3月
18
2015
|2015/3/18(水曜日)-00:03| カテゴリー: コンピューターの使い方関係
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先週末くらいからしばしばこのサーバが止まりまして、swap_pagerでエラー発生で、強制リブート以外に動かす手段が無くなります。
apacheのログを見てみると、WordPressのログインに連続して関係無いアドレスから連続アクセスがあったりして、まあよくあることだけど攻撃されてるなと。因果関係がはっきりしないのだけど、集中的な攻撃の後、FreeBSDがswap確保に失敗するということもあるようなので、DoS攻撃対策をして様子を見ようと思いました。
ApacheのDos対策モジュールというと、mod_evasiveが有名です。インストール記録もいろんなサイトさんにあるのだけど、実は罠が。Apache2.2までは検索して出てくるサイトさんのやり方でインストールができるのですが、2.4で同じようにするとエラーが出てインストール不可能です。2.Xで使える、と書いてあるのでつい信用して痛い目を見ました。どうも、2.4からApacheのAPI変更があったのがきいているようです。動かすには、ソースコードを何行か変更しなければならないのです。それで、探し回って、修正済みのものがhttp://sites.extremehosting.ca/mod_evasive24/で公開されているのを見つけました。
このファイルをダウンロードしてきて、/usr/local/srcに入れます。
tar zxvf mod_evasive_1.10.1_apache_2.4.tar.gz
で、mod_evasiveというディレクトリに展開されます。mod_evasive24.cが、mod_evasive20.cを置き換えたものになります。変なコードが仕組まれてないか、オリジナルのものとdiffで確認しましたが大丈夫のようです。
ウチでは、apacheは、/usr/local/apache2に入れているので、
cd mod_evasive
/usr/local/apache2/bin/apxs -i -a -c mod_evasive24.c
でインストールが完了します。
一応、インストールするにはapacheにmod_so.cが入ってないといけないので、
/usr/local/apache2/bin/apachectl -l
で確認してから作業します。
インストールが終わると、httpd.confに、
LoadModule evasive20_module modules/mod_evasive24.so
が追加されます。
動かすには、ログファイル出力先を用意します。どこに作ってもいいので、Apacheのログのところに入れることにしました。
mkdir /usr/local/apache2/logs/mod_evasive/
chown nobody:nobody /usr/local/apache2/logs/mod_evasive/
書き込めるようにファイル所有者を変えておきます。
httpd.confに次の内容を追加します。
<IfModule mod_evasive24.c>
DOSHashTableSize 3097
DOSPageCount 3
DOSSiteCount 20
DOSPageInterval 2
DOSSiteInterval 1
DOSBlockingPeriod 3600
# DOSWhitelist 127.0.0.1 テスト後にこれをコメントアウトし、ループバックアドレスは全部許可に。
DOSLogDir "/usr/local/apache2/logs/mod_evasive"
# DOSEmailNotify xxxxx@xxxx.jp ←拒否したIPアドレスをメール送付。
</IfModule>
これが終わったら、./apachectl graceful を実行して設定を反映させます。
./apachectl -M
を実行すれば、モジュールが組み込まれたことを確認できます。
動作確認は添付のPerlスクリプトを使って行います。
cd /usr/local/src/mod_evasive
chmod +x test.pl
/usr/local/src/mod_evasive/test.pl
を実行し、途中まではOKで、途中からForbiddenになれば問題なく動作しています。このテストが棲んだら、httpd.confのループバックアドレスのところのコメントを外し、ループバックについては全て信頼するという設定に変更し、再度、./apachectl graceful を実行します。どこからのアドレスを拒否したかをメールで受け取りたければ、コメントを外して送り先メールアドレスを書き込めばできるようです。うるさそうなのでやってませんが。
2月
9
2015
|2015/2/9(月曜日)-04:14| カテゴリー: グレンダイザー, 蒐集
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去年、eBay.itやeBay.frで予約注文を受け付けていた、ダイザーの掌の上を走るデュークのフィギュアを注文しました。300EUR前後とかなりお値段高めで、最初は確か6月発売だったのがのびのびになって、つい最近届きました。
こんなカタログ写真で販売されていたので、見たことのある方もいらっしゃるかと思います。
実は注文したら、本体価格に近い金額の送料を請求され、届いたら届いたで関税2500円を払わされました。これまでフランスやイタリアのグッズ蒐集ではなかったことなので、一体何事かと思ったら、えらくでかい荷物が届きました。
まず、台になるグレンダイザーの掌。絵がちょっと切れちゃってますが、下の方にあるのは20cmの定規です。掌の形は四角っぽい感じです。持つとずっしりと重いです。中央の穴が、デュークフィギュアをとりつけるところです。
こちらはデュークフリード。走っている姿で身長が20cmくらい。このサイズで直立すればもうちょっとあるでしょうかね。
掌にとりつけて、後ろから見たところ。手首に当たる部分に金属製のプレートが埋め込まれていて、グレンダイザー、と書いてあります。
で、このデューク、まさかのヘルメット可動でした。
以前に、マリア、甲児、ヘルメット姿の戦闘服、素顔の戦闘服、とシリーズで出たフィギュアでは、そもそもヘルメットの内側は造形されていませんでした。その後に出た30cmの大型のフィギュアでは、バイザーの内側が見えて、一応外すことはできましたが、可動ではありませんでした。さらにその後、少し小さいサイズで出たダイザーチーム4体セットでもバイザー越しに顔を見ることはできましたが、やはり可動ではなく。フランスで作られたフィギュアもヘルメットは取り外し方式、日本のガレージキット(コテメンドウ製)も取り外しでした。ということで、これが初のバイザー完全可動のデュークということになります。
顔のアップ。眉毛は割れていないし、顔自体も少しグラデーションがかかった塗りになっています。表情もイマイチかなあ……。まあサイズが小さいのと、材料がレジンではなさそうで、細かくて鋭い凹凸を表現できないようですので、仕方無いでしょう。
多分これ、レジンキャストじゃなくてポリストーンでできてます。重量と質感はむしろセメントやセラミックに近い感じです。デュークのバイザーが割と厚いのも、薄くすると割れるからじゃないでしょうかね。落としたりぶつけたりしたらヒビが入って欠けたり砕けたりするでしょう。割れ物として、壺や花瓶と同じように扱うしかありません。でかいし重いし、他のフィギュアに混ぜて飾るのではなく、玄関の下駄箱の上か、床の間にでも飾っておけという感じです。フィギュアを通り越してもはやオブジェの一種になってます(爆)。
2月
8
2015
|2015/2/8(日曜日)-23:16| カテゴリー: 雑記
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WF2015冬を見てきました。とりあえずカタログを見ると、普段チェックしてるディーラーさんのところにも情報無かったし……と、ゆっくり出かけました。
で、これ↓を見逃してて買い損なった。
きっとまた再販されるでしょうから、夏に期待。次は事前問い合わせを入れるぞ、と。
アブドラU6は人気だったらしく、会場持ち込み分は完売。ネット通販とかは受け付けてくれるそうです。
ダイザー+ダブルスペイザーは既に予約したのですが、同じシリーズでスペイザーとTFO付のものの販売もするらしいです。アニメのイメージだとかなり平たかったスペイザーですが、ダイザーのボリュームが凄いので、分厚い円盤になってました。
スピンドリルも出せます。差し替えパーツかな。
TFOが強そうです。ディテールが追加され、金属光沢に。実写モノのSFで飛んでいても違和感がありません。
でじたみんさんのところで見かけたダイザーヘッド。この秋に、ジェットパイルダー+マジンガーヘッド、ブレーンコンドル+グレートマジンガーヘッドが相次いで発売されましたが、そのシリーズだそうで。パイルダーで乗り込まないグレンダイザーなので、シュートインの部分を再現するしかなさそうですが、何とも思い切った表現というか、其の手があったかというか。小さいデュークピットはダイカスト製だそうです。アニメ通り180度の回転2回は……無理でしょうね。落ちないようにレールの脇に出っ張りがありますし。でもまあここまでやるなら同スケールの移動車もつけてほしいところ。
また、アニメではスペイザー、ダイザーともにキャノピーはほぼ透明か、薄い水色で内部が良く見えていたのですが、このキットでは濃い青色です。この色だと、デュークがどちらに居るのかはっきりしません。同じシリーズのパイルダーは中がよく見えるつくりなので、こちらも見やすく改良してほしいところです。
タツノコキャラもチェック。発売中の破裏拳ポリマー。
次に発売予定のキャシャーン。
開発中のガッチャマン。バイザーの下の髪の毛までしっかり表現されています。期待が高まります。
同じくG-2号、コンドルのジョーさん。腰のエアガンは外して持たせられるのかな。ピン状のパーツでベルト部分につながってました。
会場を移動していたら、あしゅら男爵さんが登場。
結局、マジンガーZ解剖図手ぬぐいだけ買って帰りました。欲しいものは大体が開発中ばっかりだったので。
LayLaxさんの出品した攻殻機動隊ARISEのシュレーディンガー(アサルトライフル)はかっこよかったです。BB弾撃てる方が発売されたら是非ほしい。
1月
1
2015
|2015/1/1(木曜日)-20:34| カテゴリー: 雑記
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今年もどうぞよろしくお願いします。
今年はグレンダイザー放映40周年です。グレンダイザーは、日本でもそこそこ人気がありましたが、日本よりもむしろイタリア・フランスとアラビア語圏で凄い人気でした。40周年を機に、海外展開がどうだったか、いくつか資料を訳して日本で紹介できればと思っています。
そういえば、(以前にも紹介したことがありますが)本編でも研究所の玄関に門松が飾られていましたね。
12月
28
2014
|2014/12/28(日曜日)-23:00| カテゴリー: 雑記
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本日、C87サークル参加を無事に終了しました。
前回(2013年夏)は、油断して遅く出たら遅刻してしまい、随分待たされた上に開店が昼の11時過ぎになり、ジャンルもアニメ評論で出していたので売れ行きが今一つでした。
今回は、アニメ(その他)でひとくくりになったので、グレンダイザーやマジンガーやゲッターなど、ダイナミック系アニメのサークルの列に配置してもらうことができました。
とはいえ、マイナーサークルですし、サークル参加を初めて間もないので、それほど売れないだろうと思い、小説は各4部、翻訳本は各10部前後の持ち込みでした。それでも半分以上は売れ残って持って帰ることになるんじゃないかと予想して、持ち運びによる本の傷みを防ぐために売る分はビニール袋に入れて、立ち読み用の1冊だけSAMPLEスタンプを押して出した状態で展示しました。ところが、ありがたいことに、翻訳本は、サンプル用も含めて完売しました。p>
○イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 上 サンプル1+販売分8
○【新刊】イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 下 サンプル1+販売分10
○Origins de Goldorakの世界 サンプル1+販売分6
○ACTARUS 1 悪魔のいる高原 サンプル1+販売分12
袋入りが無くなってしまった後「これしかないのですか、売り切れですか」と訊かれたので、展示品なので100円引きにしてサンプル分まで全部売りました。あと、ファンフィクの「Battle Proof」が2部、「帰還(おまけ本「ふたりの王子」セット)」が1部売れました。どうも、フィクよりも、翻訳本の売れ行きの方が良いようです。海外資料をかなり集めたのですが、読むにはそれなりに時間も手間もかかるので、せっかく意味が分かったのだから誰かと共有したいと思って始めたのが翻訳シリーズです。ムック本などで、イタリア、フランスでの展開が紹介された時に、本も少し紹介されていましたが、実際に買って訳してみた人は見かけないので、多分やってる人がほとんど居ないのではないかとは思います。
買いに来て下さった方とお話して、いろいろ情報をいただきました。
「資料的価値が高い」とおっしゃって下さった方、ありがとうございます。今後も翻訳本を出す元気と勇気をいただきました。また「来年5月に中野まんだらけで資料系同人誌の即売会があるので翻訳本でエントリーしては」というアドバイスもいただきました。戻ってネットで調べたところ、「資料性博覧会08」というのが見つかりました。小さなイベントですが、かなりマニアックぽいので、落とされるのを覚悟でエントリーしてみようかと思います。
1年半前の2013年夏コミで「イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 上」をお買い上げ戴いたお客様が、また来て下さり、下巻を買っていかれました。連続でコミケに落ち続けていたのですが、覚えていてくださったことがうれしかったです。前回お買い上げの時、会社で友達に見せるとおっしゃっていましたが、見せた結果爆笑で大ウケだったという結果を教えていただきました。下巻も上巻に負けず劣らずむしろ輪を掛けてひどい内容(笑)ですので、みなさんでネタにして笑っていただければと思います。
そんなわけで、最後の方に通って下さった方には、今回持って来た翻訳本を見せることもできない状態でした。申し訳ありません。あと各数部、多めに持ち込むべきでした。通販をhttp://www.frontier-line.org/mail-orderにて受け付けておりますので興味のある方はご利用ください。なお、帰宅は明後日になる予定ですし、年末年始も挟みますので、新年1月5日以降、対応いたします。
会場では、お隣のサークルの売り子さんに手助けしていただいたりということもありました。ありがとうございました。次の夏コミにもエントリーするつもりなので、当選すればまた会場で新刊を手にとっていただけるかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
11月
7
2014
|2014/11/7(金曜日)-12:59| カテゴリー: 雑記
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サルード友の会さんの本に参加させていただいていて、そちらの原稿の締め切りでテンパってて、何か封筒は来てたんですけど確認せず放置状態にしてましたが、さっき確認したら受かってました。
1日目東ツ-02b Frontier Lineで出ます。
ちなみに、みなもと蘭子さん主筆のサルード友の会さんも受かってまして、すぐ近くの1日目東ツ-03bです。
新作フィクは、「空のゲシュペンスト」(連載3回目、完結)、サルード友の会さんの本に出させていただくことになってます。過去2回の連載も、サルード友の会さんの本に掲載済みです。いつも、サルード友の会さんはバックナンバーをしっかり持って来られるので、興味のある方はぜひバックナンバーともどもお買い上げいただければと思います。内容は、マジンガーとグレンダイザーをつなぐ話で、NASAにいる甲児くんから、宇門博士のところに行きたいという手紙を受け取った弓教授が、宇門博士のような異端扱いのところに甲児くんをやっていいものかと不安になり、宇門博士の身辺調査を始めて事件に巻き込まれる、という話です。弓教授視点のフィクというのは珍しいのではないかと思います。
新刊予定は、「イタリアのグレンダイザーのポルノがいろいろとおかしい 下」です。コピー本で作る予定です。上巻は一昨年の夏コミに出しました。今回初めての方のために、上巻も用意していきます。このブログでも紹介しましたが、KAZONGAというタイトルの、イタリアで出たグレンダイザーパロディポルノの翻訳(というか対訳本)です。
あともう1つくらいは、グレンダイザーの海外絵本の翻訳とかを出したいです。イタリア語かフランス語からの翻訳になるので、かなりGoogle先生に頼りつつ作ることになりそうです(汗)。
なお、別企画も準備中(まだ内緒)です。某企業に仕事を発注してて、そっちの納期次第で間に合うかどうかが決まります。多分、12/20頃には案内できると思います。
過去に出したフィクも少しは持っていくつもりです。
8月
24
2014
|2014/8/24(日曜日)-00:31| カテゴリー: グレンダイザー, 蒐集
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グレンダイザーF.C.(一番最初に結成されて、「スペイザー」を刊行して、徳間のロマンアルバムにも紹介されいた)制作のスライドアニメは、PART.Iが「幻のむこうに死神を見た」で、PART.IIが「信じ合う友情の絆」です。紹介記事をそれぞれ、こことここに書きました。
ところが、これ以外にもスライドアニメーションの計画があったようで、違う内容の話の絵コンテを入手しました。しかし、計画だけで製作されなかったのか、途中でボツになった企画なのかはわかりません。2ページ目に「制作 グレンダイザーF.C.」とあるので、パロディ編のシリーズの1つだろうと思われます。上映されたものは冊子となってファンクラブのメンバーに配られたそうですが、当時ファンクラブに入っていた方に尋ねても、冊子になったのは「幻のむこうに死神を見た」「信じ合う友情の絆」の2つだけだそうです。
ということで、完成せず絵コンテの段階で終わったものらしいのですが、ストーリーがなかなか面白いので紹介します。何と、甲児くん女体化ネタが突っ込まれております。
オープニングは「とべ!グレンダイザー」ではなく「きみこそ勇者」を使う予定だったようです。
甲児くんそこで拾い食いしたらアカン……。しかもそれ、バイクでぶつかった人の落とし物だし。
「こんな姿になってしまった私はやはり研究所にはいられません」って、何か研究所が女人禁制みたいです。まあ、ひかるもマリアも居るのでそんなわけはないのでしょうが。そりゃそうと、一体どこに行くんでしょうね。光子力研究所に戻ったら弓教授が仰天しそうだし、グレートの状況を見た限り、住んでた家はもう無さそうだし。
甲児くんからの連絡はまだ無いのか、って言ってるところを見ると、宇門博士は甲児がどうなったかについて先刻承知なのでしょうかね。
「落ちてた怪しいものを拾って食べてはいけません」と宇門博士が教育しないとダメだったとかそういう話になってるような。
8月
23
2014
|2014/8/23(土曜日)-22:45| カテゴリー: グレンダイザー, 蒐集
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