海底二万マイルの二次創作を探してたら、USAで出ていた”Captain Nemo” Xavier Joseph Carbajalにたどり着いた。古本が出てたので注文して届いたのを見たら、vol.13で、chapter 119から122までが収録されている……ちょっとまて12巻まではどうなったの?
amazon.comもamazon.caもvol.13以外は見当たらず。海外のSci-Fiサイトを検索してもこれ1冊しか記録はない。出版社と著者名で検索してもサイトが出てこない。関連情報網羅してるフランスのサイトMobilis in Mobileにも情報無し。これ1冊しか書いてないけどシャレというか表現のためわざとに13巻、ってやったのか、それとも12巻までは自費出版だったりとか?どうにもよくわからない。他の巻があるなら読みたかったんだが痕跡も無いというのは一体?
7月
2
2012
状況がわからんCaptain Nemo
|2012/7/2(月曜日)-23:09| カテゴリー: MOBILIS IN MOBILI, SF, 雑記
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5月
13
2012
DVDクリップとか
|2012/5/13(日曜日)-01:21| カテゴリー: MOBILIS IN MOBILI, コンピューターの使い方関係, 雑記
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ミュージックビデオからクリップを作ったり、LDをDVDに落としたりしているのだが……。
ミュージックDVDからは次の手順。
Any DVD Converterで、DVDを開いて、画像サイズ確認。元と同じ画像ファイルを出力サイズに。ビットレートは最大値を指定。出力フォーマットはAVIを選ぶ。
AVIをXilisoft 動画分割2で分割(私の用途なら動画編集の方を買った方が時間が節約できたような……)、必要な部分を切り出す。大きなAVIファイルだと、指定した場所から少しずれて切り出されるので(バグか?)、少し前後に余裕を持たせて分割後、再分割する。
必要な部分を抜き出したら、再度Any DVD Converterでmp4に。出力はCustomized MP4 movie、動画コーデックはmp4、サイズはオリジナルに合わせてビットレートは最高に、フレームレートはAutoで。アスペクト保持をチェック。この条件で変換する。
多分ソフトのバグとか相性の問題なんだろうけど、Any DVD ConverterでDVDから直接ビットレート最高の設定でmp4で引っ張り出そうとすると、VLCで音声が再生されないとかいろいろ問題が。最初の出力、DVDビデオにすればいいのかと思ったが、どうも画像サイズが合わないようで若干縦につぶされたような感じに。
LDからの変換は、ソフトが古いのでこちらも組み合わせの問題に。QuickTimeだと本来設定されるはずのパラメータがうまくいじれない(画面がはみ出したりという感じ。サポートはだいぶ前に打ち切られているのでバージョンアップの望みなし)。DVストリームで録画して保存すると、1時間の映像が13GB前後になる。これをデータとして保存するのはサイズが大きすぎて不便なので、Toastでビデオディスクを作るメニューを選んで、エンコードはToast任せにするのが良さそう。
一旦MP4変換したやつは、画像サイズを合わせているつもりがうまく会わず、若干潰れた感じになってしまった。
何をしてるかというと、ふしぎの海のナディアのDVDクリップを保存していつでも見られるようにしたいというだけだったり。ノーチラス号とN-ノーチラス号のかっこいい戦闘シーンが、アップテンポなテーマソングと一緒に流れるのが気に入ってしまった。LDは、そろそろ何とかしないとプレイヤーが壊れたら見れなくなるものがいくつかあるので今のうちに……。
ノーチラスは特撮の「緯度0大作戦」のα号(参考画像はここにhttp://atragongk.exblog.jp/4254002/ )がモチーフで、N-ノーチラスは「怪獣総進撃」のムーンライトSY3(参考画像 http://noboland.web.fc2.com/sy-3.htm)+ヤマトのアンドロメダだそうな。
でもってこちらがナディアのノーチラス号。
最終決戦のシーンからなのでだいぶ壊されて傷んでますが、どっちかというと細長いスマートな感じがうまく表現されているような。絵によってはパースの取り方でずんぐりして見えるのですが、全体のシルエットは細長いです。
N-ノーチラスはこれがよく分かる。
前後の開く翼とか後ろの拡がり具合がSY3なんだろうなあ。発進シーンはまんまヤマトだった。ビーム兵器の描写やらパリ上空を飛び回る空戦やらは文句なくかっこいい。
宇宙を飛ぶことを考えるなら、ノズルの配置はSY3の方が合理的だと思うけど、横方向に拡げると後ろの部分のボリュームが出てしまうしねえ。ノーチラスを名乗る以上は後ろが横にも幅広くて太かったら駄目なんでしょう(笑)。っつーか、胸びれ臀びれ尾びれ完備でないと(爆)。
ノーチラスの方はバンダイのプラモデルが出て今でもよく出品されてるから手に入りやすいし、新世紀合金も来月再販されるが、N-ノーチラスはガレキしか出なかったようで。問い合わせたら、今は在庫が無いが再販予定はあるということなので予約を入れてみた。
アンドロメダがどこに混じったのかと思って画像を検索したら、http://happy.ap.teacup.com/marmit/18.htmlのサイトのキットの写真がアニメ設定画に近そうなので参考資料として拝借しました。
うーん……アンドロメダなのはカラーリングだけかなあ。上部アンテナ二本は、アンドロメダを踏襲してるけど、N-ノーチラスの方がスマートな感じ。N-ノーチラスの面白さは、艦橋部分が生物っぽいフォルム、しかもいかにも深海に住んでそうな軟体動物の形をしているというところ。それと全体のメカっぽい部分が何とも不思議に調和している。ヤマトのメカはどれも艦橋は直線的。アンドロメダは中学の頃に100円だか200円だかのプラモ買って来て、ちょうど家庭訪問で早く帰らなくてはならない時期に、時間があるのを幸いと作って遊んでたなあ。
【追記】
ちょうどいいタイミングで「アニメ史上最強の戦艦ランキング」をやってたのでN-ノーチラス号に一票入れたんだけど、順位確定してみたら3位にランクインしてる。2位の宇宙戦艦ヤマトの「アンドロメダ」と僅差。出たキットの数、登場が最後の3回でしかなかったことを考えると、かなりいいセンいってると思う。アンドロメダは安いのから高いのまで昔からいっぱいプラモデルが出たけど、N-ノーチラスの市販のキットって、マスプロダクトはツクダのソフビキットだけ、それ以外は全部ガレキで、値段も制作難易度も上級者向けばっかり。それで3位ってすごいわ。
5月
9
2012
そっくり過ぎて吹いた
|2012/5/9(水曜日)-23:49| カテゴリー: MOBILIS IN MOBILI, アニメ関連
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こちらは、「ふしぎの海のナディア」のネモ船長。補給のために島に上陸しようとしているところ。
なーんかどっかで見たような感じだなあ、と思って考えてたら、ああ、コレだわ、と。
「トップをねらえ!」のガンバスター。確か初登場のシーンだったかと。
ヱルトリウムとかヱクセリオンとか、いろいろトップの方からネタ持って来てるからなあ>ナディア。
5月
6
2012
ナディア一気見
|2012/5/6(日曜日)-02:30| カテゴリー: MOBILIS IN MOBILI, アニメ関連
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GWなので「ふしぎの海のナディア」を一気見。実は放映当時には仕事の都合で見てなかったのだが見ておかなくてはと気にはなっていた。当時買ってたアニメージュの女性キャラ人気投票でナディアとナウシカの一騎打ちが長く続いていたし。
話の方は、アトランティス人がてめぇらの都合で地球に来て人間作るとか生命いじくり回した後、仲間割れのクーデターで勝手に国が滅んだ後もその後始末で元王様と元宰相が埋もれた超兵器を掘り起こしてまでドンバチやりはじめて世界中大被害という、全地球規模の壮大なとばっちり話だった。
海底二万里が原案ならもっとノーチラス動かしてほしかったし、ネモ船長の描写も欲しかったなあ。実は見てるとすさまじくおちゃめな船長。無人島編はえらくダレてるようなあ、と思ったが、wikipediaを見たら、スケジュール遅延により捨てる回を作ったと書かれていて納得。
ネモ船長、ノーチラス号は軍艦ではないから自分を艦長と呼ばず船長と呼べ、と言い張るが、前半のノーチラス号は宇宙船「第二世代型惑星間航行用亜光速宇宙船ヱルトリウム」を改造したもので、しっかり武装している。魚雷撃ちまくっておいて軍艦ではないとするのはいささか無理があるような。それでもまあ普通の宇宙船だから百歩譲ってその主張を認めるとしよう。
しかしだ。撃沈されたあとアトランティスの設備で助かり、Ν-ノーチラス号を発掘して再稼働させるのはいいが、こいつに至っては元の正式名称が「第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦ヱクセリヲン」で、どう言い訳しても軍艦でしかないわな。しかも、ジャンに訊かれて「(元のノーチラス号の)生まれ変わった姿だ」ともったいつけてたけど、名前を継承しただけで、元のが大破して残ってないから掘り出した方に乗り換えただけだし……。造形はかっこいいのに出てきたと思ったらすぐ壊れて動かなくなってしまって残念な宇宙戦艦。登場が本当に終盤だから仕方ないんだけど。
ネモ船長はアトランティス人の国タルテソス王国の国王だったのに、宰相ガーゴイルのクーデターと世界征服を阻止しようとして超兵器「バベルの光」を暴走させた結果タルテソス王国が滅亡する。ちょっとは手段を選ばんかい王様。
ガーゴイルはというと「下等な人間どもめぇ」で態度は終始一貫してたが最後の最後にガーゴイル自身がアトランティス人でなくて人間だったことが判明するというオチ。最後にブルーウォーターが光り始めたとき、ネモが、その光の中ではアトランティス人しか生きられない、とガーゴイルに警告しているところを見ると、ネモ船長、とっくの昔にガーゴイルがアトランティス人ではなく人間だということを知っていた模様。国王と宰相の関係なんだから当たり前か。だったら先にネモが「お前人間な」って言っておけば、「人間はアトランティス人が支配するんだだだっ!」という理由でガーゴイルが世界征服を企むことなんかなかったんじゃないの。それを言わずに生き残りを集めてノーチラス号でガーゴイルと戦うって、元国王として元宰相の暴走にけじめつけようって腹づもりというか、むしろ他を巻き込んででも正面からシバキたいと思っていたとしか……。
普通に考えると潜水艦を宇宙に上げても動けないだけで壊れはしないが、宇宙船を海に沈めたら圧壊するわけで、初代ノーチラスについては改造の方向を間違っているような。まあそのへんは宇宙から来たアトランティス人の超科学があるので良しとするんだろうけれど。
と、まあ、やらかしてくれることがいろいろとアレな髭のおっさんのおちゃめキャラだった。
もともと、小学生の頃からヴェルヌの「海底二万里」はかなり好きな作品だったし、ネモ船長(ヴェルヌの原作の方)は嵌まってたキャラだったから、アニメを見てそっちを思い出した。で、もう一度オリジナルを読みたいのでヴェルヌの小説の文庫本をamazonでぽちってみたり。
ついでに、海底二万里の設定その他を借りて「リーグ・オブ・レジェンド」という映画(オリジナルはアメコミ)があると知ってそっちのビデオも入手して見たら、こちらは原作(続編)の設定が活かされていた。原作(続編)のネモ船長はダカール大公つまりインド人の王族で、イギリスの植民地支配から祖国インドを解放する戦いをするということになっているので、たっぷりの黒髭にターバン姿。えらくキレのある体術の持ち主で、操艦よりも格闘技の方が得意そうという意外な演出になっていた。
こうなってくると他の作家が何を書いてるか気になって、ウォルフガング・ホールバインのオペレーション・ノーチラスの翻訳の方を注文してみた。これも海底二万里のパスティーシュということで以前から気になっていて、原著は全巻手元にあるんだが、英語じゃなくてドイツ語なもんで、読むのに時間がかかって仕方が無い。先を知りたくて翻訳も買った私はただのヘタレだなあ(汗)。
万能戦艦に過去のよく分からん艦長が乗ってて冒険しながらレジスタンスをやる、って設定はキャプテンハーロックも同じ。ハーロックもヴェルヌの換骨奪胎と思っていいのかしら。
まあ、いずれにしても海底二万里のシチュエーションはそそるものがある。いずれ何かアイデアが出せたらパスティーシュ書きたいなあ、と思いつつ……。
【追記】
再放送のおかげで最近の感想サイトばっかり上の方に来るようになってしまったのだけど、本放送のあたりでいろいろ調べたファンの方のサイトのメモ。
http://www.yukkun20.com/nadia/index.html
http://chara.s17.xrea.com/
元ネタなどはこちらを探すといろいろ出てくる。