Battle of the Planetsのコミックスを眺めているんだけど、Battle Bookってのが出てて、その演出が凝っててツボにはまったんで紹介する。
 まず、本編comicsのvol.1より。
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 仕事で会議に出て説明している南部博士(ANDERSON)がまた妙に迫力ある上に有能そう。1枚目の最後のところで報告書渡を出しているんだけど、実は、Battle Bookは、このシーンにに登場する報告書仕立てだったのよ。
 Battle Bookのカラーの表紙をめくると、
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 いきなりトップシークレットの報告書の表紙が。南部君=ANDERSON編集の極秘報告書なんだぜ。
さらに中を見る。宛名や差出人の部分に注目。
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と続いて、次が南部=ANDERSON自身の役割を記載。
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 このあと、忍者隊メンバーの紹介、メカの紹介、武器や装備の紹介が報告書仕立てで解説される。ギャラクターの組織等についても記載した後、ガッチャマンのアートギャラリーが14ページほど掲載されている。
 で、記述の一人称が”I”なんだわ。つまり、全編南部君=ANDERSON視点で書かれた報告書風解説本なのよ。
 解説部分の最後のページに至っては、
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 ばっちり署名入り(あ、もちろん署名は印刷な)。最後の”With all sincerity for the survival of humankind.”(人類が生き延びられんことを、とでも訳すのかな)てのがグッときますねぇ……。

 科学忍者隊ガッチャマンのムック本を買ったら、南部博士がアンダーソン長官か国連事務総長あたりに提出する機密文書になってて、ギャラクターの脅威とその対策方法が延々と南部君の一人称で記述されてて、南部考三郎の署名捺印付きでした、という感じなわけよ。うーん、ファンフィクでやってみたくなるなぁ。南部博士なりきり技術&戦闘報告書。

 いやー、アメリカ人もやってくれるわ……。南部君ファンとしては、何かめちゃめちゃ嬉しい……。ホントに南部博士が居て、いろいろ活動しててくれたみたいで。



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このエントリーは 2009/12/15(火曜日)-23:10 に、カテゴリー ガッチャマンに投稿されました。 RSS 2.0 feedを用いて応答を追跡できます。 You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

2 個のコメントがあります


  1. あたる on 2009/12/17 20:59

    南部博士がカッコイイのはもちろんなんですが、報告書仕立ての解説書ってのが粋ですね!アメリカというか、この製作者の人と話して見たいですね。
    こういう時こそ、英語が判るといいのに・・。

  2. 裕川涼 on 2009/12/18 01:27

    あたるさん、

     ホントに粋なんですよ。
     英文、ちょっとずつ読んでますけど、普段読んでる技術系の英語とはパターンが違うのでちょっと時間がかかってます……。
     コミックスとかいっぱい買ったから、がんばって読んで慣れるしかないかも。

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