あとがき(ネタバレ注意)
グレンダイザー56話では、ダイザーチームがスイスに行き、宇門博士の恩師であるシュバイラー博士の家に行く。出迎えたのがエルザという若い女性だが、この人は秘書という設定である。ということは、シュバイラー博士は、結構な歳をして美人秘書を自宅に侍らせていることになる。これってどう考えてもエロオヤジな設定だよなぁ、ということで、掲示板でネタと妄想が炸裂した。で、TOM.Oさんが掲示板での議論の流れをいれて、ショートストーリーを書いて「危機を呼ぶエロ博士!」というタイトルで投稿してくださった。それにインスパイアされて、それなら私も書いてみるか、ということでできたのがこの話。
まあ、同じテーマで、多少は小道具もかぶる状態でジョークを飛ばし合っていると理解していただきたい。タイトルは……この方向性で行くなら、これ以外に無いよね?他にアイデアのある人がいらっしゃったら、このタイトルとシチュエーションで、ぜひ、笑えるものを書いて、読ませてほしい。なお、内容の一部に、掲示板でのやりとりを反映させている。
書いてみてわかったことは……エルザ最強(笑)。また、カメラによる覗きネタを突っ込んだために、本編で語られた「危機」を、シュバイラーのスケベ心が招いたってオチになってしまった。
シュバイラーは最後までエロオヤジだった。つか、この妄想版シュバイラー博士が師匠だったら、下手なマッドサイエンティストの弟子になるよりも宇門博士の苦労は大きかったかもしれない。
二〇〇六年 十月二五日 ver.1
裕川 涼