11月
23
2021
|2021/11/23(火曜日)-15:36|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
戦いは終わった。日本は戒厳令を解いた。
グレンダイザーと3機のスペイザーについては、その勇気に免じて、政府はこれ以上調査せず秘密を守ることにした。マザーバーンは東京湾に墜落したが、残骸への接近は禁止された。世界中で、自爆したベガ星人たちのために祈りが捧げられた。
シラカバ牧場では、修理とバーベキューが行われていた。大介とマリアは少し離れたところでカシオールを見守っていた。カシオールは何も話さないままだった。大介は、もっと時間が必要なのだと言った。
デュークは、グレンダイザーに乗って、これまでのことを振り返る。勝利はしたが後悔の方が多いのだが、それでも、未来がある、と前向きになるのだった。
この章のタイトルは、”UN ENFANT”、そのまま「子供」の意味。カシオールを指しているが、最後のデュークの台詞を考えると、未来がこれからだという意味も含まれている。それも含めて、ストレートに「子供」と訳した。
11月
23
|2021/11/23(火曜日)-15:28|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
富士山の噴火が続くなか、宇宙科学研究所の近くに、ベガ星人用の難民キャンプの建設が始まっていた。円盤獣がきたら誘導するために戦闘機が飛び回っていた。デュークはグレンダイザーをオオタに引き渡そうとしていた。そのとき、戦闘機に対する攻撃が始まった。アルケンが裏切ったのではないかとオオタは言うが、デュークは否定した。アルケンとは交渉できたが、兵士達は降伏に納得していなかったので、反乱が起きたのだろうと考えたのだ。もし、ケオスが指揮をとっているなら、人類を殲滅しにくるだろう。
デュークと甲児は出撃し、ヒドラゴンに向かった。ヒドラゴンは攻撃してこず、富士山に着陸していた。ベガトロンの補給中であることを察したデュークは、ダブルスペイザーと合体し、ヒドラゴンに向かった。3つあるはずのヒドラゴンの頭は2つしかなく、操縦者の一人がいなくなったことがわかった。
グレンダイザーはヒドラゴンを捕まえるが、重すぎてダブルスペイザーで思うように飛べない。デュークは、火口の上でできるだけ上昇し、グレンダイザーを落とすように甲児に言った。ためらいながらも甲児はグレンダイザーを落とすが、直後、重さに耐えきれず、エンジントラブルから墜落してしまった。
グレンダイザーとヒドラゴンは火口のマグマの脇にひっかかっていた。宇門は、グレンダイザーでも熱さと圧力に耐えられないから早く脱出するように言う。円盤獣の中では、アルガイアが降伏を勧めたが、ケオスが断固として拒否し、先に壊れるのはグレンダイザーの方だと言った。アルケンのためにこのまま頑張るというケオスに、カシオールは、アルケンを殺したのはあなただとなじった。内部の通信を聴いたデュークは、子供が居るのかと問う。アルガイアは、カシオールを脱出カプゼルに乗せて打ち出し、デュークに託した。アルガイアはケオスが動かしている首を攻撃し、ベガトロンの供給を止め、ヒドラゴンとともにマグマの中へと落ちていった。
富士山では、墜落したダブルスペイザーに向かってひかるがデュークバギーを走らせていた。甲児を発見し、操縦席から連れ出すが、周囲ではマグマが上昇し、動けなくなってしまった。
グレンダイザーは、片手にカシオールのカプゼルを持っているため、火口には片手でしかつかまることができない。じりじりとマグマに向かって滑り落ちつつあった。そこへ、ドリルスペイザーがやってきて、グレンダイザーを引き上げた。
ひかると甲児は、吾郎と番太が木を切り倒して作った道を使って脱出した。
軌道上では、酷いやけどをおったケオスがマザーバーンに戻っていた。ケオスは、グレンダイザーを火山に埋めてやると言い、かろうじて軌道上にとどまるだけのエネルギーしか無かったマザーバーンを地上に向けて降下させた。ベガ星人達は、カシオールからアルケン暗殺がケオスの仕業だときかされていたが、信じていなかった。しかし、ケオスの行動を見て、カシオールが正しかったと悟った。ベガ星人たちはケオスを殺したが、マザーバーンを軌道上に戻すことはできなかった。マザーバーンのベガ星人が全員死ぬは避けられず、地上に居るカシオールだけでも助けるには、マザーバーンが地上に激突する前に自爆させる必要があった。ただ一人残ったカシオールのために、ベガ星人たちはマザーバーンを自爆させた。
自爆によって落ちてきた破片を、グレンダイザーが破壊した。脱出カプセルからは、塞ぎ込んだカシオールが現れた。
この章のタイトルは、”AUCUNE PAIX AUCUN COMPROMIS”、慣用的な言い方なのかと思って辞書を調べたが、特に出ていなかった。「平和もなく妥協もなく」と、ストレートに訳してみた。
11月
23
|2021/11/23(火曜日)-14:37|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
このまま戦い続ければ、地球の家族や友人達が死ぬ結果になりかねない。団兵衛の話をきいて悟ったデュークは、グレンダイザーで軌道上のマザーバーンに向かった。
武器を持たずに一人で来たデュークを、ベガ星人たちは何かの罠ではないかと疑うが、アルケンはデュークをマザーバーンに乗船させた。ケオスはデュークを殺すチャンスだと言い、他のフリード星人達はデュークを忌み嫌っていた。デュークは、フリード星での戦いで一般市民を殺したが、これまで攻めてきたベガ星人達はみんな兵士ばかりで市民はいなかったので、知りようがなかったと説明した。アルケンは、自分達はベガ星が滅ぶはるか前に銀河を征服し移住先を探すために出発していたのだと言った。デュークは、ベガ獣とマザーバーンを捨て、平和的に地球に来るのであれば、グレンダイザーでベガ星人たちを守ると約束した。アルケンは、ベガ星の植物ルクシノシアをデュークに渡し、地球側の準備ができたらこれを植えるように言った。
研究所に戻ったデュークは、和平について伝えた。マリアは、親兄弟を殺したベガと平和条約などとんでもない、と怒って出て行ってしまう。ひかるは、移住するなら白樺牧場が空いているといい、甲児は、自分の会社を売れば受け入れにかかる費用が出せると言った。
日本は戒厳令下であったため、政府との交渉はオオタ将軍に一任された。オオタは、平和的に受け入れるということを軍も政府も受け入れないだろうと言った。それでも一度だけは平和的に地上に着陸することを認めると決めた。その保証として、軍にグレンダイザーを渡すことを要求、デュークが受け入れt交渉が成立した。
デュークは、ルクシノシアを植えた。花から空高く光が昇り、をれは、軌道上のマザーバーンからもはっきりと捕えることができた。
一方、そのとき、マザーバーンでは、アルケンの葬儀が行われていた。ケオスは、デュークフリードが立ち去る前にアルケンを暗殺したのだと演説する。しかし実際は、和平を受け入れたアルケンに対し、ケオスは裏切り者とののしった挙げ句、アルケンを殺し、自分自身も撃って、デュークと戦ったふりをしたのだった。そのことは、アルガイアの息子カシオールたちに見られていた。しかし、本当のことを言うと自分も家族もケオスに殺されると思ったカシオールは口をつぐんだ。ケオスは戦いに向けてベガ星兵士達を鼓舞するのだった。
この章のタイトルは”MÉTAMORPHOSE”で、直訳すると「変身」の意味。デュークが戦闘服に変身するときのフランス版でのかけ声である。日本では、「デューク・フリード!」のかけ声で変身するので、意味を合わせるなら、かけ声の通りに「デューク・フリード!」と訳すことになる。
11月
22
2021
|2021/11/22(月曜日)-23:29|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
研究所では吾郎と団兵衛がダイザーチームの帰りを待っていた。が、先に自動操縦で戻って来たのは失われたスクリュークラッシャーパンチだった。何かあったのではと心配して見守る団兵衛と吾郎は、スペイザーの一機がエンジンにダメージを受け、高度を下げつつあるのを見た。それがマリンスペイザーとわかり、吾郎は不時着した場所に急ぐ。マリンスペイザーは炎上していたが、ひかるは無事だった。団兵衛は吾郎を追いかけ、ひかるを心配するあまり無理に立ち上がって歩こうとするが、胸を押さえて倒れてしまう。
医務室を塞ぎたくない大介は、グレンダイザー格納庫で一人休んでいたところをマリアに見つかる。一方、医務室では、宇門とひかるが団兵衛にペースメーカー埋め込みの手術をしていた。ひかるは、やってきた大介に向かって、倒せるはずの円盤獣を倒さなかったとなじる。
シラカバ牧場の近くで物思いにふけっていた大介の所に、宇門が来て、ギターを差し出した。宇門は、団兵衛は容態は安定していて意識を取り戻すのを待つだけだと伝え、グレンダイザーも同じだという。グレンダイザーは大介と脳への通信でいつも影響しあっていた。宇門はグレンダイザーの不具合を探していたが、結局、大介が戦いを望んでいないことが原意とわかったと言い、フリード星で本当は何があったのかと大介にきいた。
フリード星では、デュークは数多くの強い敵と戦っていた。戦っている間中ずっと、どんなに戦ってもまた侵略されるという心の声をきいていた。殺されてしまったフリード星人に混じって倒れているマリアの姿を見て、デュークは敵を殺すこと以外に何も考えられなくなり、ダブルハーケンを振るい続けた。気がついた時には全てが終わっていた。ベガ生の生き残りが一人、海岸に向かって歩いていた。それがケオスだった。デュークは殺すつもりで銃を手に追ったが、ケオスにはもう戦う意志はなく、妻と子どもを探していただけだった。海はベガ星人の死体で溢れ血に染まっていた。デュークは自分が怪物になったのだと悟った。
話をきいた宇門は、怪物であると自覚できるのならそれは怪物になっていないということだし、ヒドラゴンはまた戻ってくるだろう、皆が大介を必要としているのだと言った。
夜があけて、大介とダイザーチームはグレンダイザーの修理をしていた。そこへ、団兵衛が意識を取り戻したとひかるが伝えに来る。団兵衛は、どうしても大介と直接話をしたがっていて、この戦いを終わらせる方法について話したいということだった。
大介は、団兵衛の病室に向かう。団兵衛は、戦争に勝つのではなく止める方法があり、それは自分がかつて経験したのだと話し始めた。
かつて、太平洋の島で、団兵衛のいる日本軍と米兵の部隊が白兵戦をしていた。6日間、双方に補給はなく、水も食料も尽きた。双方の塹壕の間に小さな池があったが、顔を出したり近寄ったりすると殺されるので、どちらも手出しができないままにらみ合っていた。お互いがお互いを怖がっていた。暑さのせいかバカげたことをする気になった団兵衛は、武器を持たずに塹壕を出て、池で水を汲み、米兵に渡した。その日は銃撃戦はせず、日本兵と米兵はその池の水を飲んだ。少なくとも彼らはその場では死なずに済んだ。
団兵衛は、怖がっていたのでは平和は来ず、地球侵略をしてきた宇宙人の方が大介とグレンダイザーを怖がっているのではないかと語るのだった。
この章のタイトルは”LA GUERRE DE RIGEL”、「団兵衛の戦争」といったところか。放映当時の50代ならぎりぎり戦争を経験している世代である。
医務室、とあるが、本格的な手術室を設備として持っているという想定で書かれている。研究所を閉鎖した時に、武器類は全部無くしたことにしたが、それ以外の物品はそのままにしていたという話なのだろう。
11月
21
2021
|2021/11/21(日曜日)-00:00|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
約束の7日を待たずにアルケンは東京を攻撃した。大きな犠牲と被害が出た。宇門は、闘う準備がまだできておらずあと数日の訓練と準備が必要だと言うが、ダイザーチームは出撃する。宇門が見守る中、大介もグレンダイザーを発進させる。グレンダイザーの機能が一部しか使えず、戦闘服に変身することもできないままの出撃だった。
オオタ将軍の部隊が誘導する避難民達は、ビルのガレキと円盤獣に行く手を阻まれていた。グレンダイザーは円盤獣に攻撃を開始し、3機のスペイザーはミニフォーと空中戦を始めた。マリアは、上空から避難民の様子を見て取ると、ドリルスペイザーでガレキの下に穴を掘り、避難路を作った。
ヒドラゴンは、アルケン、ケオス、アルガイアが操縦していた。ヒドラゴンには、グレンダイザーのビーム兵器は通用せず、シールドで受け止めて撃ち返してしまう。スピンソーサーで攻撃しても、ヒドラゴンを作っている繊維を少し切っただけで、すぐに再生が始まってしまった。ダブルハーケンで表面に亀裂を作り、スペースサンダーを亀裂に打ち込もうとするが、不調によりスペースサンダーを出せない。その隙をつかれ、グレンダイザーは繊維に絡め取られて引き倒され、攻撃を受け、胸部の反重力ストーム発射装置に穴を開けられてしまった。左手のダイザーパンチを放ったが、攻撃されて、腕に戻すことができなくなってしまった。
デュークを助けに行こうとひかるは焦り、マリンスペイザーがミニフォーの攻撃を受けてしまう。高度を維持できなくなったマリンスペイザーを、ひかるは一旦川に潜水させ、水の中でエンジンを再起動させて戦いに復帰した。
左腕を失い、触手にからめとられて自力での脱出ができなくなったグレンダイザーは、ドリルスペイザーに地中から押し上げられ、ダブルスペイザーに掴まってどうにか離脱した。
ケオスはグレンダイザーを追いかけようとするが、ベガトロンが残り少なくなっていたため、アルケンに止められる。富士山に行けば補給可能とケオスは主張したが、補給中に反撃されることを恐れたアルケンは、マザーバーンに戻ることを決めた。
エネルギー問題に悩まされるベガ星の生き残りと、十分に動かないグレンダイザーで戦うデューク、という展開。
7章のタイトルは”ILS ONT BESOIN DE TOI”で、宇門博士の台詞として出てくるので、「皆がお前を必要としている」といった訳が良いだろう。
11月
20
2021
|2021/11/20(土曜日)-01:21|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
宇門博士の監督のもと、ダイザーチームは3機のスペイザーの整備を始める。作業はまずは掃除からだった。ダブルスペイザーの整備が終わり次第、マリンスペイザーの整備を始めることになった。多忙なチームを励ますために、宇門は古いレコードをかけた。それは、昔、グレンダイザーが闘っていた時、子供たちが学校で歌っていた歌だった。
古いロッカーを探して、ダイザーチーム達はかつて使っていた戦闘服に着替えた。ひかるは昔を思い出し、甲児との付き合いは何も進展しないまま終わったことを少し後悔し、それをきいた甲児も沈むのだった。
試験飛行の準備が整い、3機のスペイザーは研究所から飛び立っていく。が、グレンダイザーの準備は遅れた。観測室から、大介と一緒に見守る宇門は、パイロットは訓練不足で、機体は本来の性能の半分も発揮できないことを憂慮する。が、悪天候の中を長時間飛行するダイザーチームを見て、訓練でどうにかできるかもしれないと期待するのだった。
しかしグレンダイザーはロックしたままになり、コマンドは受け付けず、デュークの戦闘服を作り出すこともできない。宇門は、本当はフリード星で何があったのかと大介に訊く。
ちょうどそのとき、ベガ星の兵士が研究所に侵入し、人質をとって、デュークを呼び出す。人質の声が番太だとわかった大介は、宇門が止めるのも訊かず、呼び出しに応じた。番太を人質にとったのはケオス大佐だった。大介は銃をつきつけるが、ベガの将軍に地球に手出しするなと伝えるように指示した。番太は、ケオスと撃て、と言ったが大介は見逃した。
マザーバーンでは、ケオスが、グレンダイザーが動き出す前に攻撃すべきだと主張するが、アルケン将軍は、7日の猶予を与えたのだといって攻撃命令を出さない。ケオスは、ヒドラゴンはベガトロン不足で十分活動できないが、富士山の地下からベガトロンが見つかったので、日本を征服すればグレンダイザーと闘うエネルギーが得られると主張した。アルケン将軍は、ケオスに、個人的復讐と作戦を一緒にするなと諭した。アルケン将軍はアルガイアに相談するが、アルガイアは自分自身に問うよう言うのだった。
最後までストーリーに絡んでくるオリキャラが登場したのでまとめておく。
まず地球側。オオタ将軍。
ベガ星の生き残りの人々。割とありそうな読み方でカタカナにしてみたが、フランス人がどう発音しているかはわからないし、発音を正確にカタカナにするのも無理な話なので、その点は了承してほしい。
イロス・ド・アルケン将軍(Yros D’Arkhen)
ケオス大佐 (Kehos)
この章のタイトル”J’ARRACHERAI DE MES MAINS LE COEUR D’ACTARUS”は、「この手でデュークの心臓をとり出してやる」のような意味で、作中のケオスの台詞。
アルガイア(Argaïa)。アルケン将軍の娘で、下の少年カシオールの母。
カシオール (Kasior)
デュークの戦闘服への変身メカニズムは、アニメでは特に何も設定されていない。ムック本などを見ても、製作側の公式見解として出されたメカニズムはない。グレンダイザーが戦闘服を作り出す、というのは、このバンドデシネのオリジナル設定である。
作業が忙しいダイザーチームを励ますために、宇門博士がレコードをかけようとするシーンは、
のように描かれている。宇門博士が持っているレコードは、アニメ放映当時にフランスで作られた歌のものである。ジャケットのデザインは、
で、マンガのコマと一致している。アーティストはClaire Diterziで、L’Arbre en Pocheというアルバムに収録されたらしい。曲はたとえば、https://www.youtube.com/watch?v=SvDsjWerRugで聴くことができる。歌詞は次の通り(カッコ内の日本語は裕川による)。
Il traverse tout l’Univers
Aussi vite que la lumière
Qui est-il ? D’où vient-il ?
Formidable robot
Des temps nouveaux
(光の速さで宇宙を横切る、彼は誰?どこから来たの?驚異のロボット、新時代)
Il jaillit du fond de la mer
Il bondit jusqu’à Jupiter
Qui est-il ? D’où vient-il ?
Ce terrible géant
Des nouveaux temps
(海底から飛び出し木星に跳躍、彼は誰?どこから来たの?とてつもなく大きい、新時代)
C’est Goldorak le Grand
Le Grand Goldorak
C’est Goldorak le Grand
Le Grand Goldorak
(これは偉大なグレンダイザー、偉大なグレンダイザー、これは偉大なグレンダイザー、偉大なグレンダイザー)
Il arrive du fond du temps
Comme un soleil éblouissant
Qui est-il ? D’où vient-il ?
Ce merveilleux génie
De l’infini
(時間の底からやってきた、太陽のようにまばゆい、彼は誰?どこから来たの?すばらしい守護神、それは無限)
Il est né d’une galaxie
Aux frontières d’une autre vie
Qui est-il ? D’où vient-il ?
L’invincible robot
Des temps nouveaux
(銀河で生まれた、別の生命の果てに、彼は誰、どこから来たの?無敵のロボット、新時代)
Il traverse tout l’Univers
Aussi vite que la lumière
Qui est-il ? D’où vient-il ?
Formidable robot
Des temps nouveaux
Nouveaux
Nouveaux
(光の速さで宇宙を横切る、彼は誰?どこから来たの?驚異のロボット、新時代、新しい、新しい)
フランスでは、グレンダイザーのオリジナルテーマソングがいくつか作られていて、これもその1つ。グレンダイザーの人気を考えると、この本を買うような人はこの歌詞を良く知っているはずである。従ってフランス人には追加の説明は不要だろう。一方、日本人でこの歌を知っている人は少ない。マンガでは、宇門博士がレコードをかけ、甲児君がそれに合わせて一緒に歌った後、俺達は仲間に入れて貰えない、と言っている。日本人がマンガだけ見ているとこの台詞の意味がわからないのだが、上記の歌詞にはグレンダイザーだけが登場し、3機のスペイザーは出て来ないので、宇門博士がグレンダイザーだけを称える歌を流したことに対する甲児君のコメントだとわかれば意味が通る。
11月
14
2021
|2021/11/14(日曜日)-21:56|
カテゴリー: グレンダイザー
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ダイザーチーム一行は、閉鎖されたシラカバ牧場にやってきた。残っていた食料を取りだし、火をおこし、朝まで眠ることにする一行。車の中で、フリード星で何が起きたかというマリアの説明をきいていた大介は、なぜ本当のことを全部話さなかったのかという。マリアは、そんなことをしても戦いの役に立たないと答えた。
ひかるはクローゼットから大介が昔着ていた服を取りだした。何か思い出が残っているのかとマリアが聞いた。ひかるは、牧場で何があったか説明を始める。
大介とマリアが去ったあと、団兵衛は納屋で事故に遭った。番太は休みで、吾郎は学校に行っていた。団兵衛は車椅子が必要になった。牧場を続けたかったのだが、結局閉めるしかなかった。牧場へは時々は来ていたのだが、だんだん来ることも無くなった。
皆は一度寝たが、上の階から報道の音声が聞こえてきた。噴火と攻撃で数え切れない死者が出た、というテレビ放映を、大介が見ていた。集まってきた皆に向かって大介は、円盤獣はこれまでベガ星が作った中でも最も強力で、コードネームをヒドラゴンといい、フリード星ではグレンダイザーはヒドラゴンのプロトタイプにほとんど倒されかかったのだと言った。スペイザー3機ではどうにもならないだろうと。皆は、これまでも一緒に戦って来たので、今回も一緒に戦うと言うのだった。
早朝、一行は研究所に向かう。しかし、途中の橋は壊れてしまっていた。ダムを監視する人が居なくなって流されてしまったのだった。一行は山道を行くことになった。険しい山道を進む道すがら、甲児に、グレンダイザーをどこに隠したのかと訊かれた大介は、ルート9に隠したという。ルート9はベガ星連合軍との戦いの終わりまで建設中で、完成を待たずに戦いが終わったのだった。このため、軍が探しても見付けられなかったのだ。大介は、グレンダイザーを保守できる設備があるのは研究所だけで、研究所は家なのだと言った。
ようやく研究所に入れる扉のあるところまで辿り着いたが、研究所はロックされていて、宇門にもすぐには解除できなくなっていた。大介がグレンダイザーを隠した時、既に研究所は放棄されていた。その後で、宇門は、山田、大井、林と宇門とで3機のスペイザーを運び込んだ。誰かが脅されて研究所のセキュリティを危険に晒すことがないように、メインコンピュータに監視機能と自己破壊機能を組み込み、侵入を検知して15分以内に4人のうちの2人が同時に生体認証しないと自爆することになっていた。山田は去年亡くなり大井と林はヨーロッパに居る。
宇門は、研究所がグレンダイザーのコンピュータを参考にして作ったものなので、グレンダイザーを同時に研究所に接続すればグレンダイザーが自己破壊を回避するだろうということに気づく。全員で研究所に侵入し、カウントダウンが始まる中、大介はシューター移動通路からグレンダイザーをかくした水の底へ、残りのメンバーは観測室へと向かう。観測室から研究所の防壁を解除し、グレンダイザーの接続が間に合い、自爆はどうにか回避できた。
この章のタイトルは、ROUTE No9。そのまま「ルート9」でいいだろう。建設中の知られていないルートがまだあったというこの本のオリジナル設定。
シラカバ牧場に何が起きたのか語られる回。
山田所員が死んだことになっている(涙)。観測室メンバー、割と気に入ってたので、山田所員についてはたとえば南極に飛ばすぐらいにしておいてほしかった。
佐伯所員の存在は完全に無視されている。演出の都合だろうけど……。できれば所員たち再集合も見たかったのでちょっと残念。
11月
13
2021
|2021/11/13(土曜日)-21:17|
カテゴリー: グレンダイザー
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こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
団兵衛に会えた吾郎は、避難するため、一緒に、港へ行く。ところが、吾郎は空席の最後の一人として乗れるが、団兵衛病気持ちの年寄りだから、何かあっても責任をとれないという理由で乗船を断られる。団兵衛は、吾郎に船に乗るように促し、自分は牧場の家にいる方がいい、という。吾郎は団兵衛に付き従うことにした。
場面が変わって、山道を走るマリアの移動販売トラック。ヘリのままだと通信から位置を特定されるので、わざとに破壊して、全員がマリアのトラックに乗り換えたのだった。衰弱した大介は、研究所に行かなくては、と繰り返す。宇門は、何年も前に研究所は閉鎖したので一体どこにグレンダイザーを隠したのかと大介に訊く。
道すがら、大介とマリアが地球に戻ってきた理由について、マリアが説明する。
生きて戻ったフリード星人はわずかしか居らず、戦争の数年間隠れていた人達も集まってきた。悲惨な状態だったが希望に満ちていた。デュークが戻ったということは、戦争が終わったことを意味していた。しかしデュークは、自分が国民を見捨てたことを気にしていた。それでも、生きるために種を蒔いて収穫するしかなかった。作業の規模は小さく、資源も足りず、このまま生存するのは無理だった。それでもフリード星で暮らそうとしていた。そこへ、ベガ星の生き残りが襲ってきた。デュークはグレンダイザーで戦ったが、戦う術を持たなかった他の人々は皆殺され、マリアも重傷を負った。襲ってきた母艦は2つで、1つを破壊したがもう1つには逃げられてしまった。デュークが地球に戻ったのは、マリアの傷を治療するためだった。グレンダイザーは軍のレーダーにとらえられたが、どこに着陸したかのかわからなかった。デュークはマリアを病院の玄関に置いて立ち去った。その後軍に見つかって捕えられたが、一人で戻ってきたということ以外、何も話さず、そのまま投獄された。退院してからマリアはデュークを探していた。軍に捕らわれていることだけわかっていたから、見張りを続けていた。
話している間に、トラックは、閉鎖された宇宙科学研究所前に到着した。宇門は、ベガ星との戦いが終わった後、戦闘用の設備を全て捨てて研究所を放棄した。そうする以外に、当局に忘れてもらうことができなかったからだ。2年語に、軍の最後の査察があった後、3機のスペイザーを、林、大井、山田の手を借りて元に戻したのだった。
4章のタイトルは”EUPHOR”. UFOの発音から連想した単語と思われる。なので、ストレートにUFOと訳したくなるところだが、フランス版ではデューク・フリードのことを、”PRINCE D’EUPHOR”のように呼んでいる。なので、日本語に対応させるなら、この章のタイトルは、「フリード」または「フリード星」になる。
なぜデュークとマリアが地球に戻ったのかが語られる章。
軍のデュークに対する扱いや、研究所の査察を繰り返したことから、軍は、兵器としての3機のスペイザーやグレンダイザーを手に入れたがっていて、いろいろと無茶をしていたということになっている。
いつも観測室に居た名前持ち所員は、フランス語版でも名前持ち。林所員がArgorli、山田所員がAntarès、大井所員がCochye。あともうひとり、佐伯所員はOctan。第一話の所員紹介シーンで、呼ばれた名前の順に所員が並んでいなくて、顔と名前が一致するには何話か先までみないとわからない状態になっている、フランス版でも修正されずにそのままになった(つまり日本語音声で出てくる名前の通りにフランス版の名前を対応させた)。