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14話:恐怖のアイス・キャンダー

 任務の最中に口頭試問。

チェックポイント

  • 原子力船を集めるギャラクター。北極基地がある。客船の原子炉は利用。空母や潜水艦はそのまま利用。
  • 改造人間研究所が基地の中にある。
  • エレクトロニクスレーダーで基地発見。
  • 健とジュンがバードフライで近付く。結構長距離を飛べる上、柱に飛びついたり狭い足場に降りたりできる。
  • 基地内の車は自動操縦。とりあえずボタンを押そうとする健。
  • 手術室に時限装置を置いて逃げるカッツェ。
  • 車椅子のじいさんが爆弾を持ってドアに突撃。ドアを破壊。
  • ジュンのヨーヨー爆弾で破壊される基地。ってかサイズの割に効果がものすごいのでは。
  • 鉄獣を出すカッツェ。
  • 鉄獣の腕が飛んできてゴッドフェニックスに命中するが、ゴッドフェニックスは無傷、腕の方が壊れて氷山に落下、氷山を溶かしている。
  • 鉄獣の髭が巻き付くゴッドフェニックス。
    健「竜、圧力を上げろ」
  • ボタンを押すと、髭が焼き切れたような感じで離れる。
  • 無駄にいろんな色のビームを同時発射する鉄獣。
  • 健「面倒だ、竜、急降下してみろ」
  • 急降下の途中で氷付けに。
  • 科学忍法火の鳥。勝手に火の鳥にぶち当たって燃えながら墜落する鉄獣、氷山にぶつかって爆発。

今回の南部長官

  • (健の通信機に)
    健「はい、こちらG1号、ガッチャマン」
    南部「おはようガッチャマン気分はどうだ」
    健「何ですかこんな朝早くから」
    南部「忍者隊に朝も夜もない。緊急指令」
    健「はい」
    人使いがあらい南部博士。健がブレスレットを外して寝ていたのを察知したのか、妙に機嫌が悪い。というかひょっとして南部君も寝起きだったとか?
  • 南部「南太平洋を航行中の原子力客船が、おおぜいの乗客とともに消えてしまった。また、演習中の原子力空母、駆逐艦、潜水艦が次々に行方不明になっている。今度の事件の特徴は全部原子力船が狙われたことだ」
    健「偶然にしてはできすぎてるな」
    南部「G1号よりG5号まで合体して直ちに原子力船の捜索にあたれ」
    健「ラジャー」
  • (ゴッドフェニックスに)
    南部「おはよう、科学忍者隊の諸君。面白いものが手に入ったので諸君に見てもらうことにした。これは、先ごろ帰還した偵察機がビデオで記録したものだ。細かい点をよく観察してほしい」
  • 健「博士、このビデオはどこで、どんな位置から」
    南部「ハワイ諸島の南西50キロの地点を南に向かって飛行しつつ、撮ったものだ」
    健「ということは、この氷山は北へ向かっているということですね」
    南部「その通り、さすがガッチャマン、わかりが早いな」
    甚平「それに、急に海に沈んじまったのもおかしいぜ」
    南部「君ももう一人前の隊員だな」
    こんな時に口頭試問してる場合か>南部博士。

感想・考証・議論

01.png 健のブレスレット。外して寝ていたことを、南部博士は察知したのではないかと思われる。
02.png 健出撃時のシーン。延々走ってます。飛行場1周くらい。で、この間ずっと南部博士の台詞が続いている。つまり、走っている間もずっとブレスレットから南部博士の指令が届いていたということらしい。ってか、走って眠気を覚まさないと夢にまで南部博士が出てあれこれ指示するって状況じゃないのかと……。

 朝っぱらから叩き起こして出撃させたから、眠気覚ましにクイズでも出そうと思ったのでしょうか、南部博士は。資料の氷山の映像を前に忍者隊がどう答えるか見ています。扱いが悪いことについて、多少は自覚があったのか、健と甚平を褒めた南部博士。しかし、この後のボケっぷりが……。まず、基地に侵入したとたん、無意味に飛び上がって兵士に発見されるジュン。基地内を走る車に潜り込んだのはいいが、操縦できないとわかって、とりあえずボタンを押そうとしてジュンに止められる健。脱出してゴッドフェニックスで怪獣と追いかけっこしているときは「面倒だ、竜、急降下してみろ」と何の策も無く言いだし、ゴッドフェニックスは氷漬けに。やっぱり、睡眠不足で朝食も抜きで出撃したのでは天然ボケの失敗が増える一方ということなんでしょう。

 なお、ジュンのヨーヨー爆弾の威力が凄まじかった回でもあります。小さな爆弾1個で巨大な基地が壊滅しました。

 ギャラクターも間抜けでした。真っ先に小さな女の子を改造してどうするんだと。もうちょっと兵力になりそうな奴から始めればいいのに。