II-20話:Gタウン危機一髪
さすがに今回はちゃんと危機一「髪」。
チェックポイント
- リゾート地帯の十丈島が海に沈む。
- N「このGタウンの機関システムの開発に大きな力となった、もう一人の科学者が居た。名を、ビル・ダグラスという。その、すぐれた頭脳は、Gタウン誕生の大きな力となったのである。だが、そのビル・ダグラスは、今ここには居ない。科学技術庁の必死の捜査にも関わらず、彼の行方は知れなかった」
- ジュンが洞窟の奥で女性を救助するが、逆に倒される。
- 頭痛を装って抜け出すジュンの偽者。
- 偽ジュン「レーダーのカモフラージュ装置、取り付け完了です」
- とらわれているジュンはバードスタイル。
- Gタウンは移動中。
- ロビーでいる、と嘘をついているところをジョーに発見される偽ジュン。通信はブレスレットで……。
- ジュンの声紋チェックで、健のブレスレットに拒否信号が出る。
- 機関室でジョーに問い詰められる偽ジュン。
- 姿を隠して扉を開けさせ、大暴れして逃げ出すジュン。
- 偽ジュンの正体はエバ・ダグラス。ダグラスシステムの秘密を守るために父親を忍者隊に殺されたと思い込んでいた。
- ジュンが戻って、ダグラス博士の形見を渡す。
- 真実をしったエバが、ギャラクターの海底要塞に特攻。
- 主力機関システムを破壊されたGタウンは、ギャラクターの罠の壊滅により、サブエンジンで、魔の海域からかろうじて脱出することができた。
今回の南部博士
- 南部「リゾートアイランド十丈島が原因不明の陥没をした。」
南部「そうだ。あらゆる資料を検討してみたが、火山活動による陥没は、まったくといっていい程有り得ない。」
南部「早速現地へ急行してくれたまえ。むろん、生存者が発見されれば救出することは言うまでもない。唯一の証人だ」 - 南部「海底の紋様を調べれば、エネルギーの質が判定できるかもしれんな」
- 南部「ジュン、本当に大したことはないのか?」
南部「うん、早く行きたまえ」 - 南部「もう一度、海底の紋様をクローズアップで調べてみよう」
- 南部「進路を間違ってはいないか。海底の様子からするとここは、F103海嶺のあたりだ。予定進路とは大幅にずれている。コースをチェックしたまえ」
- 南部「ん?外を見たまえ。レーダーの点検を急げ!」
- 南部「諸君!落ち着け!スクランブル態勢に切り替えだ!落ち着け!」
- 「博士、動力システムが作動しません」
南部「何!機関システムをチェックしたまえ!」
感想・考証・議論
ちょっとアクティブで凛々しい南部博士を堪能した回だったり^^;)。
諸君が撮影してきた映像を検討中。 | |
ジュンは具合悪そうにしているが、さすがに偽ジュンとは誰も気付いていない。 | |
医務室へ行くと言ったジュンに向かって、本当に大したことはないのかと声をかける。 | |
Gタウン内部。レーダー撹乱装置を取り付け中。壁の上半分から天井にかけて色を変えながら点滅している様子は、パチンコ屋のネオンサインよりもド派手かも。動き始めた後はこれでもいいかもしれないが、作業環境としてはどうなんだと。 | |
Gタウンで仕事中の南部博士。背後のディスプレイは今回初登場か。普段、忍者隊に指示を出している部屋ではなく、別の部屋らしい。 しかし、Gタウン内部って、空間の使い方がやたらと贅沢なんだよなぁ。室内プールといい……。 |
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画面を見つめて作業に熱中。 | |
考え込みつつ顔を上げて…… | |
まどの外を見る。「あれ?」って感じか。 | |
「進路を間違ってはいないか。海底の様子からするとここは、F103海嶺のあたりだ。予定進路とは大幅にずれている。コースをチェックしたまえ」 有無を言わさず指示が飛ぶ。 海底の地形までしっかり把握していたあたりはさすがというべきか。 |
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レーダーに異常が無いという返事に、再度外を確認。 | |
「ん?外を見たまえ。レーダーの点検を急げ!」 南部博士が作業していた部屋からは外が見えるが、このシーンのあと、南部博士が走り込んだ制御担当の居る部屋にも窓はちゃんとあって外が見える。 南部博士に言われるまで気付かなかったあたり、普段の運用がレーダーに頼り切りになっていて、外を見ていなかったということなのか。 まあ実際、機械に頼り切りになってて足掬われることってあるわけですが。 |
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既に罠にかかって激しい流れに巻き込まれて大揺れのGタウンの通路を走ってくる。 | |
既にコントロールルームはてんやわんや。 「諸君!落ち着け!スクランブル態勢に切り替えだ!落ち着け!」 叫んでるそばから大揺れ……。 |