グレンダイザー放映40周年です。40年前の今日、第1話の放映がありました。
残念なことに私はリアルタイムでは1話を見損ねまして、3話からの鑑賞となりました。当時は夢中で見ていました。見損ねた回がいくつかあったので、再放送を楽しみにしていたのですが、いざ再放送が始まってみると夕方の早い時期で、既に小学校高学年になっていた私が帰宅する時間には間に合わず、結局見る事ができませんでした。東映ならフィルムを全部持っているに違いない、将来は東映に就職して全話見るぞ、と子供心に思っていました。放映が終わって暫くして、ロマンアルバムが出ているのを書店で見つけて即購入。最初に買ったアニメムック本となりました。
漫画雑誌を買ってくれる親ではなかったので、当時のテレマガ、テレランの展開を知らないままでした。コミックスの連載も知りませんでした
その後、親元を離れて大学に進学し、都会に出て来て、本屋で、永井豪版や桜多版のグレンダイザーのコミックスを買い、マジンガーZ大全集を買い……とぽつぽつと揃えました。ビデオデッキを買ったのが大学院の頃で、最初に借りたビデオが、東映まんがまつりのグレンダイザーと、3話ほど収録された抜粋版のVHSビデオでした。
そのうち、アニメ全話のLDBOXが出るようになりました。グレンダイザーが出た時に、すぐに買いに行きました。ほとんどそのためだけにLDプレーヤーも買いました。何とか全話見たいと思った願いが叶えられたのは、LDBOXを入手した時でした。
時代は変わり、DVD-BOXが出たり、設定資料を掲載したムック本が出たり、オークションで製作資料を直接入手できるようになって、いろいろ集めました。そうするうちに、イタリアとフランスで吹き替え放送されて大人気で、関連本も多数出ていたことを知って、買い集めるようになりました。設定と変わらないフィギュアも出るようになりました。良い時代になったもんだ。
放映40周年は1つの節目なので、今年は、海外での受容を探る、というのをテーマに、海外の当時モノのコミックス等の紹介に力を入れるつもりです。ムック本などで、イタリア・フランスでこんなのがでてるよ、という記事があっても、何が書いてあるかを紹介したものはこれまでにほとんどありませんでした。最近では、自動翻訳のおかげで語学の壁がだいぶ下がりましたので、積極的に解読にいそしみたいと思います。
その第一弾として、イタリアで出ていた週刊誌ATLAS UFO ROBOT GOLDRAKEのn.1の訳を作ってみました。リンク先の「内容を読む」からどうぞ。まだ意味の取り方の怪しい部分、間違っている部分も多々あるかと思いますが、何とか内容の見当が付くところまでがんばってみました。このシリーズは、TV本編の内容を大体忠実にコミカライズしています。本編の展開を大きく離れたACTARUSシリーズのような面白さはありませんが、ビデオの普及前に、放映内容を繰り返し楽しみたいという人達のニーズに応えるものであったのでしょう。
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