絆 10

by Ree

　—あとがきー
　初めまして、Reeと言います。
　つたないフィクションを読んでいただき、ありがとうございました。
　このフィクションには、本編と内容が違う部分がいくつかあります。あくまでも二次創作と言うことでご了承頂きたいと思います。
　フィクションのテーマとしては、ネクラだと言われる大介のイメージを払拭したかったのと、親子愛を書きたかったのですが、当初の予定になかったのに最終的には大介をマザコンにしてしまった事に少々苦笑しています。
　物を書くと言う行為は、今回が初めてで、表現力や語学力が乏しいので読みづらい点が多々あったかと思います。また関西人なので、どうしても笑いの部分を入れなくては気が済まない性格が仇となり、最終的にはコメディ化してしまったのですが、楽しんでいただけたら幸いです。
　
　さて、私はグレンダイザーをリアルタイムで観ていました。当時のアニメは殆ど見ていたのですが、特に好きになったのは、このグレンダイザーでした。が、時代はまだアニメオタクを口にするほど世間の理解はありませんでしたので、胸に秘めたまま現在に至っておりました。
　インターネットの世界になって、アニメオタクも日の目を見る時代がやってきましたが、好きなアニメは？と聞かれると、必ずガッチャマンと答えていました。私の中では、グレンダイザーは特別な存在なので、簡単に口にする事が出来なかったのです。誰にも言わず、ずーっと心の中で大介を暖めてきました。
　最近、ネットで本編のグレンダイザーを見ることが出来るようになって、一気にヒートアップ。寝ても覚めてもと、何をしていても大介への想いが溢れてきました。そして、偶然「Frontier Line」サイト様に出会ったのです。衝撃的でした。コンテンツを拝見したり、ＢＢＳでコメントを頂いたりしていると、あぁ私も大介の事、語ってもいいんだ……と素直に感激しました。そしてフィクションを書きたい。と思うまでにそれほどの時間はかかりませんでした。書き始めるともう止まりません。完璧に自分の世界に入り込んでしまい、一気に書き上げました。ただ、人に読んでもらおうなんて、その時点では思っていませんでした。でも出来上がってしまうと、誰かに自分の思いを伝えたいと思ってしまい、裕川様に目を通して頂いたのです。
　初めて書いた物なので、誤字脱字の嵐……表現力の問題、フォーマットのお約束事など全然知りません。それを丁寧に教えていただきました。
　今回、こうして私のフィクションが皆様の目に触れていただける事になったのも、裕川様のひとかたならぬお力添えがあったからこそだと心より感謝しています。
　昨今、ネットが問題でいろんな事件が起こったりしていますが、こうしてネットでお知り合いになるたびに、人と人とのふれあい・温かさを感じています。きっと、ただ一人地球に到着した大介も同じ想いを感じたのではと思っています。
　私もその思いを忘れずに、これからも精進していきたいと思います。
　ありがとうございました。

　　Ree