人間関係抜きの成功例

|2009/11/8(日曜日)-00:49| カテゴリー: アニメ関連, ガッチャマン
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 タツノコ系の話題が続きますが(汗)。
創立40周年記念出版の「タツノコプロインサイダーズ」を読んでます。話題はもちろんガッチャマン限定ではないのですが、製作側のスタッフインタビュー集なので……。どうやって作られていたかを知れば、最重視すべき一級資料が何か、ということもわかるんじゃないかと思って。
 Reeさんのところに、南部響子さんがコメントしておられるのだけど、

一年で終わらせる予定が二年に延びたこともあって設定がゆるかったところにほころびが…(苦笑)

が本当なら、人物回りの設定を十分詰めないままに製作を始めたってことになるのかなぁ。
 シリアスだったから無理が出たんでしょうかね。
(1)指令がやってくる
(2)任務のため出撃
(3)敵が悪さする
(4)やっつけて帰ってくる
 の基本フォーマットだけで、人物回りの設定ほとんど無しで話を回した作品としては、同じタツノコのタイムボカンシリーズがある。毎回同じパターンを踏んでいて、キャラやメカを替えて何度もシリーズが放映されたけど、ギャグが入るから倦きさせなかった。
 ガッチャマンを同じようにやるなら、多少順番は逆になるんだけど、
(1)敵が悪さする
(2)指令がやってくる
(3)出撃してやっつける
だけで人物の背景無しでやるという手もあるんだろうけど、シリアスでやる以上はドラマをつくらなければならず(ギャグのパターンを変えて笑いをとることで視聴者を引きつけるという手が使えないから)、そうするとどうしても人物を描かないと物語が成立しなくなってしまう、ということなんだろうなぁ。



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