ULTIMATE EDITIONは、TV本編からシーンを組み合わせて編集して作られた総集編だということがわかったので、じゃあイタリアでの本編は……と、多分ソレだろうと思われるDVDの写真1巻分だけが出ていたやつを落札した。他に12枚組セットとかもあったが、海外発送してなかったりでエントリーできず。で、相手と支払いのためにやりとりしてたら、「コピーだけどいい?」ってなことを言い出した。おいおいいくらイタリアでもそんなことやってて大丈夫か、と思ったけどここで只で起きるつもりもなかったから「そんならパッケージのコピー(元の販売元情報があるはず)も付けろ、その情報を使って残りを集めたいから」と要求してみたら、「全巻セットだ」と連絡が来た。
 まあ、何種類も海賊版があったという話だから、そもそもこの場合は「コピー」の意味もはっきりしない上、出ていた説明より中身が増えてるし(私がイタリア語を見落としたのかもしれんが、でもセットとか何枚組とかどこにも出てなかったぞ……)。
 何だかテキトー取引で、金は振り込んでみたが、一体どんなモノが何枚送られてくるのか、受け取ってみるまで見当がつかないぞ……。イタリア語ネイティブであることは間違いないから、語学教材としては悪くないと思うんだが。

 振り込む時、money orderにしたら、窓口で「北朝鮮は関係ないですよね」と訊かれた。そういう時期かぁ。まあ、イタリア人からイタリア語のDVDを買うので関係ないと思う、と答えておいた。

まんがまつりイタリア語版?

|2006/11/17(金曜日)-21:41| カテゴリー: マジンガー系
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 東映まんがまつりのイタリア語版と思われるDVDを入手。
GLI UFO ROBOT CONTRO GLI INVASORI SPAZIALI
しかしだ……ダイナミックとか東映とか書いてないから、海賊版の可能性が高いんだが(汗)。
 内容は、「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」「決戦!大海獣」「マジンガーZ対暗黒大将軍」で、この順番に収録されている。しかし、東映ならそれぞれの最初にかならず最初に入るはずの、波が岩に打ち寄せるオープニングが無い。さらに、始まる前にはオープニングの主題歌とスタッフ一覧が出るはずが、その部分は丸々カットされている。この3つのエピソードの間に何の説明もなく、1つが終わるとすぐ別のものの冒頭シーンが始まる。さらに、映画館の横長サイズが本来の画像なのだが、これをテレビのサイズに合わせたため、画像の両端が微妙にカットされてしまっている。出たのが2006年らしい。絵はきれいで、もしかしたらデジタル処理をかけてあるかもしれない。挿入歌は日本語のものをそのまま使っている。
 せりふは全部イタリア語でネイティブのスピードだし、元々が子供向けでそう難しい言い回しもないだろうから、イタリア語の教材として、ディクテーションの訓練には役立つが……。まあ、きちんとしたサイズの正規版が出たら買い直した方が良さそうである。

石川賢先生ご逝去

|2006/11/16(木曜日)-21:40| カテゴリー: 雑記
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 仕事から戻ってきて2ちゃんねるを見て驚いた。石川賢先生ご逝去がニュー速板に出ていた。高千穂遥氏の日記に、もう少し詳しい状況(豪先生経由)が書かれている。急性心不全。58歳。若すぎる。ただ驚くばかり。
 先生には、ゲッターロボのコミックス等で楽しい時間を過ごさせていただいた。謹んで哀悼の意を表します。

ACTARUS n8

|2006/11/13(月曜日)-21:40| カテゴリー: グレンダイザー
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 ACTARUS n8 を入手。これだけのために数冊買って残りはダブり。そのうちヤフオクに投下しよう。
これで、大介さんや宇門博士が出てくる分は、あと2,3,4,5,6,14の6冊を集めればコンプリートできる。じっくり見張るしかないな。

電波望遠鏡ネタ

|2006/11/11(土曜日)-21:38| カテゴリー: グレンダイザー
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 グレンダイザーの基地として機能している宇宙科学研究所だが、ムック本などには「世界最大の電波望遠鏡」が設置されていると書いてある。しかし、研究所のサイズの具体的な根拠となる資料はないし、作画は回によって違うので、ロボット等の大きさからサイズ推定をすることはできない。そこで、電波望遠鏡のサイズの方から少し考えてみる。
 例によって、英さんのサイトの情報を参考にすると、宇門博士の生誕は1925年で、これから計算すると大学在学が1941-1944年(戦争まっただ中)、終戦と同時に大学院→その後スイス留学(推定数年)、となる。シラカバ牧場を開設して牧葉団兵衛と共同経営を始めたのが1968年で、この頃にはおそらく研究所の建設は終わっていたと思われる。すると、研究所建設は1958-1968の間と考えて良いだろう。

 この頃、リアル世界の電波天文は、巨大パラボラがシンボルとなる状況であった。建設状況は、
●1955年 ライデン大学(オランダ)、26 m、この時点で世界最大
●1957年 マンチェスター大学(イギリス)、76m
●1961年 CSIRO(パークス、オーストラリア)、64m
●1961年 NRAO(グリーンバンク)、90m
●1963年 アメリカ海軍研究所、アレシボ(プエルトリコ)、300m、ドリーネ地形をそのまま使ったもので可動しない
●1964年 ヘイシュタック(アメリカ)、高精度36m
●1965年 NRAO(グリーンバンク)、高精度42m、NRCアルゴンキン(カナダ)、高精度46m
といった具合である。
 空間分解能を上げるために、一時期は巨大化する方向で作られたが、パラボラ1つでは限界があるので、現在ではそこそこのサイズのアンテナを並べてVLBIをやっている。また、高精度というのは、短波長であるミリ波を精度良く見るために、鏡面仕上げしたりして特にパラボラの形状の精度を高めたものである。

 作中の研究所が、空間分解能を上げる方向で巨大化を目指したのか、ミリ波で世界最大を狙ったのかはわからない。前者だとすると、可動しないアレシボは比較対象から外すとしても、パラボラの直径は90m以上ということになる。ミリ波で勝負をかけたのだとしても、高精度世界最大の条件を満たすには、パラボラの直径は46m以上ということになる。
 ところで、首振りタイプの巨大なものは、パラボラの外側がメッシュになっている。アンテナを軽く作れるし、観測波長が長ければメッシュで十分という理由の両方だろう。パラボラ全体を板で埋め尽くす必要があるのは、観測波長が短い場合である。
 研究所のパラボラは外側まで板を貼った構造でメッシュではない。このことから、建設当時のミリ波で最大を狙って作ったと推定するというのはどうだろうか。そうすると、サイズとしては、直径50m程度と考えれば、設定の条件を満たすことができる。

 なお、宇宙からやってくる信号は微弱なので、10の9乗倍程度に増幅しないと情報は得られない。いずれにしても、研究所の観測ドームの大部分は、増幅器だの検波器だの多チャンネルの分光器だので埋め尽くされているハズである。
 掲示板の方で、「土木好きとしか思えない宇門博士」というネタが出たが、まさにその通りで、精度を要求されるデカブツを作って振り回すための工事ということになると、光研やら科研とは全く違った種類の技術が必要になるわけで、そういう目で見るとアニメの研究所といえども、あれこれ想像して楽しむ余地がたくさんあると思う。

ACTARUS n1

|2006/11/8(水曜日)-21:37| カテゴリー: グレンダイザー
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英さん経由、ACTARUS n1 入手。ありがとー!
やっぱり最初からスパイ大作戦のノリだった。ペンタゴンの将校と宇門博士が話をしてたり、大介と一緒に出かけてお約束通り襲われたり、でもって大介が殴り込んで助けに来たり。最後の方は、一応グレンダイザーとダブルスペイザーが出撃するし、マリアちゃんがグレンダイザーを操縦したりして、ベガ星と戦ってる。

e-bayで入札中だったイタリア語版DVDは、終了時刻が来る前に消滅していた。出品者がID登録自体を取り消したらしい。普通は、落札できなくても、負けちゃったアイテム一覧に記録が残るのに、今回は一切の記録無しに、無かったことにされていた。

ATLAS UFO ROBOT DVD、マジンガーX

|2006/11/4(土曜日)-21:42| カテゴリー: グレンダイザー
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 イタリアに注文していたATLAS UFO ROBOT 5 DVD THE ULTIMATE EDITIONが届く。16ページのブックレット付き。
 ブックレットの中身は、ストーリーの紹介やイタリアでどんな展開をたどったかがまとめられている。
 5枚のDVDのうち、3枚が本編。ディスク4が東映まんが祭りの「マジンガーZ対デビルマン」「マジンガーZ対暗黒大将軍」「グレンダイザー対グレートマジンガー」「決戦!大海獣」。付録に、イタリア語、フランス語などの主題歌やテーマソングとビデオクリップが収録されている(日本語版はマジンガーZとグレートマジンガーのオープニング、水木一郎のライブ)。
 ディスク5は、声優さんへのインタビュー。イタリア語をもっと勉強しないと、内容の見当がつかないわけだが(汗)。

 なお、ちょっと前に紹介したGLI UFO ROBOT CONTRO GLI INVASORI SPAZIALIと、「決戦!大海獣」の最初の方を比べてみた。BGMや、最初にゲッターポセイドンに合体したあとのドラゴノザウルス発見あたりは、GLI UFO ROBOTが日本版をほとんどなぞっているらしいのに対し、ATLAS UFO ROBOTではナレーションになってしまい、ゲッターチームの台詞が全く出てこない。

 さて、本編を見ながら、日本語版とどこが違うか少しずつチェックするか……。

 なお、既にコピーを友達に譲ってもらっていたが、韓国製のパクリである「走れマジンガーX」も、もうちょっと綺麗な絵になってないかと期待して購入してみた。パッケージの絵はいかにもパソコンで作ってカラー印刷した紙をハサミで切りました、という感じである。画像の方は、既に持っているものと大差無かった。しかしパッケージの解説がイタリア語で中身が韓国語というのはヘンな感じである^^;)。

 コンV最初から鑑賞中。博士ファンなので今回もやっぱり博士に注目。
 穏やかで枯れた感じの南原博士、詰め襟の長い白衣は、兜剣造と似ているなあと思って見ていたのだが、始まった途端にケガで殉職。その後は、友人の四谷博士が指揮を引き継ぐ。が、四谷博士の初登場シーンは、酔っ払って暴れてトラ箱にたたき込まれているという状態。研究所に来てからも白衣のポケットには常に酒瓶、指揮官席でもボトル片手に飲みながらやってるという、アル中博士っぷりを発揮している。敵を倒す前に肝硬変で死ぬんじゃないかと思うのだが、禁酒することってあるんかねこの人は。

 なお、5人の出撃シーン、椅子に座った五人が柱に沿って下に降りていくのだが、むやみに回転しながら降りていく。搭乗前から酔いそうな……。まあ、それくらいで目を回すようじゃ、コンVにゃ乗れないか。そういえば、ゲッターロボ號の出撃シーンもグルグルだが、椅子ではなくカメラワークでグルグルだったな。