kikuchi宴会部長さんの呼びかけで開催された、英氏のお別れ会に出席した。
英氏が描いたマジンガーZの絵のカードが配られ、めいめい思い出話をした。
解散の後、2次会組は近くの喫茶店で朝まで語り合っていた。
英氏ほど、マジンガー3作全てを深く愛していた人は居ないと思う。また、マジンガー以外の話題でも、お世話になることが多々あった。
安らかに眠って下さい。
4月
13
2008
4月
8
2008
マジンガーファン、永井豪ファンの間で知られた英さんが亡くなられた。
みんなに親切で、知識と考察も確かで、頼りにされていたし、好かれていた方だった。
昨日の夜、kikuchi宴会部長さんから、電話くださいメッセージがmixiの方にあったんだけど、仕事が忙しくて確認が深夜になってしまった。mixiの方から既に書かれている他の人たちのメッセージからただ事ではないとおもって、午前3時頃に電話したんだけどつながらなかった。今朝、kikuchi宴会部長さんから電話をもらって、亡くなられたことを知った。
私はグレンダイザーのファンで、ネットを探していて、英さんのサイトを知った。それで、掲示板にいろいろ書き込んで、その年の年末の忘年会に誘っていただいたのが、永井豪ファンクラブに入って皆さんと知り合ったきっかけだった。
その後、グレンダイザーのシナリオ蒐集で情報をもらったり、海外モノの蒐集でも随分助けていただいた。マジンガー世界の解釈をめぐって、随分議論もしたし、資料も教えてもらった。本当に楽しい時間を過ごすことができた。
イベントの時でも、英さんは、人の紹介をこまめにして、一人にならないようにいつも気を遣ってくださっていた。
ACTARUSが面白いとか、フランス語やイタリア語の方はグレンは日本語よりもしっくりくるとか、海外事情を最初に教えてくれたのも英さんだった。
昨年末のお誕生会イベントでお話したのが最後になってしまった。あのときは、次は5月のGWあたり、もし無理なら次の9月のお誕生会かな、などと思っていたのに。
伝えられなかったことが多すぎる。
スペイン語の雑誌をさし上げるはずだったし。制作中のグレンファンフィク2つは、最初に英さんに読んでもらってチェックしてもらおうと思っていたし。
マジンガー博物館を作って館長になるんじゃなかったのか。コンプリートしてない海外モノがまだまだあるのに、居なくなってどうするんだ。イタリア語正規版のGOLDRAKEだってまだ全部見終わってないだろ。アラビア語版のは蒐集始めたばっかりじゃないか。この間、グレンロシア語版が発見されたって話もまだしてなかったし。
本当に、マジンガーの話もグレンの話も、もっともっとしたかった。
同志逝く、って書いたけど、私にとっては英さんはマジンガーの先輩だし先生だった。英さんに助けられてこれまでやってきた。
楽しい時間を分けてもらったことに心から感謝している。だけど、やっぱり信じられない。別れが今の筈がないのに……。
3月
7
2008
イタリアのショップと連絡がついた。
グレンイタリア語版DVDのジャケ絵にミスプリントがあって、正しいジャケ絵が別途頒布され、本来ならN5のDVDとセットにすべきところ、ショップが間違えてN4のDVDとセットにしてしまったとのこと。N5を送り直すので返品してほしいと言われたので、本日返送した。ジャケ絵の方は持ってて良い、N5のみを送る、ということなので手元に保管。
しかし、中を開けてしまったので、N5にN4のジャケ絵をつけるというミスなのかどうかを確認するため、開けて中のDVDの巻数を確認したよ、と説明。N5にはナイーダの回が入っているので、ぜひ早く見たいものだ。
しかし、N2でもジャケ絵の各話説明が1個所間違っていたし、日本じゃ考えられないなぁ……。
3月
4
2008
イタリア語正規版グレンダイザーのN5とN6を注文したんだが、収納BOX付きのN6はまともなのが来たのに、N5の変わりにN4が届いた。しかも、ラッピングされたN4と一緒に、N5のジャケ絵が余分に入っているという……。
素人の出品ではなく、普段買っているショップなのでちょっと驚いた。交換してくれというメッセージは出したのだけど。
しかし、N5のジャケットに入る筈のジャケ絵がバラであるというのが謎で、それをN4と一緒に袋に入れたものが送られるというのも謎で……。どういうシチュエーションでこうなるのかが謎。N5のジャケ絵に何かトラブルでもあって、追加ジャケ絵とセットで販売、とかなって、N5のケースを入れるはずなのにN4を間違っていれたとか?
訳が分かりません(>_<)。
1月
14
2008
先週末から風邪を引いてしまったので、連休中は外出せず暖かくして寝たり起きたりしていた。何か最近、治ったと思ったら別の風邪ひくんですが(泣)。
絵がきれいで、いかにもB級アクション映画のノリが楽しいので、アンチャーテッドを攻略中。どうにもならんかと思った射撃は、広場とか敵が居そうなところに飛び出すときに一旦止まって様子を見る、隠れられそうなところに見極めをつけて、身を隠してからじっくり狙いを定めて攻撃。難易度を下げておけば敵はそんなにすぐに迫ってこないので、おちついて反撃すれば良い。ダメージを喰らってもしばらく休めば勝手に回復するので、物陰にかくれながらゆっくり進めば、反射神経の鈍い私でも敵を少しずつ倒しながら進むことができる。ということで、最初やったときの、射撃しづらいソフトという評価は撤回する。コツがわかれば、バイオ4みたいにひたすら連射しなくても進めるので、これはこれで面白い。
ジャンプとか足場を使っての移動はほとんどプリンス・オブ・ペルシャだし^^;)。まだ半分くらいしかやってないけど、続編が出たら買いたいと思った。
1月
1
2008
本年もどうぞよろしくお願いいたします(って、早くエントリー上げないと日が変わってしまう)。
昨年は、品物を交換できるイタリア人と知り合い、海外物のコレクションを増やすことができました。今年もがんばって、いろいろ集めて楽しみたいと思います。
忙しくて滞っている創作の方も何とかしたいです。
12月
30
2007
奇想奇抜40年の会場でファンの人達と合流、都内某所でパーティーのあと、近くのファミレスで朝まで語り合って過ごした。
ふりーく北波さんといろいろ話ができて楽しかったので、内容をメモしておく。
グレンダイザーのコミックスでの扱いについて。
豪版連載当時は、同時進行していたのがバイオレンスジャックと手天童子だったわけで、バイオレンスジャックはつかみ所がないけどまあイケイケのキャラだし世界は壊れてるし、手天童子は「産む話」だが主人公はそこそこ積極的に戦うし。
ゲッターの三人は「邪魔するものは全部ぶっとばす」、Zの甲児は明るくイケイケ、グレートの鉄也は「俺はプロ」と迷いがないし、ジーグは改造されたところから始まるから「戦うのは当たり前」。
その後のダイナミック系以外のロボットも、ダンガードAは「ハードル越えてやるぜ」だし、コンバトラーVやらボルテスVやらも主人公サイドは「俺たちの役目」と納得している。その後、松本アニメ全盛になったけど、ヤマトは「誰かがこれをやらねばならぬ」でばっちり使命感背負った話だし、999だと「機械の体を手に入れたい」と目標は明確、ハーロックは「俺は強い。あいつらしゃーねぇなぁ」とアウトロー路線をいくわけで……。
ところがデュークはというと「戦いたくないけど状況がこんなだから仕方ないし」なキャラ。この姿勢のキャラが次に出るのはガンダムのアムロだろう。これが、「戦いたくないけどみんなに言われるしでもやっぱり嫌」になるとエヴァのシンジだし。今でこそ内向的主人公は市民権を得ているけど、当時ではやっぱり異質というか、出てくるのが早すぎたのかも。
時代背景の方を考えると、ダイナミックもスーパーロボット系は全部専守防衛、軍隊化しないという共通点がある。スーパーロボットはとどのつまりは超兵器なのだから、軍属にして兵器として管理運用するのがストーリー上も自然だがそうなっていない。多分、リアル自衛隊の扱いやら反戦ムードがあったから、アニメではできなかったのだろう。例外的に桜多版のコミックスはきっちりミリタリーを描いているが、あそこが限界ではなかったか。結局、宇宙世紀に話を持っていって連邦軍対ジオンということにして「リアル世界とは関係ないです」と吹っ切ったガンダムで初めて主人公がミリタリーに属することになる。つまりガンダムに至るまで、ロボットアニメの設定にミリタリーを正面から組み込むことができなかった。
デュークが自分では動かないキャラで、ストーリー上ミリタリーな展開もできないし、となると、そりゃ動かしにくいわな。桜多版で洗脳云々という話に持っていったのはある意味自然な流れだし、他に展開のさせかたがなかったのだろう。アニメ版を見ても、デュークが原因で事件になるのって、前半ではナイーダの回、後半でも昔の知り合いが出てくる回だけである。前半は甲児が先に飛び出すし、後半は主にマリアが事件を持ってくる。主人公が積極的でないから、敵役のコマンダーのキャラを立てる以外にやりようがないわな。
あれでもしベガが攻めて来なかったら、グレンダイザーはダムの下でお蔵入りのまま、デュークは宇門博士の息子として牧場の仕事をしてそのまま終わっただろうし、地球に来てからの2年間なんてほとんどニートではないかと……。こりゃ他のダイナミックキャラとはそりが合わないわ。
こんな話をしていたら、もし石川賢版グレンがあったらどうなるだろう、という話に。
・母性を滅ぼされたデュークは当然復讐の鬼。怪我が治るなりリベンジの準備にかかる。
・宇門博士が敷島博士化してマッドな方にぶっ飛んで超兵器の開発に積極的。
・スカルムーン基地は最低でも月の裏側全面基地化。内部に超兵器が隠されていたり。
・甲児や鉄也はZやグレートを宇宙仕様にして、ブースター背負ってでも地球外に向かって殴り込み。
・戦いの結果、月は破壊され、地球も大被害、下手すると太陽系があぼーん。
・グレンダイザーが無意味にパワーアップしていろいろ飲み込んだり。
・最後は銀河系全域を巻き込んで、アンドロメダのベガに殴り込みかけるシーンで終わるとか、グレンダイザーが宇宙規模の超パワーを持った存在でベガの方も似たような物で、結局ハルマゲドン。
グレンダイザーって「デュークと宇門博士の性格がアレだから大した騒動が起きなかった」という話に見えてくるんだが。
12月
29
2007
池袋のサンシャインシティーで開催された「奇想奇抜 永井豪の40年」に行った。
原画が大量に展示されていて、印刷ではなかなかわからないペンの描き込みが凄いことがわかった。線の一本一本が、全く違う。才能というのはこういうものなのだと否応なく見せつけてくれる迫力があった。豪先生に似た絵をかくファンの人はたくさんいるけど、御大はもうとにかく全く別次元の存在である。こういうのは、本物を見ないとわからない。
改めて言うのも変な話だが、本当に絵の才能のある人なのだと実感。本当に描ける人が勢いのある表現のためにわざとにバランスを崩して描いているのと、下手でバランスが崩れている、あるいは最初から崩した最終形態を模写したものとは、当然のことながら全く違うわけで……。
年代が後になるほど大コマを多用した表現が出てくるところも興味深かった。カラーの絵の色の使い方も独特だし、こんなに奥行きのある絵だったんだと感激。印刷するとどうしても小さくなる上、何となく薄っぺらくなってしまう。
大量の原画の本物を見る機会があって、本当に幸せだった。
会場で売ってる永井豪選集は、通販でも買える。荷物が重くなるのでその場では買わなかったが、まとめて読むには買った方がよい。
会場限定発売のエネルガーZ(超合金)、リボルテックのブラックマジンカイザー、描き下ろしポスターのタペストリーやコースターなどを購入。本やDVDは他でも買えるので、荷物が増えるから今回は見送った。