最初にアメリカでガッチャマンが放映された当時(1979-1980)に出ていたコミックス再録本を入手したので紹介。中は白黒。一応、北米版の本紹介コーナーにも情報を追加。内容は、既に紹介したカラー版のコミックスとも、もともとのガッチャマンともかなり違っている。後から作られたカラー版コミックスの方が、日本版の本編をきちんと踏まえて書かれている。
まず、忍者隊諸君とゴッドフェニックスと火の鳥。
次が、諸君に指示を出す南部博士。この時から名前はANDERSONだった。赤親父と、日本版での長官が登場しそうな様子は全くない。
ベルクカッツェ。総裁Xもほとんど日本のものと同じに描かれている。
で、これがUS版の特徴である、指令を伝えるロボット7-ZARK-7。
メカ同士の戦いが主で、兵士と忍者隊のバトルは出てこない。当初、どれだけ違うものとして紹介されたかを知るには良い資料になるかもしれない。
Recently:
- 「UFOロボグレンダイザー たとえ我が命つきるとも」攻略終了
- グレンダイザーU、宇門博士のステータス下げすぎでは?
- Fallout 1st加入した
- Fallout 76
- CSI:マイアミ
- Answers to Antonella Belli’s questions
- コミックマーケット参加終了
- エルデンリング攻略メモ
- 31話 林所員の移動速度が凄いw
- twitter botの復活を試みていろいろと嵌まる
「忍者隊の意味ないじゃん」と思ってしまったのは私だけでしょうか・・?あのアクションがないのは寂しい。キャラクターも今一つ描き分けが出来てないというか(私が言えた義理ではないですが)。南部博士はかっこいいけど、健とリュウが似てるのは嫌ですー(泣)
にしてもカッツェのお辞儀は笑えました!
あたるさん、
何でも、当時の子供向け番組としては、殴り合いシーンに差し障りがあったらしいんです。タツノコは血を流さない戦闘シーンしか描いてなかったんですが、それでも暴力シーンはよくない、と。
で、兵士との殴り合いは削除、7-ZARK-7から指令がきて、出撃して、ロボットやエイリアンをやっつけるだけ、というものに。アニメがそう改変されてしまっている状態でのコミックスですから、やはり同じような展開に。
今は向こうのファンの年齢層も上がっているので、流血も暴力もOKでしょうけど。
そうなんですか。そういえば、絵がリアルな割に流血ってのはいまの放映ではあまり見てないなあ。今日の放送でも、健が「単体になると武器が無い(それぞれの乗り物が)」って悩んでました。五人揃わないとバードミサイルも使えないってのも先日初めて知りました。奥が深いですねえ。
あたるさん、
でも、ダイナミック系のアニメを想像してると、ガッチャマン(特に初代)はえらく様子が違うんですよ。
たとえば、ゴッドフェニックスの機体諸元が、関連ムック本を見ても出てこない。調べてみたら、本当に設定されてなかったっぽい。マジンガーZだったら、身長重量出力武器性能、一通り公式設定があるし、(故・団龍彦氏のおかげで)幼年誌展開もそれなりに系統だって行われていたので、後から探せばたどれるんですよ。ところが、ガッチャマンについては、本当にタツノコは何も考えていなかった節があるわけで……。奥が深いというよりも奥が無かったりする可能性も……(汗)。総監督の鳥海永行氏による、放映当時のノベライズでも、本編と異なった話が出て来るという有様で。
お子様アニメのつらい所・・ハハハ
って、それくらいは考えててよー(泣)
そんな行き当たりバッタリでよく(汗)・・人気が出たから慌てて付け足したってことなんでしょうね。
スタッフロール見ていたら、作画に、スタージンガーでキャラデザやられていた須田さんがいたり、メカデザインがガンダムの大河原さんだったり・・今考えると、そうそうたるメンバーだったんですね。金曜の「メカ工場・・」の話にはギャラクターのメカ担当の博士がオーガーラ博士って名前でした。(笑)
南部博士も読ませてもらいますね~!
あたるさん、
始まった時は、ガッチャマンと忍者隊がいて、南部博士がいて、ギャラクターが毎回攻めて来て戦う、といったことが決まってて、それぞれの個人がどういう背景を背負ってるかとかは考えてなかったみたい。どういう特技を持ってるかといったことは決まってたみたいだけど。
最近の文芸試料だと機体諸元が出てるんだけど、後付けかもしれませんねぇ。どのへんで決まったか定かじゃないんですよ……。
そもそも、総監督からして、2クールで終わるだろうと個人的には思ってて、それでも伸びるとしてせいぜい4クール1年だろうと思ってたら2年目に突入したということらしいです。レッドインパルスの最期でもりあげて終了、と思ってたら続けることになって、どうやって続けようかスタッフも悩んだらしいです。