(DISC 5)
17話:
 馬の散歩に行く前に、団兵衛さんが「北海道の馬はどうする」と言ってる部分、そのままホッカイドウとなっていたが。アラビア語圏の子供達、ホッカイドウが何かわかったんだろうか。
 バトルシーンのBGM(エンディングテーマ)が日本語歌詞のまま。

19話:
 前半のスタート部分がディスクエラーで読み込めなかったり。後半読み込んで巻き戻し(?)ボタンでタイトルまで戻ると正常再生されるのはお手製ビデオならではの愛嬌か。
 ゲストキャラの「万吉」、そのままマンキチと呼ばれている。

20話:
 ブラッキーがグラスを傾けるシーンはそのまま。やっぱり何飲んでるかわからなければいいらしい。

同人誌

|2012/1/2(月曜日)-23:01| カテゴリー: マジンガー系, 雑記
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 年末に、マジンガーZ連盟関係の同人誌をいくつか落札しました。

 天国の英君、見てくれてますか。英君の作品、読んでますよ。君が生きてる頃にこれを読んでもっと語り合いたかった。本を開くと、昔の君に出会える気がします。同人誌って、タイムカプセルみたいなものですね。

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

 さて、私の手元に、「怪獣トランプ」なる品があります。箱に、「お〜いお茶」「伊藤園」と書いてあるので、どうやらお茶の伊藤園が何かのオマケにつけて配っていたものでしょう。絵柄は、半分くらいが怪獣ですが、残りは正義側キャラが出ています。とはいえ、ウルトラセブンらしいものとか、石ノ森章太郎キャラのキカイダーとかロボット刑事とか、いろいろです。ガッチャマンやマジンガーZやデビルマンも登場しています。おそらく、70年代初めのころに人気のあったキャラを寄せ集めたのでしょう。箱の傷み具合と紙質の古び方からみても、作られたのは70年代ではないかと思われます。
 ところが。このトランプ、作画がひどくいい加減なんですね。絵師さんがうろ覚えで書いたとしか思えない絵が続出している上に、各プロダクションのクレジットもありません(天下の伊藤園がそんなことでいいのかしら)。
 ダイナミック系キャラは、マジンガー1枚にデビルマンが3枚入ってました。

 マジンガーZはこんな具合です。

Mazinger

 胸部放熱板忘れてるゼーット!
 これではブレストファイヤーが撃てませんね。パチもんでもさすがにそれは忘れないだろうと……orz。それに、肩のところの金色の輪っかは一体何?あ、両耳のツノもないから冷凍ビームも出ないや。

 デビルマンはこんな感じです。

Devilman

 目の色とか頭の色とか、適当に変わりまくりです。デビルウィングも形違うのが混じってるし。

 ということで、企業のノベルティグッズの版権管理って、70年代はいい加減というか大らかだったんだなあと思わせてくれる一品でした。

 ガッチャマンもすごいことになってるんですが、それは別ブログの方でいずれまた。

 アニメーターの荒木伸吾氏が亡くなりました。急性循環器不全だそうです。どうやら訃報が出たのはフランスのサイトの方が先で、その後イタリア語のサイトに出て、日本の方が遅れました。http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/02/kiji/K20111202002155560.htmlによると、

アニメ監督の荒木伸吾氏死去…「ベルばら」など手がける

 荒木 伸吾氏(あらき・しんご=アニメーション監督)1日午前1時21分、急性循環不全のため東京都板橋区の病院で死去、72歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻博子(ひろこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。

 テレビアニメ「ベルサイユのばら」「聖闘士星矢」など、多くの作品の作画監督やキャラクターデザインを手掛けた。
[ 2011年12月2日 14:21 ]

ということです。
 ただただ残念で悲しいです。

 私が荒木さんの絵に出会ったのは、多分、グレンダイザーだったと思います。最初は見てなくて、リアルタイムでは3話から見始めました。
 これは、5話からです。
 一人で研究所のヘリポートに佇み月を見る大介。後から来て大介を支える宇門博士。月明かりに照らされる二人。

D05 01

 自分のせいで地球が攻撃されると悩む大介に対し、戦うのを止めて逃げても問題は解決しないと諭す宇門。

D05 02

 この演出と超絶美しい作画が鮮烈でした。
 その後の観測室の二人。
D05 03

 荒木監督の回は、動きも鋭いし、緊張感のあるシーンまでもが美しいんですね。警報装置を鳴らすだけのシーンがものすごくきれい。

D44 01

 そしてゲストキャラまでみな美形。キリカと兄です。レギュラーメンバーを張れそうな美しさ。

D63 01

 そして、グレンダイザー後半登場のマリア。荒木監督のこの絵が後半をどれほど引っ張ってくれたことか。

D63 02
 甲児君も整った顔立ちで描かれます。かっこいい甲児君はたくさん登場するのですが、成長ぶりがめざましいのは何と言っても72話でしょう。所長が止めたのを知った上で大介をルビーナに会いに行かせ、自分はその背後で大介を守ります。威勢の良かったZの頃からの成長ぶりがわかり、やはりマジンガーシリーズは甲児君の成長物語でもあるのだと気づかせてくれるシーンです。

 D72 01

 大事なシーンを、美しい作画で盛り上げてくださった荒木監督、お疲れ様でした。そして、楽しい時間をありがとうございました。当時はまだビデオが無かったから、テレビを見終わった後、何度も絵を思い出しシーンを頭の中で繰り返し再生しておりました。子供の頃のあの時間は、今でも私の宝物です。
 まだまだご活躍なさると思っておりましたので、大変残念ですし、悲しい気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈りいたします。

 ヨーロッパ限定販売のダイザーチームフィギュアを入手したので紹介。
 まずパッケージ表。

Team 01

 パッケージ裏。

Team 02

 この4人並んでる姿は、レリーフとして別の商品になって販売されているのと同じデザインです。パッケージを取り出すと、透明な樹脂が2つに分かれていて、足をささえている部分は引き出して取れるようになっていました。全員うつむき加減です。

 デュークはこんな感じです。

Team 03

 メットが分厚い分、顔が奥まった感じで造形されてます。

Team 04

 特徴的な目の下のくまはほとんどない。

Team 05

 甲児君はこんな感じ。丸顔ですね。

Team 06

 バイザーが厚いので少しイメージが違いますね。以前に出た大きいサイズの方がバイザーは薄くて、アニメの設定に近い感じでした(ただし透明パーツではなかったが)。

Team 07

Team 08

 ひかるさん。

Team 09

 立体にしてもおとなしい感じです。髪は見えません。

Team 10

Team 11

 マリアちゃん。

Team 12

 正面見てない感じが、何かを警戒している緊張感を表しているよう。

Team 13

Team 14

 小さいサイズで透明バイザーで顔を表現しようとするとやはりいろいろ大変なのでしょうか。甲児君とマリアちゃんの目がちょっとつり目になってるので、好みがわかれるところだと思います。が、キャラの個性は非常によく表現されていると思いました。

 宇門博士フィギュア出して欲しいなあ^^;)。

 昔のムック本は、設定まわりを知る上で貴重な資料なのですが、ときどきとんでもない間違いを堂々と書いてあったりします。
 まず、黒崎出版「マジンガーZ大図鑑」より。

Kurosaki

 ジェットスクランダー完成、という、マジンガーZの中盤のハイライト、最大のパワーアップイベントです。ところが、説明に曰く、

兜博士は、おおいそぎでジェットスクランダーを設計し

 Zの兜博士ですが、十蔵博士はZ完成直後に暗殺されてますし、剣造博士は表向き死んだことになっています。光子力研究所の開発を主に担っていたのは三博士でしたが、ジェットスクランダーの設計開発は珍しく弓教授でした。なのに、解説では思いっきり兜博士に手柄を持って行かれてます。こんなに大きなイラストで紹介されているというのに、弓教授ってば哀れ……。

 次にエルム「テレビロボット大百科」のグレンダイザーの解説ページ。

Elumu01

 見ればわかる通り、宇門博士の絵が兜剣造博士になってます。誰だこれ描いたの。なお、グレートマジンガーの解説ページには、グレートを作ったのは兜博士だと、後ろ姿のイラスト入りで出ていました。
 また、下の方に

ベガ星雲のすべての星をせいふくしたあと

とありますが、アンドロメダ星雲の間違いですね。
 この本、スペイザーの説明だけいろいろ間違ってたりします。

Elumu02

 スペイザーについて、

合体に必要な時間は2秒

となっていますが、2秒で済めばデュークもピンチにはならなかったし、宇門博士だってダブルスペイザーの開発を考えたりはしなかったでしょう。合体に6秒、分離に7秒半(36話)が正解です。また、巻末のロボット性能比較では、スペイザーと合体しての飛行速度が「マッハ4」となっていますが、本編では大気圏内でフルパワーでマッハ9、宇宙空間ではワープ機能も持っていました。一方、三機のスペイザーの速度は合っています。

Dynamic Heroes

|2011/6/8(水曜日)-23:53| カテゴリー: マジンガー系
| 2 個のコメント

Dynamic Heroes COMPLETE EDITION is now available from eBookJapan.

http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/20866.html

Kazuhiro Ochi adds new 24 pages to the final battle scene in vol. 4.

You need to install a specific reader to your PC or handheld device reading this book.
The reader for WIndows, Mac, iPad, iPhone/iPod Touch, Android and Windows phone are available.

The ebookjapan site is only written in Japanese.

I put Japanese translation of Aramis’s Grendizer fun-fiction with Ieko’s Illustration on my home page.

An impressive and short piece in her long fun-fiction is translrated: Daisuke and Hikaru’s wedding ceremony held at a Shinto Shrine.
Ieko’s illustration is very beautiful.

Direct link is : http://www.frontier-line.org/gifts/novel06/01.html
Fics list is : http://www.frontier-line.org/gifts/index.html (6th item is the translation)