38話:電磁メカ鉄魔竜
しばしば忘れ去られた感のあったパンドラ博士が大活躍の回。パンドラ博士とゲルサドラが初顔合せする。
チェックポイント
- ドラゴン島の周囲は魚が豊富だが、竜が出るという噂がある。出漁した漁船は嵐に見舞われ沈没。
- ゲルサドラを徹底的に調べて倒すことで総裁Xを倒せると考えたパンドラ博士。
- 忍者隊はドラゴン島に調査に行くが、鉄魔竜の電磁攻撃を受けて、ミサイルも使えない状態になって帰還。
- ジョーが単独で調査に向かい、パンドラ博士が送っていく。
- 基地内に侵入したジョーとパンドラ博士。
- ギャラクターに見つかったパンドラ博士はゲルサドラの前に連れてこられて顔合わせ。
- ジョーはドラゴン島の基地を爆破。
- 電磁源を壊すジョーとパンドラ。ジョーとパンドラは海へ脱出。
- ニューゴッドフェニックスが竜のツノに捕まる。脱出してミサイルで鉄魔竜を破壊。
今回の南部博士
- 南部「何かわかったかね、パンドラ。ゲルサドラを調べる君の執念には、まったく驚かされる」
パンドラ「南部博士、このゲルサドラは調べれば調べるほど不可解な謎の人物です」
南部「うむ。総裁Xが見込んで育てたギャラクターの総参謀だ。並の人間ではあるまい」
パンドラ「でも、私は必ず、ゲルサドラの正体を突き止めてみせます。総裁Xを倒すには、このゲルサドラを倒す以外に方法は無いと思います」
南部「君の気持ちはよくわかるが、焦ってはいかん。急いては事をし損じるということもある」 - 職員「南部博士、只今緊急連絡が入りました。ドラゴン島に例の件を調査するため侵入していた情報部員Y4号が、何者かに探知され、抹殺されました」
南部「うーん、またか。これで4人目だ」
パンドラ「博士、ドラゴン島には何か秘密が隠されているんでしょうか」
南部「そうだな、伝説の竜でないことは確かだ。あの島のどこかに、精巧なレーダーか何かが仕掛けてあるらしい」
パンドラ「じゃあ、ゲルサドラが、また?」
南部「うーん、こうなったら、堂々と正面から探りを入れて、反応を見よう。科学忍者隊ガッチャマン出動せよ」 - 南部「目的地はドラゴン島だ。徹底的に調査してくれ。万一危険に直面した時は、即刻帰還するように」
- 南部「ご苦労。ドラゴン島の竜がメカであることがわかっただけでも大成功だ」
- 南部「甚平、それじゃあギャラクターはわざわざ秘密を知らせるために、竜メカを出動させたのかな?」
- 南部「うん……だから探っていたのだが、これは猶予できないな」
ジュン「でも、正面からだと竜メカに邪魔されてとても不可能です」
南部「うむ、密かに探り出すのだ」 - 南部「しかし、誰かがやらねばならない。非常に危険だが」
- 南部「健、ジョーに行かせてやれ。パンドラ、途中まで送っていってくれ」
感想・考証・議論
Gタウン内。パンドラ博士が仕事中。 | |
Gタウン内にあると思われるパンドラ博士の部屋。机の後ろ側が壁一面のキャビネットになっている。図の左上の方に出入り口がある。 | |
左上の出入り口から南部博士が入ってきたところを、パンドラ博士側から見る。 | |
南部博士側から見るとこう。この3枚で、パンドラ博士の部屋のレイアウトが大体わかる。 | |
小型潜航艇。ドラゴン島への潜入に使用。Gタウンから発進。 | |
ジョーを送るパンドラ博士。 | |
ジョーが発見した基地。ビーム砲は太陽の方を向いている。爆弾でジョーが破壊。 | |
基地に忍び込んだパンドラ博士。 |