こちらで紹介したフランス語バンドデシネの内容を紹介する。twitterだと数が増えるのでまとめを書くことにした。本を買って自分のペースで楽しみたい人は、本を読んでから見に来て下さい。
約束の7日を待たずにアルケンは東京を攻撃した。大きな犠牲と被害が出た。宇門は、闘う準備がまだできておらずあと数日の訓練と準備が必要だと言うが、ダイザーチームは出撃する。宇門が見守る中、大介もグレンダイザーを発進させる。グレンダイザーの機能が一部しか使えず、戦闘服に変身することもできないままの出撃だった。
オオタ将軍の部隊が誘導する避難民達は、ビルのガレキと円盤獣に行く手を阻まれていた。グレンダイザーは円盤獣に攻撃を開始し、3機のスペイザーはミニフォーと空中戦を始めた。マリアは、上空から避難民の様子を見て取ると、ドリルスペイザーでガレキの下に穴を掘り、避難路を作った。
ヒドラゴンは、アルケン、ケオス、アルガイアが操縦していた。ヒドラゴンには、グレンダイザーのビーム兵器は通用せず、シールドで受け止めて撃ち返してしまう。スピンソーサーで攻撃しても、ヒドラゴンを作っている繊維を少し切っただけで、すぐに再生が始まってしまった。ダブルハーケンで表面に亀裂を作り、スペースサンダーを亀裂に打ち込もうとするが、不調によりスペースサンダーを出せない。その隙をつかれ、グレンダイザーは繊維に絡め取られて引き倒され、攻撃を受け、胸部の反重力ストーム発射装置に穴を開けられてしまった。左手のダイザーパンチを放ったが、攻撃されて、腕に戻すことができなくなってしまった。
デュークを助けに行こうとひかるは焦り、マリンスペイザーがミニフォーの攻撃を受けてしまう。高度を維持できなくなったマリンスペイザーを、ひかるは一旦川に潜水させ、水の中でエンジンを再起動させて戦いに復帰した。
左腕を失い、触手にからめとられて自力での脱出ができなくなったグレンダイザーは、ドリルスペイザーに地中から押し上げられ、ダブルスペイザーに掴まってどうにか離脱した。
ケオスはグレンダイザーを追いかけようとするが、ベガトロンが残り少なくなっていたため、アルケンに止められる。富士山に行けば補給可能とケオスは主張したが、補給中に反撃されることを恐れたアルケンは、マザーバーンに戻ることを決めた。
エネルギー問題に悩まされるベガ星の生き残りと、十分に動かないグレンダイザーで戦うデューク、という展開。
7章のタイトルは”ILS ONT BESOIN DE TOI”で、宇門博士の台詞として出てくるので、「皆がお前を必要としている」といった訳が良いだろう。