グレン56話。宇門博士は、ベガ星の侵攻監視のためにスペースアイを試験的に打ち上げ、各国で協力体制を取るべきだと国際会議で呼びかけたが、ズリルの奸計によって侵略者のスパイ扱いされ、スペースアイは国防軍に破壊される。一部始終を知ったシュバイラー博士の台詞が「何という愚かなことを……」。最初に見た時は、ベガ星に対抗するのに不可欠なスペースアイ計画が不発に終わったことを指しているのだと思った。だが、スペースアイ破壊のシーンはミサイルで破壊している。つまり、スペースデブリばらまきまくりということである。この意味でも非常に愚かなことではある。この破壊をやると、他の衛星にも被害が及ぶ。同じ破壊するなら、国防軍は宇門に命じてスペースアイを大気圏突入させればよかったのだが……。
 まあ、あっちの世界では、地球の衛星軌道上あたりでグレンとベガ星が戦いまくり(くそでかいマザーバーンを爆発させてるし)、円盤撃墜しまくりで既にデブリだらけには違いない。多分地球の技術ではどうにもならんから、フリード星に帰る前にデュークに「掃除してくれ」とでも頼むしかないだろうなぁ。王子&宇宙の王者の最後の仕事がゴミ拾いだという、何だか情けない光景を見ることになりそうである。



Z92話

|2007/1/28(日曜日)-22:03| カテゴリー: マジンガーZ
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 マジンガーZ92話を見直してたのだが、科学要塞研究所から、甲児達の乗った飛行機を見送りながら兜剣造博士曰く、

今度会う時には、私の秘密を話そう。そして、一緒に暮らそう。それまではお前の意志を継いで、私とグレートマジンガーでがんばっていくぞ。

 この手の台詞っていわゆる「死亡フラグ」ですよねどう見ても。で、実際剣造博士はグレートの最終話でお亡くなりになるんですが、ADVゲームが一般化するはるかに前、しかもグレート本編開始前だというのに、しっかり死亡フラグを立ててのけたダイナミックおそるべしというか……。

 もしかして、兜剣造博士は、番組本編が始まる前から死亡フラグを立てられた史上初のキャラ、なんてことになるのでは……。史上初のキャラが無理でも、史上初のロボットアニメ指揮官にはなりそうな……。



 超電磁ロボ コン・バトラーVのDVDを全部見終わった。見る前から、雑兵さんに「子供だましという言葉をコレで知った」「デウス・エクス・マキナってのを後で知ってまさにコレだと……」とさんざん吹き込まれていたのだが……ラスト10分になって
キャンベル星から来たデウスが二頭立ての馬車(但しメカ)で登場
死を覚悟している登場人物達の前で、地球を破滅させるはずの核融合ミサイルを消去する。
ちょwwwおまwwww、名前からしてがそのまんまやないかーっ!orz。
 スタッフ、絶対に狙ってやっただろコレ……。
 都合良くキャンベル星で内乱が起きるのは……ってツッコミも入ってたけど、そんなご都合主義なんざ完璧に吹っ飛ばす絵に描いたような(って実際絵だが)デウス・エクス・マキナっぷり。ここまでやられると却って潔いというかすがすがしいな。



 新鮮だったのは、宇門博士が兜十蔵の弟子という設定で描かれたマンガとか、宇門博士の片思いの人が兜剣造のガールフレンドだという設定とか……その発想は無かったわ^^)。ちょっと目から鱗。でも楽しいなぁ。

 本編設定通りにタイムテーブルを厳密に作ってしまうとドクターズ全員集合はほとんど無理だからなぁ……。宇門と弓は早生まれのの設定次第では同級生になれるけど、剣造は大学で完全に入れ替わり(年齢差からいって宇門や弓が卒業したのと入れ替わりに入学してくる)だし、留学場所も宇門がスイスのシュバイラーのところに行っていた間、剣造はアメリカに居るかたわらミケーネの調査中。戻ってきたらきたで、宇門は自分の研究所設立に忙殺され、剣造は十蔵や弓と合流して光研設立準備に備えるか、あるいはごく近いところに居ることになりそうだし。



同人誌入手

|2007/1/26(金曜日)-22:01| カテゴリー: 雑記
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 カルロス安部さんの同人誌が届く。兜剣造本に爆笑した。
委託販売のゲッター同人誌もなかなか楽しかった。本編設定なので外伝として読めた。



html化してみた

|2007/1/24(水曜日)-22:00| カテゴリー: 創作
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 pdfで公開していたファンフィクだが、携帯で見てるので変換サイトを通してもレイアウトが崩れるとか、パソコンの機種が古いのでpdfが辛い、といったメッセージをいただいたので、html版を作ってみた。ただ、latex2htmlで出力したものを、UTF-8に変換し、ヘッダやフッタを置き換えて公開しているので、内部のレイアウトを手作業で変更することはしていない。だから、最初からhtmlで書かれたものよりは見づらいかも……。



TELE STORY ATLAS UFO ROBOT

|2007/1/18(木曜日)-21:59| カテゴリー: グレンダイザー
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 イタリアから、ATRAS UFO ROBOTのN22が届く。内容としては、「湖が地獄の火を吐いた!」を一部改変したものっぽい。後半に何ページか追加された別の1話は、どう見ても中国のカンフー映画(しかも古代中国が舞台)にダイザーチームが乱入したような内容だった。



創作の裏側

|2007/1/16(火曜日)-21:57| カテゴリー: 創作
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 英さんの掲示板にも書いたが、先日公開したマジンガーZファンフィク「MJC」に関する裏側メモ。
あの時代のアニメの設定は、結構大雑把だったり矛盾があったりだが、きちんと集めてみると、マジンガーZのエピソード0の内容を小説にするには結構制約が厳しいことがわかった。マンガなら、凄いロボット開発しました、って絵一枚で説得できるが、小説はプロセスを書かないといけないわけで……。

 書かなければならないこと、満たさないといけない条件はこんな感じ。あれこれ考えて書いてたら半年経ってしまった^^;)。

○十蔵のしていたこと
・光子力研究所は、超合金Zと光子力の研究が主目的であるから、ここの初代所長十蔵の専門も同じでないといけない。ロボットの研究は表向きメインではない。むしろエネルギー問題の解決などを掲げていたはず。
・Zを開発しているから、ロボットの技術の蓄積もそれなりにないといけない。きっかけとその後は?
・剣造のサイボーグ化をしているから、サイボーグを作る技術の蓄積もそれなりに必要。これもきっかけとその後は?
・ロードス島調査団に加わった時は、ロボット工学で加わったと思われるので、その時までに巨大人型ロボットの仕事が何らかの形で知られてないといけない。
・年齢からいっても弓の指導教官の立場になるはず。
○弓のしていたこと
・光子力と超合金Zについては、十蔵と一緒に研究を進めてきた。
・巨大ロボットについては、地質調査用のものを作っているから、そういうものが必要な仕事をしてきた過去がないといけない。
・十蔵の調査の間、弓は一緒ではなかった。
・Zを超えるものを作ってないし、作ろうともしていない理由が必要。
○ヘル
・サイボーグ製作では十蔵よりずっと上。
・巨大ロボットでは十蔵を超えられない。
○技術の展開
・ジャパニウム発見の経緯
・光子力発見の経緯
・合金Z、超合金Zがどうして作られたのか。狙って作ったのか偶然の発見か。
○剣造のサイボーグ化が可能であるための条件
・剣造と十蔵は近くに居なければならない。
・病院で死なれては手遅れ(脳は生きててくれないと)。
・十蔵は手術用の設備を秘密裡に確保してないといけないし、技術も持ってないといけない。
・弓は弟子として十蔵の近くにずっと居たから、それなりの情報は伝わる状態だったはず。
・その弓にも内緒でサイボーグ化できる状況を設定しなければならない。
○爆発事故はどこで起きたのか
・事故の時、Zの骨組みは完成している。
・剣造夫妻がほぼ即死というのはそれなりに激しい事故だろう。
・Z建設中の別荘が吹き飛べば、注目されるどころで済まず、消防がやってきたり警察の捜査が入ったりする。結果Zの存在もその時点で明るみになりかねない。また、運がわるかったら建設中のZの骨組みも破損するかも。
・Z建設中の別荘以外の作業場所が吹き飛んでも、やっぱり捜査の対象になる。この場合は富士山麓に1個所(Z用)と、もう一個所(必ずしも富士山麓でなくてもいいが、Zの作業を並行してできる程度の距離でないといけない)十蔵の拠点が必要になる。
・犠牲者が剣造夫妻だけだから、人通りの多い大学キャンパスなんかを吹き飛ばすわけにはいかない。死傷者多数になってしまう。
・剣造夫妻が全く孤立して仕事をしていたのだとすると、サイボーグ化の後の科研建設の人材を集めるのが困難になる。→剣造夫妻を慕って集まってきたそれなりの人材が周りに居られる環境でないといけない。
○後始末の問題
・事故のタイミングが光研落成の1年前だから、事故原因によっては十蔵の管理責任が追及されることになり、光研初代所長就任どころではなくなる。→過失や認識不足が事故原因ではダメ。不祥事になってはまずい。
・爆発の原因次第では、光子力=危険、と判断されて、光研設立も危うくなりかねない(もんじゅが事故をやらかしてストップしたのと同じような感じになるかもしれない)。→事故調査をやって、技術的に再発防止策がとれる内容でないとダメ