66話:悪魔のファッション・ショー
ISOにはスポンサーが居ることがわかった。
チェックポイント
- 総裁X「ベルクカッツェよmいつになったら科学忍者隊を倒し、国際科学技術庁のマントル計画を壊滅させることができるのだ」
カッツェ「それがその、いつになるでしょう」
総裁X「ばかめ、私がきいておるんだ。よろしい、一つ知恵を授けてやろう」
カッツェ「え、本当でございますか」
総裁X「私のデータによると、科学忍者隊に資金を与えているものがいる」
カッツェ「つまり、スポンサーでございますな、総裁」
総裁X「うむ、その資金で、科学忍者隊は自由に世界を飛び回ることができる」
カッツェ「それはまたしっかりしたスポンサー、で、一体何者」
総裁X「モナリンス王国のフレーク王妃だ。ベルクカッツェよ、王妃を暗殺せよ」
カッツェ「暗殺?」
総裁X「モナリンス王国に混乱が起きれば、科学忍者隊の活動も鈍るはずだ」 - モナリンス王国は創立記念日
- フレーク王妃が忍者隊のファンと聞いて喜ぶジュン、うしろで大あくびの健。
- ゴッドフェニックスは使えない。
旅客機の中でカリドンと一緒になる。 - ローラスケートを借りる甚平。
少年「あ、こいつガッチャマンのブレスレットしてるぞ。なあ、そのブレスレット、おもちゃだろ」
少年B「お前ガッチャマンのファンか。俺達みんなもそうなんだ」 - ローラースケートの練習をする忍者隊。
- ジュンは忍び込んだドレスルームで、カリドンのドレスを着ていたところを、モデルにスカウトされる。
- 王宮でのファッションショーで、カリドンとモデルがすり替わる。
- 新技「バードホイップ」「バードローラーウィンドミル」登場。暗殺者を撃退。
カッツェはモグラタンクで逃亡
今回の南部博士
- 南部「科学忍者隊は直ちにモナリンス王国へ出発」
- 南部「ジュン、モナリンス王国へ行ってたっぷりとトップモードを味わっておいで。今度はジュンに活躍してもらわなければならないからな」
ジュン「仕事?」
南部「観光案内のために今のテレビを見せたわけじゃない。もちろん仕事が終わったらファッションでもローラーゲームでも楽しむがいい。モナリンス王国のフレーク王妃は、かなりの資金を毎年国際科学技術庁に寄付しておられ、また、科学忍者隊の大ファンでもある」 - 南部「いや、それが、あるのだ」
- 南部「その通り。国際科学技術庁を援助するフレーク王妃を、ギャラクターが黙って見ているわけがない。」
- 南部「そこで、ぜひ科学忍者隊に密かに守って欲しいと言われるのだ」
- 南部「ファッションショーの当日は、デザイナーであるカリドンのモデル達と宮殿に居る人間だけだ。ギャラクターはどんな手で襲撃してくるかわからん。諸君達も素性を隠していなければならん。それだけに骨が折れる仕事だ。」
- 南部「諸君の健闘を祈る。科学忍者隊出動せよ」
感想・考証・議論
始まった当初は、アンダーソン長官すらその存在も実態も知らなかった科学忍者隊だが、途中からは知名度が上がってきたらしい。スポンサーは存在そのものを知っていて、ファンだということはそれなりに活動状況も知っているのだろう。やはり、雪魔王ブリザーダーの表彰式イベントあたりから状況が変わったのか。
忍者隊のブレスレットがどういう形かということまで知れ渡っている。子供が見て、忍者隊のブレスレットのオモチャ、と即座に言う程度には、あちこちで販売されているらしい。
もはや、ブレスレットをつけているから忍者隊だ、とは言えない状態だろう。世界中で忍者隊のファンが本物そっくりのブレスレットのオモチャを左手につけるようになったら、見ただけではどれが本物かわからないわけで……。むしろ、オモチャのブレスレットを流行らせた方が本物が目立たないかも。