グレン56話。宇門博士は、ベガ星の侵攻監視のためにスペースアイを試験的に打ち上げ、各国で協力体制を取るべきだと国際会議で呼びかけたが、ズリルの奸計によって侵略者のスパイ扱いされ、スペースアイは国防軍に破壊される。一部始終を知ったシュバイラー博士の台詞が「何という愚かなことを……」。最初に見た時は、ベガ星に対抗するのに不可欠なスペースアイ計画が不発に終わったことを指しているのだと思った。だが、スペースアイ破壊のシーンはミサイルで破壊している。つまり、スペースデブリばらまきまくりということである。この意味でも非常に愚かなことではある。この破壊をやると、他の衛星にも被害が及ぶ。同じ破壊するなら、国防軍は宇門に命じてスペースアイを大気圏突入させればよかったのだが……。
まあ、あっちの世界では、地球の衛星軌道上あたりでグレンとベガ星が戦いまくり(くそでかいマザーバーンを爆発させてるし)、円盤撃墜しまくりで既にデブリだらけには違いない。多分地球の技術ではどうにもならんから、フリード星に帰る前にデュークに「掃除してくれ」とでも頼むしかないだろうなぁ。王子&宇宙の王者の最後の仕事がゴミ拾いだという、何だか情けない光景を見ることになりそうである。