Z76話:弓、オマエがぶん殴れ

|2009/10/14(水曜日)-01:14| カテゴリー: マジンガーZ
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 Z(東映版)の弓教授、真面目で秀才でジェントリーな指揮官なのだが、あまり非常時には向いていないらしく、時々とんでもない対応をしてくれる。その中でも、見ていてひっくり返りそうになったのが76話。

 この回は、暴走族のジェロニモに奪われたスカーレットモビルを甲児が取り戻しに行って、頭を強打して記憶を一時的に失ってしまう。甲児が死んだと早合点して機械獣が出撃してくる。

弓「電気ショックを与えれば戻るかもしれない。しかし、時間がかかるんだ」

 出たぁ〜定番電気ショックwww
 あっちの博士達はなぜかこれが大好きです。宇門博士もしっかり大介に使ってましたしね。
 しかし、優柔不断なところもある弓教授、この場では電気ショックの使用は見送ります。
 ダイアナンAは出撃するものの、光子力研究所は攻撃を受ける。記憶が戻らない甲児。

弓「よし、直ちにバリアを外して、機械獣を光子力研究所に入れるんだ。」
みさと「そんなことをしたら、光子力研究所は破壊されてしまうわ」
シロー「先生、どうしてそんなことするんですか」
弓「甲児君の記憶が戻らなければどうしようもない。こうなったら記憶を取り戻すために一か八かやってみるんだ。全員、地下に避難してバリヤをはずせーっ!」

 攻撃のショックで格納庫内で倒れ、壁に頭をぶつけたショックで記憶を取り戻す甲児。

シロー「お兄ちゃんはなぜ記憶が戻ったの?」
弓「それはだ、再び頭をうったショックで記憶を取りもどしたのだよ」
みさと「じゃあ、甲児さんの記憶を甦らせるために、わざと機械獣を研究所に?」
弓「あれしか方法が無かったんだ」

 ……もうね、どこからどう突っ込んだらいいかわかりません。
 確かに甲児の記憶が戻らないと大ピンチなのはわかるけど、頭をぶつけさせるために全所員を避難させてバリアを解除して研究所を壊させるって、研究所長としてどうなんだと。しかも、確実に治る保証はなく「一か八か」でやってるし。
 挙げ句に、「あれしか方法が無かった」って……。ぶつけりゃ治るかも、って話なら、どう考えても弓教授が一発殴った方が話が早かったんじゃないの?研究所も無事だし。
 一体この回の弓教授は何を考えているのだか。指揮がヘタレってレベルじゃねーわ。真面目一徹の優等生がパニックに陥るとどうなるかの見本というか、まあそんな感じ?多分、マジンガーシリーズの中で最も珍指揮をやらかした回じゃないかなぁ。

 実は、Zは年代的にはリアルタイムだったのだけど、ほとんど続けて見てなくて、数少ない見た回に含まれていたのが、甲児とさやかが花瓶を投げて弓教授とばっちりの回だったりする。それから、この76話の弓教授のものすごい指揮っぷりの回。当時は仮面ライダーとかウルトラマンシリーズとか、悪の組織と戦う子供向けテレビ番組はいくつもあって、みんな真面目に戦ってたので、Zだけ思いっきり不真面目という印象を持ってしまい、私の中では評価がイマイチだった。だから、ギャグ要素の少ないグレンダイザーに逆に好感が持てて、そっちにはまってしまった。後から、まんがまつりの対暗黒大将軍のLDを見て、Zってこんなにシリアスな話だったんだ、と逆にびっくりした。そのあと、全話通してZもグレートも見て、ああこういう話だったのかと納得。



イタリア語のコレクション情報をアップ

|2009/10/11(日曜日)-14:11| カテゴリー: 蒐集
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 ウェブの方に、イタリア語のコレクション情報をアップ。SUPER RACCOLTAなんか1冊しかまともに持ってないんだけど一応アップ。
 イタリア人協力者に、「持ってないのを見かけたら連絡してやるけど、ウェブを見ても(日本語ばっかりだったりで)よくわからん、せめて英語併記にしろ」と言われていて、「9月の終わり頃までには何とかするわ」と返事したので……。だから、completedかどうかとか、持ってないのがどれかとか、英語併記で書いた。イタリア語で書けるといいんだろうけど、まだちょっとなぁ……。



 グレンダイザー1話。甲児君がシラカバ牧場にTFOで降り立ち、牧葉一家が不審がっているところへ特殊バスで宇門博士がやってくる。

宇門「紹介しよう、うちの職員で林君、山田君、大井君だ」

 こう紹介されたら、甲児君だって視聴者だって、名前の順番に所員も並んでいると思うのが普通である。ところが、名前と所員の並びがまともに対応していなかったため、最初に覚えた所員の名前がいつの間にか違っているということになった。

 問題のシーンはこれ。

Episode01-01.png

 正解はこちら。
続きを読む……



TFOの模型

|2009/10/9(金曜日)-23:27| カテゴリー: グレンダイザー
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 イタリアのショップから購入したTFOの模型。直径8cmくらいで、キャノピーのクリアパーツ以外は全部ダイキャスト製か。超合金のシリーズだといっても通用しそうな出来で、手に持つとずっしりと重い。

 全体に見るとこんな感じ。アニメにかなり忠実に立体化されている。

TFO-01.jpg

 正面から見たところ。操縦桿やパネルがある部分が、キャノピーより上に出っ張っている。このため、甲児君はほとんど前が見えない状態で操縦することに……(汗)。設定画によると、キャノピーの透明部分より上にパネルがくることは無いような断面図になっている。

TFO-02.jpg

 キャノピーをあけたところ。ほとんどアニメの通り。しかしやはり正面の操作卓がでかすぎる。

TFO-03.jpg

 正面、上からみたところ。やっぱり正面の(以下略)。

 なお、このサイズだと、残念なことに、操縦席内部のディテールを作り込むことはできなかったらしく、操縦桿は無いし、パネルの模様なども入っていない。

TFO-04.jpg

 ひっくり返してみたところ。こちらもアニメに忠実で、設定画に描かれた裏側のスジ堀りまでしっかり入っている。

TFO-05.jpg

 裏側の中央の黒い部分を押すと、ミサイル発射口が開く。ミサイル発射ギミックはないが、発射口が開いて狙いをつけているシーンの再現ができる。

TFO-06.jpg

 ミサイルは、蓋のパーツと一体になっていて、蓋が跳ね上がると見えるようになっている。

TFO-07.jpg

 TFOは、前半の主要メカで、放映当時はポピニカが出ていたが、アニメとは似ても似つかないつくりになっていた。ファンとしては、やはり、「アニメに出ている形が本物」と思いたいわけで、このTFOは満足のいく出来である。



 日記帳変えてみたのはいいけど、とりあえず、見栄えをどうするかが問題で……。3カラムと2カラムでは出せる内容も使い勝手も違ってくるから、海外のサイトも探して、3カラムのテーマを見つけてきた。中途半端に英語だったり、ナビゲーションがうまく出なかったりという状態だったので、いろいろいじって修正して、日本語に直したりとかして大体落ち着いた。

 ちょっと変えては表示させて……とやるんだけど、途中でレイアウトが崩れてしまい、どこか間違えたかと焦ったぁぁぁ。でも、ブラウザの再起動で復活。ブラウザ側が対応しきれなくなったりするとうまく出なくなるみたい。

 もう一個所悩んだのが、「the_date(“Y”);」を呼ぶと1回目はちゃんと意図通りに出るんだけど、2回目に「the_date(“”); 」を呼ぶと何も表示されないこと。日付表示は、「the_time(‘Y/n/j(l)’);」の方を使っても出るし、こちらは何回呼んでも意図通りに動くみたい。なーんか微妙。

 この3日くらい、移転作業にかかりきりで、ほとんど他のことができなかった。でも、やっとまた創作とかいろいろ進められそう。ほっ……。



 日記帳をWordPressにしてみた。過去ログの移動も何とか終了。
 しかし、ウェブで編集しながらビジュアル表示で保存すると、全角スペースが全部削除されてしまう。日本語の文章の整形としては問題あり。しかたがないので、編集ツールを使うことを考えた。
 MacJournalはWordPressに対応してないみたいなのでダメ。Journalerは作者が開発中断したっぽい。日本のソフトのKakuは、ファイルが壊れるからSnow Leopardで起動するなという注意書き(うまく動いてたっぽいのだけどダメなことがあるのかな)。しかたがないので、MarsEditで書くことにした。

 /Users/自分のホーム/Library/Application Support/MarsEditに設定ファイルなどが置かれて、blogから持ってきたファイルや新規登録のファイルがまとまって入っている。MarsEditを一旦終了後、設定ファイルを好きなところに移動させて、
ln -s 好きなパス/MarsEdit /Users/自分のホーム/ Library/Application Support/MarsEdit
とやって、本来の場所へのシンボリックリンクを作っておくと、更新したものを好きなところに置いておくことができる。エイリアスではダメ。



I love anime Goldrake

|2009/9/28(月曜日)-00:57| カテゴリー: グレンダイザー
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 注文しておいたイタリア語の本が届いた。I LOVE ANIMEシリーズのGOLDRAKE。

1-243-1.png

 オールカラー、アニメといくつかのエピソード紹介、日本のコミックスは、桜多版や豪ちゃん版は勿論のこと、岡崎版や、日本でも収録されてる本の入手がちょいと大変な「双魔神の恐怖」「決戦!大海獣」まで紹介。イベントでのコスプレ写真があって楽しそうだったり、ダイヒロの内容も紹介されているムック本。設定画も一部出ている。
 今年こんな本が出るなんて、ホントに愛されてるなぁ。



・科学要塞研究所直撃シーンから。
・巨大な地獄王。
・くろがね屋のメンバーのところに駆けつける暗黒寺と警官達。
・マジンガー軍団の集中攻撃も通じない地獄王。
・研究所の光子力砲も効かない上、光子力が漏電(?)。要塞ごと地獄王に引っ張られる。
・つばさ「でも、その姿は自業自得」。胸から下が触手って、自業自得の斜め上だが。
・剣造の手(まともな手)は薬を浴び、ヘルが治した時にケドラを埋め込まれる。ケドラの研究は剣造より先にヘルがやっていた。
・ケドラの力で生き延びた上で体を切り離してヘルからも隠れて10年生き延びた剣造……その割にはまだケドラ付きに見えるが。
・ここに来ていきなりヒロインになってるガミア。光子力の流れをコントロールする。
・弓「確かに、私たちには誰も信じられない奥の手がある。しかも、それは、ドクターヘルのアキレス腱ともいえるもの。もし、それが切れればドクターヘルは、ドクターヘルは……」
・あしゅらの手引きで地獄王の中に入っている甲児。ヘルは相変わらず「島」と言ってるが……。半分島に埋め込まれた状態ではある。
・もともとトリスタンとイゾルデは完璧な体だったが、半分くさったのはヘルの薬品処理によるもの。十蔵と初めて発見したふりをしてつばさに手術をさせた。ミケーネの秘密は剣造のものだとそそのかしたのもヘル。
・マシンガンでミケーネを殺しまくったのも剣造。
・頭を壊される地獄王。
・ガミアの制御で光子力バリアを張る。
・降り注ぐロケットパンチ。数が多い。研究所の回りに降り注ぐ……アンソロジーコミックスで、
・マジンガー軍団に隠されていたロケットパンチ。
・ヘル「バカか」……身も蓋もない。
・ボスボロットの頭がトラクタービームでZを引き上げる。
・ロケットパンチをかわすヘル……なかなかの身体能力。
・ロケットパンチで巨大なパンチ……胸のどくろマークをぶち抜いて地獄王は真っ二つ。
・ビッグバンパンチで上半身も破壊。
・空の色が変わる。
・ドクターヘルの世界征服の相手は地球ではなくミケーネ。地獄王は光子力の器。そのために光子力を欲しがった。
・柱に降りてやってくるミケーネの神々。
・トリスタンとイゾルデの自決の血で甦るミケーネ。ヘルが死んだからあしゅらが自決可能になった。
・マジンガーに降り注ぐ槍。
・暗黒大将軍が富士山の上の方を切り飛ばして終了。

 全体として見ると人類絶滅エンドだが、キャラ別に見ると決着はついているような……。
○甲児
 もともと「おじいちゃんの仇討ち」を目的に戦っていたのであって、「ミケーネ復活阻止」については考えていなかった。ヘルを倒したので目的達成。グッドエンド。ただ、神になるか悪魔になるかについては自分から積極的に選べず、結果としてミケーネ復活に手を貸してしまいどちらかというと地球人類にとっては悪魔になったところが惜しい。おジイちゃんも嬉々としてロケットパンチ百連発やらビッグバンパンチをかましてたわけで、十蔵と別キャラといえばそうなんだけど、甲児の責任とは言えない気が。
 客観的には、ミケーネに戦争仕掛けるつもりだったヘルを倒してシャーマンのあしゅらを助けたという、ミケーネの神々にとっては功労者なわけで、むしろ今後は恩人扱いしてもらって当然なポジションに。ミケーネにとって、復活をもたらす「神となった」ことだけは確か。
○光子力研究所&弓教授&三博士
 「ジャパニウムと光子力を守って平和利用する」が目的だから、科学要塞研究所を出しちゃって平和利用onlyとは言えなくなったとしても、ジャパニウム鉱石は守ったわけで、これもまあ8割方当初の目的を達成。グッドエンド。
○つばさ
 剣造を信頼していたのに、ケドラを奪われたことと弟の鉄也を巻き添えにする原因を作ったことから、剣造許すまじ状態になっていた。しかし、ケドラ寄生とそれに続く裏切りはヘルの策略によるもので剣造の意思ではなかったことが判明し、ヘルは甲児が倒すわけで、本命の相手に仇討ち達成。グッドエンド。というか、地球が滅ぼうが仇討ちを優先するのが豪ちゃんのキャラだと思うわけで、途中から慌てるなと。
○あしゅら
 もともとこの話は途中から「あしゅらの物語」だとされていた。本来のミケーネのシャーマンとしての役割を果たして見事ミケーネの神々を復活させた。ベストエンド。
○くろがね屋の面々
 つばさの意向に従っていればそれでOKな人々だから特に可もなく不可もなかったものと思われる。
○ヘル
 ミケーネを侵略するつもりでいたらしいが、光子力を手に入れる前に倒されるバッドエンド。
○兜剣造
 ミケーネ復活阻止を真面目に考えていたが果たせなかったのでバッドエンド。自身に巣くったケドラを処理して体を失っていたので本来の力を発揮できなかった模様。率先してミケーネ人をマシンガンで一方的に殺戮しているあたり、「異種族とは共存できず、どちらかがどちらかを殲滅する結末以外有り得ない」という価値基準を持っていたらしい。冷徹さにおいては東映版と共通するものがある。過去にミケーネの側が地球人類を殺戮していたのだから剣造による殺戮はまあ当然だし、因果応報でもある。

 主要キャラについて見れば、当初の目的についてはグッドエンドとバッドエンドにきれいに分かれて、決着がついている。ただ、全体として「ミケーネ復活で個別キャラの都合はともかく地球人類絶滅の危機」という壮絶なオチが待っていたというだけであって……。

 ミケーネの脅威に先に気付いて対策しようとしていたという剣造の立ち位置は東映版と変わらない。が、十蔵と示し合わせる代わりにヘルに騙されて隠れる羽目になった、というところで話が違ってきている。

 続編の具体的な話は今のところ無いが、もしやるとしても、東映版への接続はできなさそう。ただ、光子力の器を作るノウハウは剣造が知っているわけだから、今度は地獄王ではなくてゼウスになる器を作って、Z神復活で対ミケーネ戦をするくらいしか方法が無さそう。それまでのつなぎとしてグレートを出せなくもないだろうけど。
 ただ、今回のミケーネ復活は人間の功績であって、ミケーネに攻め込もうと画策したヘルは死亡、ミケーネの同報を殺戮した剣造は体を失うという罰を既に受けている。復活したミケーネから人間は感謝されることはあっても、蹂躙される謂われはないわな。ここでミケーネの人類支配やら殺戮やらが始まったら「この恩知らずめ地球から出ていけ」バトルが展開されることは必至。

 もしこのノリでグレンダイザーまで続けたら、星の彼方で戦争してる神々のとばっちりで人類蹂躙されまくりの後だけに、落っこちてきた宇宙人とロボットを保護したりすると、それだけで地球人側からの迫害がものすごいことになりそう。むしろコミックス版デビルマン的展開とか「不動を待ちながら」みたいに、人間の心の醜さが前面に出てくる展開になりそうな予感が。