12月
30
2007
|2007/12/30(日曜日)-23:25| カテゴリー: グレンダイザー
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奇想奇抜40年の会場でファンの人達と合流、都内某所でパーティーのあと、近くのファミレスで朝まで語り合って過ごした。
ふりーく北波さんといろいろ話ができて楽しかったので、内容をメモしておく。
グレンダイザーのコミックスでの扱いについて。
豪版連載当時は、同時進行していたのがバイオレンスジャックと手天童子だったわけで、バイオレンスジャックはつかみ所がないけどまあイケイケのキャラだし世界は壊れてるし、手天童子は「産む話」だが主人公はそこそこ積極的に戦うし。
ゲッターの三人は「邪魔するものは全部ぶっとばす」、Zの甲児は明るくイケイケ、グレートの鉄也は「俺はプロ」と迷いがないし、ジーグは改造されたところから始まるから「戦うのは当たり前」。
その後のダイナミック系以外のロボットも、ダンガードAは「ハードル越えてやるぜ」だし、コンバトラーVやらボルテスVやらも主人公サイドは「俺たちの役目」と納得している。その後、松本アニメ全盛になったけど、ヤマトは「誰かがこれをやらねばならぬ」でばっちり使命感背負った話だし、999だと「機械の体を手に入れたい」と目標は明確、ハーロックは「俺は強い。あいつらしゃーねぇなぁ」とアウトロー路線をいくわけで……。
ところがデュークはというと「戦いたくないけど状況がこんなだから仕方ないし」なキャラ。この姿勢のキャラが次に出るのはガンダムのアムロだろう。これが、「戦いたくないけどみんなに言われるしでもやっぱり嫌」になるとエヴァのシンジだし。今でこそ内向的主人公は市民権を得ているけど、当時ではやっぱり異質というか、出てくるのが早すぎたのかも。
時代背景の方を考えると、ダイナミックもスーパーロボット系は全部専守防衛、軍隊化しないという共通点がある。スーパーロボットはとどのつまりは超兵器なのだから、軍属にして兵器として管理運用するのがストーリー上も自然だがそうなっていない。多分、リアル自衛隊の扱いやら反戦ムードがあったから、アニメではできなかったのだろう。例外的に桜多版のコミックスはきっちりミリタリーを描いているが、あそこが限界ではなかったか。結局、宇宙世紀に話を持っていって連邦軍対ジオンということにして「リアル世界とは関係ないです」と吹っ切ったガンダムで初めて主人公がミリタリーに属することになる。つまりガンダムに至るまで、ロボットアニメの設定にミリタリーを正面から組み込むことができなかった。
デュークが自分では動かないキャラで、ストーリー上ミリタリーな展開もできないし、となると、そりゃ動かしにくいわな。桜多版で洗脳云々という話に持っていったのはある意味自然な流れだし、他に展開のさせかたがなかったのだろう。アニメ版を見ても、デュークが原因で事件になるのって、前半ではナイーダの回、後半でも昔の知り合いが出てくる回だけである。前半は甲児が先に飛び出すし、後半は主にマリアが事件を持ってくる。主人公が積極的でないから、敵役のコマンダーのキャラを立てる以外にやりようがないわな。
あれでもしベガが攻めて来なかったら、グレンダイザーはダムの下でお蔵入りのまま、デュークは宇門博士の息子として牧場の仕事をしてそのまま終わっただろうし、地球に来てからの2年間なんてほとんどニートではないかと……。こりゃ他のダイナミックキャラとはそりが合わないわ。
こんな話をしていたら、もし石川賢版グレンがあったらどうなるだろう、という話に。
・母性を滅ぼされたデュークは当然復讐の鬼。怪我が治るなりリベンジの準備にかかる。
・宇門博士が敷島博士化してマッドな方にぶっ飛んで超兵器の開発に積極的。
・スカルムーン基地は最低でも月の裏側全面基地化。内部に超兵器が隠されていたり。
・甲児や鉄也はZやグレートを宇宙仕様にして、ブースター背負ってでも地球外に向かって殴り込み。
・戦いの結果、月は破壊され、地球も大被害、下手すると太陽系があぼーん。
・グレンダイザーが無意味にパワーアップしていろいろ飲み込んだり。
・最後は銀河系全域を巻き込んで、アンドロメダのベガに殴り込みかけるシーンで終わるとか、グレンダイザーが宇宙規模の超パワーを持った存在でベガの方も似たような物で、結局ハルマゲドン。
グレンダイザーって「デュークと宇門博士の性格がアレだから大した騒動が起きなかった」という話に見えてくるんだが。
12月
29
2007
|2007/12/29(土曜日)-23:24| カテゴリー: マジンガー系
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池袋のサンシャインシティーで開催された「奇想奇抜 永井豪の40年」に行った。
原画が大量に展示されていて、印刷ではなかなかわからないペンの描き込みが凄いことがわかった。線の一本一本が、全く違う。才能というのはこういうものなのだと否応なく見せつけてくれる迫力があった。豪先生に似た絵をかくファンの人はたくさんいるけど、御大はもうとにかく全く別次元の存在である。こういうのは、本物を見ないとわからない。
改めて言うのも変な話だが、本当に絵の才能のある人なのだと実感。本当に描ける人が勢いのある表現のためにわざとにバランスを崩して描いているのと、下手でバランスが崩れている、あるいは最初から崩した最終形態を模写したものとは、当然のことながら全く違うわけで……。
年代が後になるほど大コマを多用した表現が出てくるところも興味深かった。カラーの絵の色の使い方も独特だし、こんなに奥行きのある絵だったんだと感激。印刷するとどうしても小さくなる上、何となく薄っぺらくなってしまう。
大量の原画の本物を見る機会があって、本当に幸せだった。
会場で売ってる永井豪選集は、通販でも買える。荷物が重くなるのでその場では買わなかったが、まとめて読むには買った方がよい。
会場限定発売のエネルガーZ(超合金)、リボルテックのブラックマジンカイザー、描き下ろしポスターのタペストリーやコースターなどを購入。本やDVDは他でも買えるので、荷物が増えるから今回は見送った。
12月
27
2007
|2007/12/27(木曜日)-23:24| カテゴリー: PS3
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修理に出したのが遅く、年内修理は18日までに届いた分、とSCEのホムペに書いてあったから、修理完了は年明けだと思っていたら、もう戻ってきた。ドライブの不具合ということで交換になってた。
お正月遊びたいユーザーのためにSCEの中の人が頑張ってくれたのだろう。
12月
20
2007
|2007/12/20(木曜日)-23:23| カテゴリー: 雑記
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そしてYomiuri Onlineの続報。
石破防衛相もUFO論議、自民総務会長「いい加減にしろ」
12月20日20時38分配信 読売新聞
政府が未確認飛行物体(UFO)について「存在を確認していない」とする答弁書を閣議決定したことをめぐり、政府・与党内の反響が収まっていない。
石破防衛相は20日の記者会見で「ゴジラがやってきたら災害派遣だが、UFO襲来だとどうか」と述べ、自衛隊によるUFO対処のあり方を問題提起した。
石破氏は「UFOは『外国』というカテゴリーに入らないので領空侵犯とするのは難しい。攻撃してくれば、防衛出動になるが、『仲良くしよう』と言ってきたら我が国への武力攻撃にならない」との見方を披露。「(UFOが)存在しないと断定する根拠がない以上、私自身どうなるか考えたい」と語った。
最終更新:12月20日20時38分
ロボット付きのUFOを拾った上に宇宙人を養子にした所長の大ファンだが、リアル政治がこんな調子だと、頭を抱えるしかない罠。他に議論することは山積みしてるだろうが……orz。
ってか、未確認機なら原則領空侵犯として扱うのが当然じゃないか。自国の空を、所属不明の機体が飛んでるというだけで、国防上の問題大有りだろ。言うこと聞かない場合は撃墜も有りだが、とりあえず着陸させて何しに来たか問い詰めてからの話だろ。
ところで、「ゴジラがやってきたら災害派遣」を認めた防衛省・庁のシビリアンのヘッドってのはこれが最初なのだろうか。
12月
19
2007
|2007/12/19(水曜日)-23:22| カテゴリー: アニメ関連
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あまりにも内容がいろいろヒドイので周りで話題になった「チャージマン研!」のDVD-BOXを買った。全65話だが、1話の中身が6分程度と短いので、あっという間に終わってしまう。
主人公が泉研という少年で、スーパージェッターみたいなヘルメットとスーツに変身して戦う。とりあえずDVD1巻見た。が、しかし……
・ジュラル星人に地球が侵略されつつある、という設定で、変形しまくるジュラル星人が登場しても、それがどういう背景を持ったヤツなのか説明がまったくない。そもそもジュラル星はどこにあるんだろう?
・研が変身すると、黄色いスーツの模様が代わり、ベルトが追加され、ブーツだったのがそうでなくなるが、左手の二の腕に光線銃を取り付けた恰好だったり、メカが隠されていると思えないのに足首からロケット噴射したり、研専用の円盤形メカは飛ぶ時に屋根の上にフラフープみたいな輪っかが回っていたり……。斬新っちゃー斬新な形だが……。
・研は小学生か中学生くらいで、学校に通っている。で、担任の先生公認で変身して戦ってる……。
・両親公認で変身して……児童虐待です本当に(ry
・侵略にしてはまわりくどくて情けない作戦を繰り返すジュラル星人……。
とりあえず通して見てから、各話毎のあらすじとかツッコミとか、気が向いたら書くかも。
12月
18
2007
|2007/12/18(火曜日)-23:21| カテゴリー: 雑記
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読売新聞の記事より。
「UFO、存在の確認なし」政府が議員質問書で閣議決定
地球外から飛来してきた未確認飛行物体(UFO)について、政府は18日、「これまで存在を確認していない」とする見解を閣議で決定した。
文部科学省によると、政府がUFOの有無に関して正式な見解をまとめて公表するのは、これが初めてという。
山根隆治参議院議員(民主)から提出された質問主意書に対し、答弁書を閣議決定した。それによると、政府はUFOの存在を確認していないとしたうえで、「特段の情報収集、外国との情報交換、研究などは行っていない」とし、「我が国に飛来した場合の対応についても特段の検討を行っていない」と説明している。
航空自衛隊は、日本の領空に侵入するおそれのある正体不明の航跡を探知した場合に戦闘機を緊急発進させるが、「鳥など航空機以外の物体を発見することはあるが、UFOを発見した事例は承知していない」と答えた。
(2007年12月18日11時46分 読売新聞)
一方、MSN産経の記事。
「個人的にはUFOいると思う」町村官房長官会見(18日午後) (5/5ページ)
2007.12.18 18:19
このニュースのトピックス:福田内閣
【UFO】
--先日民主党の参院議員から未確認飛行物体(UFO)に関する質問主意書が出され、本日、政府としては存在の確認していないなどとする内容の答弁書が出されたが、この質問の内容や答弁書の内容について長官の考えは
「うーん、まあ、あのー、政府のそれは公式答弁としてはですね、UFOの存在は確認していない。だから、対策なども特段検討していないという極めて紋切り型の答弁しかないだろうと思いますけれども、あのー、私は個人的には、こういうものは絶対いると思っておりまして。個人的な、個人的な意見でありまして、政府答弁は政府答弁であります。そうじゃないと、いろんなところにあるね、ナスカ(の地上絵)のああいう、説明できないでしょ。と、思っているんですけれどもね。ま、ちょっと、これ以上広げないようにします。どうも。毎回、こういうご質問をお願いいたします」
リアル閣議で何やってんだか……orz。
12月
17
2007
|2007/12/17(月曜日)-23:20| カテゴリー: 創作
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ゆどうふさんがmixiで小説の書き方について日記を書いておられたので、私も同じようなことをしてみた。
一体いつ仕上がるかが思いっきり不安なんだが、多分ミステリー仕立てになるはずのマジンガー系の二次創作の制作中の画像。人物がどこで何してどう動いて……という、プロットを最後まで作ってからでないと書けない。つかってみたい台詞をいくつか書き込むことはあるけど、基本的に誰がどこで何をした、を決める方が先。その後で、情景描写と会話を書き込んでいく感じかなぁ。使っているソフトはmellel。最後はTeXで縦書き2段組でフォーマットしてpdfで出力するので、そのためのTeXコマンドを埋め込みながら書いていく。%headingsとかは、TeX文書の定型ヘッダが書いてあるだけ。
12月
16
2007
|2007/12/16(日曜日)-23:19| カテゴリー: PS3
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先週買ったPS3があっさり壊れた。ブルーレイのドライブ不調。PS3ソフトもPS2ソフトも、ディスクを入れても全く認識されない。あと、デフォルトで画面がやや濃いブルーグレイっぽい色だったのが、何となく赤茶っぽいセピア色に(謎)。
ソニータイマー発動にしても早すぎないかい?マニュアルを見ると、HDDドライブを取り外して、状況を添付の用紙に書いて、宅急便で修理依頼できるっぽい。まあ、作業用のパソコンと違い、使えなくて直ちに困るものでもないから、ゆっくり修理に出すか……。