8月
12
2006
|2006/8/12(土曜日)-20:55| カテゴリー: グレンダイザー
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グレン42話の宇門博士はなかなかステキだと思う。
まず、研究所地下に新しいコンピュータを入れた後、電源に手をかけるがスイッチを入れられないシーン、あそこで宇宙空間の画像が出る。かなり明るいイメージだが、あれで正しい。リアルハッブルの画像もあんな感じである。
本編では、研究所改造をみんなにも黙っていたらしい博士。ってこれって所員にも秘密かよ!
いや、もし所員に秘密でこの作業をやってたとすると、別荘でひそかにマジンガーZを組み立てた十蔵以上に難易度的にとんでもないと思うんだが。だって、毎日勤務している所員にばれずにこういう大工事をやってたとすると、どうやって隠してたんだ一体?つか、マジンガーワールドの博士って時々とんでもないことやってくれるよなあ。
壊れたヘリポートが修復された様子がないのは、研究所の改造を優先してたからなのか?
んで、攻撃されて地下に向かう宇門博士。以下、立ち上げ手順に沿ってまとめる。
まず、メイン電源ON。やっぱりこれが基本でしょう。
次に、カートリッジっぽいものを突っ込んでる。メモリーカートリッジか、この時代なら磁気テープか。紙テープ掛けなかっただけ進んでるというべきか、そもそもそんなんじゃ容量が足りなくて話にならんというか。多分これがOSとプログラムのロード。IPL(Initial Program Loader)って奴かな?
何だか緊張してる宇門博士。実はバグの心配でもしてるのか?これで、途中でエラーが出たりコア吐いたり(ってOSはUNIXかよ!)したらアウトだからなあ……。まさかソフトウェアをメーカー任せにはせんだろうし、やっぱりシステム構築は所長本人の仕事か?。研究所の存亡を賭けたデバッグ兼実機テストなんて壮絶なことをやっているとか?
次にパネルを開けて何かやってる。奥の配線が芸コマで萌え。ダイヤル回してますが、こんなところでアナログ制御?
さらにボタンを順番に押す。何のボタンかラベル位貼っておけ。でないと操作ミスを誘発するぞ>所長。
このあと、ボタンをあれこれ操作する宇門所長。かなり緊張してる様子。これって、途中でエラーが出たら最後だもんな……。
冗談抜きである時期までのコンピュータはこういう感じだった。確か最初は部屋の電源ON,コンピュータのキースイッチ回してブレーカーみたいな大きめのスイッチONだったな。私も学生の頃はリアルでこういう作業をやった経験がある。IPLに始まり、手順を踏んで周辺機器とか全部つないで行く。LEDの点滅見ながら順番にスイッチをいじくり回すのな。途中のログは画面じゃなくてラインプリンタに出たりするし。ま、電源ONで自動的にHDDから立ち上がってくれるようになったのはもっと後の話なんだな。
で、台詞が入る。
宇門「……できた!」
バグは無かった模様。一発で動作するあたり、さすがだな。セッティングをする踏ん切りが付かず、直前まで悩んでいたところを見る限り、多分、ドライラン(机上検査)しかやってないはずなのに。やっぱ、宇研のシステムなんて多分特注品だし、業者に丸投げはせんだろうし。かなりの部分を開発したの、宇門博士本人じゃね?
宇門「行くぞ!」
宇門博士、(`・ω・’) シャキーン
規模は全然違うけど、このシーン、実はとっても身につまされる。実際開発やってる時なんか、プログラム書いてコンパイラ通すときとか実行するときに「いっけー!」「たぁりゃ!」とか、かけ声かけること、あるんだよなあ。
ほんで入り口の方の起動スイッチを拳を握って叩いて入れる。あ、ここで「プログラム・ドライブ!」と声が聞こえた人は手を上げて(^^;)ノ。いやそりゃ一応別作品だけども……。
どっかの部屋の装置に灯が入って動作開始。形からみて、多分メイン動力室?コンピュータだとすると、何だかアルカディア号みたいなイメージなわけだが。動力系だとしてもデザインがいい。透過光カコイイ!マジンガー前2作はこういうデザインが出てこないよなあ。
この回からファランクスを備えることになった宇研。ビーム砲による対空防御システムである。砲手(ガンナー)が居るわけじゃないので、多分自動制御だろう。コンピュータごと入れ替えないと制御が追いつかないわけだ……と納得。
無事大介が円盤獣を撃破しても、「大介……」とつぶやきつつほとんど表情を変えない。最後のシーンに至っては、「実は、ずっと前から、この新研究所を密かに作っていたのだ。みんなには心配かけて済まなかった」とのたまったわけだが。それをああいうポーカーフェースで言うかぁ、普通……。大体その「密かに」って一体……。
甲児やひかるもやってきて、大介と三人で大笑いしていても、宇門博士は笑わず冷静なまま。何か淡々としている。弓さんならこういうとき、一緒になって笑うよな、きっと。このへんに性格の違いが出てるなぁ。
何だかね、この回って「すげぇシステム一発稼働させて、それでも舞い上がるでもなく淡々としている、技術屋としてかっこいい宇門所長」が思いっきりクローズアップされてる気がする。ということで、つくづく所長ファン必見の一話だなあ、と思った次第。
8月
7
2006
|2006/8/7(月曜日)-20:51| カテゴリー: 創作
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発端は、英さんのところに創作モノを投稿しようとしたことであった。
サイトでも公開しているpdf版を送ってみたら、うまく載せられないと言われてしまった。状況がよくわからなかったのでいろいろ訪ねてみたら、「ホームページビルダーで編集しているhtmlファイルに貼り付けられない」とのことだった。「html側でpdfに相対リンクして、htmlとpdfの両方をftpでサーバに突っ込めばOKだが?」と言ってみたのだが、とにかく普段通りの方法で更新作業をしたいからhtmlかwordファイルにしてほしいとのことであった。
試しに、Acrobatから全ページをtiffにしてwordに貼り付けたものを送ってみたが、やはりページ数が多いと、編集作業にかかるどころではないに違いない。
じゃあ私の方で自動でhtml変換すればいいや、せめてwordで編集できるplain textかrtfになればいいや……と思って試してみたのだが、そこからが長かった……。
その長い作業というか試行錯誤をまとめたのが「製作環境に関するメモ」である。Acrobatの「別名で保存」のテキスト情報を書き出す形式のものは、改行位置がめちゃくちゃになって使い物にならないし、他のツールはというと、日本語が通らなかったりするわけで、どうにもならない。なんとか、Mac OS Xの最新版でlatex2htmlを動かし、日本語コードやら改行やらをあれこれ試して、どうにかフッタやらソフト自体の紹介といったどうでもいい部分の一部の文字化けを除いて、正しい改行位置と見出しで本文が出るようになった。創作モノのソースコードも、最後にヘッダ部分のコメントと日本語コードを変換するだけで、本文に手を加えなくても、縦書き2段組pdfと、ウェブ用htmlの両方を出せるようになった。
あとは、目障りな文字化けを止める方法と、どこを削って提出するかだけの問題となった。英さんのところに投稿するぞ、とか言っておいて、ちっともできなかったのは、こういう作業をしてたからでして。いやもうこんなことになるとは思ってもみなかった……^^;)。つか、何やってんだ>自分。
8月
7
|2006/8/7(月曜日)-04:11| カテゴリー: 創作
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発端は、英さんのところに創作モノを投稿しようとしたことであった。
サイトでも公開しているpdf版を送ってみたら、うまく載せられないと言われてしまった。状況がよくわからなかったのでいろいろ訪ねてみたら、「ホームページビルダーで編集しているhtmlファイルに貼り付けられない」とのことだった。「html側でpdfに相対リンクして、htmlとpdfの両方をftpでサーバに突っ込めばOKだが?」と言ってみたのだが、とにかく普段通りの方法で更新作業をしたいからhtmlかwordファイルにしてほしいとのことであった。
試しに、Acrobatから全ページをtiffにしてwordに貼り付けたものを送ってみたが、やはりページ数が多いと、編集作業にかかるどころではないに違いない。
じゃあ私の方で自動でhtml変換すればいいや、せめてwordで編集できるplain textかrtfになればいいや……と思って試してみたのだが、そこからが長かった……。
その長い作業というか試行錯誤をまとめたのが「製作環境に関するメモ」である。Acrobatの「別名で保存」のテキスト情報を書き出す形式のものは、改行位置がめちゃくちゃになって使い物にならないし、他のツールはというと、日本語が通らなかったりするわけで、どうにもならない。なんとか、Mac OS Xの最新版でlatex2htmlを動かし、日本語コードやら改行やらをあれこれ試して、どうにかフッタやらソフト自体の紹介といったどうでもいい部分の一部の文字化けを除いて、正しい改行位置と見出しで本文が出るようになった。創作モノのソースコードも、最後にヘッダ部分のコメントと日本語コードを変換するだけで、本文に手を加えなくても、縦書き2段組pdfと、ウェブ用htmlの両方を出せるようになった。
あとは、目障りな文字化けを止める方法と、どこを削って提出するかだけの問題となった。英さんのところに投稿するぞ、とか言っておいて、ちっともできなかったのは、こういう作業をしてたからでして。いやもうこんなことになるとは思ってもみなかった……^^;)。つか、何やってんだ>自分。
8月
5
2006
|2006/8/5(土曜日)-04:07| カテゴリー: グレンダイザー
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老舗のグレンダイザーファンクラブDFCさんの会誌を注文していたのが、本日届いた。新刊がいつ出るかウェブサイトを見張ってて予約を入れるのも面倒だし、「定期購読制度ないの?」って訊いてみたら、「入会するのが一番簡単」というお返事だった。
さてどうしたもんかねぇ。主にデュークのファンクラブで、グレンダイザーを愛する人達の集まりということだが、私はどっちかっつーと最近は宇門博士のファンなもんで……^^;)。
8月
4
2006
|2006/8/4(金曜日)-04:07| カテゴリー: マジンガー系
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timeline chartに教育制度改革を重ねてみた。新制大学発足が1949年、大学院が旧帝大に設置されたのが1953年だから、マジンガーシリーズの博士達は三人とも旧制中学→旧制高校→大学、という旧課程で育ったことになる。宇門博士と弓教授は旧課程のときに大学進学したことになる。GHQの学校制度改革が1947年だから、兜剣造博士は47年改革後の学校制度のもとで大学進学したことになる。弓と宇門は、47年改革の影響を受けたとしても学部の最終学年の時か、大学院進学後ということになる。
旧制高校と予科の区別は、予科が特定の大学に結びついていたということ。旧制高校→予科ありの大学、や予科→予科無し大学、への進学が可能だったかどうかについては調べたけどまだよく分からない。ただ、あの規模の研究所を作ったりする人材なら、ナンバースクール→旧帝大、というのが順当な学歴ではないか。大学院はまだないから、卒業後は大学に残って研究を続けて学位をとって留学、という順番か。戦前でも大学院はあったので、弓と宇門についても、大学院に進んでいた可能性は十分にある。
#二次創作するにしても、新制大学のつもりで書いたら大間違いになりそうな。
8月
1
2006
|2006/8/1(火曜日)-04:05| カテゴリー: マジンガー系
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英さんの掲示板で教えていただいた、ZのSF設定回りに関するメモ。
・兜教授(十蔵のこと)とある(増刊テレビランド)
・「二人で新元素ジャパニュームを発見して」(カルビーカード)。二人=十蔵&弓
・弓が「超合金Zと光子力エネルギーを開発した」(マジンガーZ大百科)
・ジャパニュームは、「富士火山帯の洪積世の地層からしか産出されない」
ジャパニューム発見の細かいいきさつの設定は見つかっていない。
7月
30
2006
|2006/7/30(日曜日)-03:57| カテゴリー: マジンガー系
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「グレンダイザーを巡って」に「本編開始前の動き」を追加。研究所やロボットが稼働する前にみんなが何をしていたか、という年表をtimeline chartにしてみた。元データは英さんのところから。
いやね、博士達の話を少し書こうかと思ったんだけど、三作品通してどういう動きか見通せないと、この頃に何を作ってたかとか、どこで誰が出会えるかといったことが決まらないのよ……。
7月
23
2006
|2006/7/23(日曜日)-03:56| カテゴリー: マジンガーZ
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マジンガーZの80話以降あたりを見てチェックしているのだが……。光研の設備を見落としていた。バリアしかないと思っていたのだが、小型のロケットランチャーとか電磁波攻撃設備があって、終わりの方では何回か使われている。
それで困ったのが対暗黒大将軍のパロディ。Zを最後まで見ないで(つか、映画の方だけ詳しく見て)書いたから、光研の防衛設備がバリアだけだと書いてしまった。というわけで、その部分を若干修正したものに差し替えた。でもまだ83話までしか見ていない(し、前半はメモをとらずに見ていたので見落としがあるかもしれない)から、また修正になるかもしれないんだけど。