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II-18話:宇宙船応答せず

 地球側では重力制御が可能な世界らしい。

チェックポイント

  • 宇宙連絡艇の修理を頼まれたジュンと甚平。
  • 甚平「ブタもおだてりゃ木に登る、か」
  • コントロール職員「G3号は新しいメカの処理にかけては天才だと言われていますからね」
  • 修理中。甚平がボタンを押さえている間にジュンが工具を取りに行く。
    ロボットに銃で脅されて甚平がボタンを放したら、ロケットが打ち上げられてしまう。
  • サチコが、地球探査ステーション・モア号に行きたかったために乗っ取り。
    モア号からの応答無し。
  • モア号にドッキングするが、誰もいない。
  • マントルエネルギーのデータを奪いにきたゲルサドラだが、誰かが隠してしまって見つからない。
  • 救助に来たゴッドフェニックスが重力コントロール室をバードミサイルでで破壊。
  • マントル計画のデータは奪われず。
  • テンタクルスもバードミサイルで破壊。

今回の南部博士

  • 南部「ああ、国際科学技術庁の航空宇宙局から宇宙連絡艇の修理を頼みに来ているんだ。行ってくれたまえ」
  • 南部「話は最後までききたまえ。この連絡艇は新らしいエンジンのテスト中で、いつ爆発するかわからん」
  • 南部「おぉ、そうだなぁ……甚平、一緒に行ってくれるかな」
  • 南部「ジュン、心配するな。連絡艇は無事に地球探査ステーションに着いたそうだ。では、ご苦労だが直ちに救助に向かってくれたまえ」

感想・考証・議論

01.png Gタウン内部。観葉植物も植わっているプールサイド。南の海を演出している。
このあたりまで見て結構一貫してるなと思ったのが、「大きな閉鎖系を快適に保つ技術が発達している世界」だということ。というのは、 IIで出てくる宇宙ミッションの殆どが有人ミッションなんだけど、物の出入りを制限した空間で大人数を過ごさせる技術というのは、それなりに経験が無いとできないだろうと……。リアルでは、無人ミッションの方が圧倒的に多数ですよね。
 潜水空母内にこういうレジャーランドまで作れるだけの経験値があれば、宇宙ミッションが大規模で有人のものばかりでもまあ納得できるかな、と思うわけ。
02.png ジュンにタオルを差し出す南部博士。いかにも仕事の話をしに来ました、という表情がナイス。
03.png いや、この顔で仕事を頼まれたら、もはやプールサイドでのんびりは不可能だろう……。
04.png 腰に手をあてたいつものポーズ。こういう格好の諸君が居て対応全く変わらず。
05.png Gタウン内でジュンを迎えに出る一同。
06.png; 今回は甚平の無事が確認されているからか、全員あんまり深刻に考えていない。
また、スイッチを押しっぱなしにしないと勝手に打ち上がるロケットエンジンって、エンジンそのものが不安定で爆発の可能性云々以前に、根本的に設計コンセプトを間違えているような……。よくそんな設計で有人ミッション連発してるよなぁ。南部博士が怒鳴り込んでクレームをつけてもいいレベルだろう。