出す時の呼び出し方が妙にせわしない上にいらついていたような……(汗)。居住環境の悪い部屋での会議でしたからねぇ。
ゴッドフェニックスの通信装置に現れた南部博士。会議の時とはうって変わって、晴れやかな表情です。実りのない会議に付き合わされるよりも、結果の出る仕事をしている方が良いということなんでしょう。何かちょっと若々しい感じですね。
7月
30
2010
|2010/7/30(金曜日)-02:57| カテゴリー: F
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F23話「魔のメカランド」。
タンガニア国王を守って、催眠電波に操られた諸君と銃撃戦するアクション南部君を楽しめる回です。
シナリオデータはこちら。
電波車に乗って南部長官がやってくるシーンは、シナリオでは夜で国王は寝ていますが、本編では翌朝になっています。シナリオでは、諸君はホテルの廊下で国王を追いかけることになっていますが、本編では、国王の部屋に踏み込んだ直後に南部長官が到着します。また、本編では南部長官は小型の電波発信機を持ってホテルに入っています。
諸君が銃を構えているところはシナリオ通りです。が、南部長官のアクションは演出の効果で、ずいぶんかっこいいものになっています。
諸君を追いぬいて走る南部長官です。
画面右側には、隠れて様子を伺っている国王。南部長官、諸君に背後から銃で狙われているのに、一気に走って国王の元へ。
と思うと、身軽にテーブルを飛び越える。
顔だけ見せて覗いている国王が何だかかわいいです。
片手に発振器を持ったまま敏捷にテーブルの反対側に着地。
やっぱり、身体能力も運動神経も衰えていない南部長官。10話で見せた戦闘能力はまぐれではありませんでした。
盾にするためにテーブルを立てます。花瓶は床に落っこちて粉々、花は散らばってしまいます。
国王が使う部屋だけあって、家具も高級品なのか、かなり厚い板でできているテーブルです。
懐から銃を引きぬく南部長官。
シナリオでは、一発目は麻酔弾でしたが、本編ではそのまま実弾で諸君と撃ちあう展開になります。
銃の形は、諸君たちのと同じもののようです。
10話では、操られた南部長官が諸君と撃ち合いましたが、今回は、諸君の方が操られる展開です。初代で操られて、というか猿の脳波にされたときは、ジョーの手刀で済んでましたが、Fでは、どっちが操られても銃撃戦になるようです。
7月
29
2010
|2010/7/29(木曜日)-00:05| カテゴリー: II
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II4話「かえって来たジョー!?」。
今回は、ギャラクターがマントルエネルギーを利用しようとして事故を起こし、地上に大被害をもたらします。
南部博士は、マントル測定器をニューゴッドフェニックスに積んで一緒にデラ砂漠へ赴きます。
操縦席上部に吊るされているのがマントル測定器。操縦席のある部屋、天井は高いし床も広々としています。この測定器、天井にある円形の穴から部屋に降りてきている……ということは、天井には、測定器と上下移動させるアームやメカまで収納するだけの空間があるということになります。
マントル測定器から送られてきたデータをニューゴッドフェニックス内で収集・分析する南部博士。オープンリールのテープが山ほどついているのが時代を感じさせますが、やはりこの部屋も広いですね。
こちらは分析中の南部博士。コンピューターのディスプレイに顔が映り込んでいます。
この回の南部博士は、髪の毛が長めでちょっぴりワイルドな印象。データを見つめる鋭い目がかっこいいです。やっぱり、博士は仕事をしている姿が一番似合っています。
諸君のメカ5台を積んで、なおかつ操縦席や研究室がこれだけ広々としているのですから、いちばんたくさんいろんな物を載せるスペースがあるのがニューゴッドフェニックスということになりそうです。初代のゴッドフェニックスは、4台のメカを収納して操縦席回りがそれなりの広さでした。が、実験室を余分に作るほどの容積はなさそうです。Fのスパルタンは、元々操縦席部分のスペースに余裕のない5機が合体して、座席が移動してくる仕組みなので、移動のギミックを作ったら、内部にはほとんど余裕はなさそうですね。
7月
28
2010
|2010/7/28(水曜日)-00:24| カテゴリー: II
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II18話「宇宙船応答せず」。
Gタウン内の広いプールで諸君が泳いでいると、南部博士がやってきます。プールから上がったジュンに、タオルを差し出す南部博士。
一応部下とはいえ、若い女性、スタイル抜群、おまけに美人のジュンを前にして、南部博士ったら普段と変わらぬこの大真面目で冷静な表情。素敵です、博士。
とはいえ、南部博士がわざわざプールサイドに来て、黙ってジュンにタオルを渡すなどというのは異常事態です。こんなことが異常事態に感じられるほど、南部博士の普段の行動が行動だということなんですけど(爆)。南部博士がこういう方向に親切なはずがないわけで。
当然、ジュンも、
博士、何か……
と、不審がります。
そりゃそうでしょう。出撃ならば、ブレスレットで「集合せよ」と諸君の都合はおかまいなしに呼びつけるのが普通ですから。
南部「ああ、国際科学技術庁の航空宇宙局から宇宙連絡艇の修理を頼みに来ているんだ。行ってくれたまえ」
ジュン「はぁ?」
……案の定仕事でした。
しかし今回は、ギャラクターへの対応ではありません。本来ならISOの技術者がどうにかしなければならない仕事なのに、適任者が居らず、ジュンに白羽の矢が立ったのです。ジュンのメカを扱う卓越した才能が見込まれてのことでした。本来の業務ではないですから、南部博士とて「忍者隊として出動せよ」という命令はできないし、強いことは言えません。言えませんが、仕事はしてもらわなければならない。
南部博士としては、とりあえず、プールサイドまで来て黙ってジュンにタオルを差し出すというのが、精一杯のお願いのポーズだったと思われます。
不器用なんだか堅物なんだか、無駄に真面目な南部博士のこの行動に萌えまくりですよ。一般人の基準で見るとまだ無愛想なんだけど、博士なりに目一杯気を遣っているのがわかって、天然のツンデレなこの博士がかわいくてかわいくて……。
7月
26
2010
|2010/7/26(月曜日)-23:45| カテゴリー: 初代
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南部響子さんのところで19話が取り上げられたので、それに関連して。
ジョーの肩に手をおいた後の南部博士が微笑むんです。
その「にっこり」をキャプってみました。この回は、蒼い瞳の南部博士です。
にっこり南部博士、って珍しいです。そもそも南部博士って滅多に笑わないんですよ。ほとんどのシーンは眉にシワよせて真面目、そうでなければもっと難しい顔、焦ってたり怒ってたり何かに集中して気合が入ってたり。たまに笑うとマッドな高笑いか、敵をはめて「ニンマリ」ですから。「にっこり」は本当に珍しいです。
7月
23
2010
|2010/7/23(金曜日)-23:14| カテゴリー: 初代
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105話「地球消滅!0002」
ブラックホール作戦のことを発表しないでおこうとする南部博士です。
アンダーソン長官から、
これ以上真相を隠し続けることは難しいんじゃないのですか。各国からの問い合わせもうるさいし。
と言われて、
いえ、真相の発表は止めてください。パニック状態を引き起こすだけです。
と答えているシーン。右側の前髪がしっかり跳ねてます。隠す気まんまんなのを表しているというか。
この回の南部博士、目鼻立ちもはっきり描かれていて、瞳も大きめなので迫力があってかっこいいです。
こちらは、すべてが終わって、テレビカメラの前でインタビューに答えているところです。
左ポケットの赤色のハンカチではなくて、内ポケットから白色のハンカチを取り出しています。
ハンカチは2枚常備でしょうか>南部博士。
ISOの方針として、ブラックホール作戦のことを公表せずに対処して、無事に食い止めたのですから、この記者会見を行うのはアンダーソン長官の役目のはずです。南部博士が答えてもいいのですが、隣に長官が居ないとおかしい。しかし、南部博士が単独で会見しています。
かなり危うかったですが、南部博士の指揮で地球はどうにか無事でしたし、アンダーソン長官は「もう勝手にしてくれ、南部博士」と思ってたのかも……。IIの前半で妙に態度がでかかったんですが、このあたりからその傾向はあったのかも。
7月
22
2010
|2010/7/22(木曜日)-22:12| カテゴリー: 初代
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104話「魔のブラックホール大作戦」。
ギャラクターの作戦で地球消滅の危機だと悟った南部博士。
いろいろ解説してくれるんですが、目を閉じているシーンが多いので選んでみました。
目を閉じてもイケメン南部博士なのでついつい見とれてしまいます。かわいいなぁ……。
いや、信じられないのも無理はない。落とし穴といっても、凝縮された引力だけが残り、そこへ近付いた流星などが吸い込まれるというのだ。これは、世界的科学者アインシュタイン博士が実際に宇宙に存在すると言っている事なんだ。
映画では、小隅センセによって、アインシュタインではなくオッペンハイマーだと訂正されましたが、TV本編はアインシュタインのままになっています。
実際には、オッペンハイマーより先に、シュバルツシルトがアインシュタイン方程式の解から導きだしています>ブラックホール。地球程度の質量だとブラックホール化は難しいし、できたとしても、成長できませんから、いつまでも残ったりせず、今度はホーキング輻射でさっさと蒸発して終わりそうです。……姿を消すことに変わりはないか(汗)。
こんな恐ろしいことができるのは、ギャラクターしかあるまい。
頭抱える南部博士。やっぱりまだウブでした(違)。
世界各地の被害状況はわかったが、一体どの地点で核爆発が行われたのか、まだわからんのか。
うん、早くコンピューターで割り出すんだ。手遅れになったら一体誰が全人類に言い訳をするんだ。早くせんか!
……お言葉を返すようですが、この場合、手遅れになったら地球も人類も姿を消すので、言い訳を聞かせる相手が居ないと思います、博士。言い訳の心配はしなくても良いかと。
ブラックホールって命名は1967年ですから、この回が作られるだいぶ前ですね。
7月
21
2010
|2010/7/21(水曜日)-22:57| カテゴリー: 初代
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ジョーの不調が明らかになる103話。
でもって前髪で語ってくれる南部博士。
ジョーの命があと一週間か10日だと連絡を受けて、前髪が落ちてます。
被害状況読み上げ。
一応仕事中で、右側がそれなりに跳ねてます。
具合悪そうなジョーを見てしまって次の指示が出てこない。心ここにあらず、といった感じ。判断の早い南部博士にしては珍しいシーンです。右側はさっきより下向き。
ゴッドフェニックスに向かってジョーに逃げられましたの報告。
アニメにおいて触角頭&アホ毛キャラが確立したのはもっと後ですが、既にその片鱗があったような気がします。
7月
20
2010
|2010/7/20(火曜日)-23:16| カテゴリー: F
| 7 個のコメント
F42話「南部長官の最期」。
南部博士ファンとしてはヽ(`Д´)ノウワァァン!!な回なんですが、見ているうちにどうも引っかかることが。
まず、南部長官ですが、致命傷を喰らう前に腕を撃たれています。その後、胸だか腹だかを撃たれたのが致命傷です。タツノコアニメのポリシーとして出血が直接描かれないために、どこを撃たれたかはっきりしません。
ただ、一発目の腕をずっと庇ったまま二発目が命中しているわけで、左腕を抑えた右腕は、図の通りの姿勢を取ればわかるように、ほぼ心臓の上を覆う形になります。ですから、二発目は心臓直撃ではないはずです。
健が駆け寄って抱き起こします。
南部「健」
南部「健、宇宙パルスの正体は、おそるべき反物質……」
健「いけない、しゃべったらいけない」
南部「反物質小惑星と、それを作り出している7つの宇宙ステーション」
南部「地球を、みんなで、た、頼む……」
これだけ話をする間、南部長官、意識はあったわけですよ。
話し終わって南部長官、がくっと力が抜けます。
健、そのままそっと南部長官を床に寝かせて大激怒。エゴボスラーを追い掛け回します。残りの諸君はギャラクター兵士と取っ組み合い。
つまりこの間、南部長官はそのまま床に転がされていたようです。
その後、鉄獣を破壊して南部長官をスパルタンに回収。スパルタンは不時着して、諸君が取り囲んで泣いてるし健は感傷に浸ってるし。
さて、USAの場合ですが、銃がらみの事件でERに担ぎ込まれた人の死亡率は5%、その後入院して死亡したのが8%という数値があります。
エゴボスラーの銃、どう見てもルガーP08です。ということは、9mmパラべラムで撃たれたと考えるべきでしょう。こいつで撃たれて暫く話ができる状態だったということは、中で傷が広がっていたとしても、止血して急いで病院に搬送すれば、助かったかもしれないわけです。来院時心肺停止でも、向こうの世界の科学技術は結構進んでるみたいですから、何とかなったかもしれません。
ところが。
健は心肺停止もろくに確認せずに南部長官を放置してエゴボスラーと追いかけっこ。抱き抱えて手袋の上から片手を握ってただけで、脈もろくに見ないで「長官死んじゃった」と思い込んでました。残る4人はというと、ギャラクター兵士と取っ組み合ってて、誰一人南部長官が本当に死んでるかどうかの確認をしていない。出血がひどくなって健に抱かれたまま失神したのだとしても、南部長官は暫くは生きていた可能性が高そうです。南部長官、声には出せないけれど、きっと「戦闘は後回しでいいからまず止血して病院に運んでくれー!」と思っていたに違いありません(爆)。しかし、諸君は、止血も蘇生法も行わずに南部長官を放置。
南部長官が諸君に応急処置のやり方を叩き込んでおかなかったのが今回の本当の敗因かもしれません。
2人くらいで止血と蘇生法をやりつつ残る3人で戦いながら全速力で退却、スパルタンで最寄の病院に搬送する、というのが、最も南部長官が助かる可能性が高い行動だったのに……。手当が早ければ早いほど助かる確率も上がるのに……。医師免許持ちの南部君、諸君の教育を間違えた模様です。
しかも諸君ときたら、鉄獣を破壊した後、スパルタンを不時着させて全員で長官を取り囲んで泣いてます。これでますます手遅れになって、完全に南部長官に止めをさしたのではないかと思われます。仮死状態でもこんな扱いだと完璧に死ぬわな。しかも諸君は、自分たちのせいで手遅れになったとは全く気づいてないみたいです。( ノ∀`)あちゃー。
7月
19
2010
|2010/7/19(月曜日)-11:58| カテゴリー: F, 考察や議論など
| 2 個のコメント
7月
19
|2010/7/19(月曜日)-11:54| カテゴリー: II
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※この記事は日記帳に書いていたものの再掲です。読みやすくするためこちらにまとめておきます。だいぶ加筆修正しています。
ガッチャマンII37話。甚平が、探知機をラッキー山脈のISO秘密研究所に運ぶ任務の途中で、ピューマの子供を助けたために研究所が壊滅します。小動物などを助けて任務失敗で被害拡大、ってパターンは何回かあって、甚平がやってくれることになっています。捨て猫や捨て犬を家に持って帰った経験のある子供は多いと思うので、多分、そちらからの感情移入を狙った演出かもしれません。
南部博士が部屋に入ってくるシーンもチェックポイントです。
まず、部屋内部のパネルの赤ランプが点滅します。
その後、諸君が居る部屋に南部博士が入ってきます。文字が省略されていますが、ドア上に半分くらい見えているグレーの板が、ランプ付きの表示板と思われます。また、背後に見える廊下のデザインがよくわかります。
南部「諸君。緊急事態だ。地震で破壊されたISO研究所で、サリンガスが漏れる恐れのあることが判明した」
健「サリンガス?」
南部「うむ。神経性の有毒ガスだ。万が一にも備えなければならないが、サリンの中和剤になるオキシム型の解毒剤の製造が間に合わんのだ。その上、研究所の被害の程度もよくわからん。直ちに、調査にあたってもらいたい」
ナレーション「国際科学技術庁のラッキー秘密研究所。ここに貯蔵してあった薬品類が、化学反応を起こして有毒ガスサリンが発生しようとしていた」
サリンが日本でポピュラーになったのってオウム事件以後だが、この回の放映は1979年6月10日。これ以前に知られていたとしたら、ナチスが第二次大戦中に量産していたということからでしょう。
Wikipediaによると、
1960年代にロッキーマウンテン兵器工場で大量のサリンを生産している。このサリンは一度も使用されることが無いままロッキーマウンテン兵器工場の倉庫に保管されていた。そして、1970年代になると全て廃棄処分された。
とあります。ガッチャマンでは実在する地名を微妙にもじった名前を使う傾向がありますので、むしろこちらを元ネタにして作られた話かもしれません。
ところで、上で引用したシーンで何事もなく南部博士が登場していますが、アニメで見せてないところで実はものすごいことになってたんじゃないかと思います。33話の最後の方で、ISOの偉いさん達が会議してるシーンがあって、メンバーが、ギャラクターの地震攻撃を食い止められない忍者隊は何をしているんだと南部博士に詰め寄るシーンがあります。ちゃんと仕事をしていてもその扱いなのだから、任務途中放棄で研究所一つ壊滅の上有毒ガス発生でさらに被害拡大なら、南部博士がどう吊し上げられるか推して知るべしで、指令を出しに部屋に戻ってくる前の会議場での説明が大変だっただろうという……。「会議ばっかりやってて現場には来ないくせに現場の仕事ぶりを責める大勢の偉いさん達」vs.「実働部隊の指揮官であることが権力の拠り所になっている南部博士」の構図になってて、しかも指揮官としては実働部隊の士気を下げるようなことはできない、という状況が見えてるわけです。
そういうのが積み重なって、Fあたりで「もう面倒なので自分で長官やります」って展開になり、さらに面倒を背負い込んだ感がなきにしもあらず……。