23話:北極に消えた愛
IIのここまでくると、忍者隊の秘密を守る気がまるでないらしい。
チェックポイント
- 諸君が各自のメカを自分で整備中。
ジョーの姿はない。ラッフェル博士のところでチェックを受けている。 - ゲストキャラ下村は、健の中学生時代の理科の先生。ジョーも下村を知っている。
- グリーンランドのエスキモーの村で記者会見中の下村さん。
- 健「先生」
下村「おぉ、君は。確か、健じゃないか」
健「そうです。あの暴れん坊の鷲尾健です」
下村「君は、科学技術庁に居るとかきいていたが、どうして」
健「ええ、ニュースで、先生が北極に出発なさるときいて」←記者団の前にバードスタイルで現れてこの会話。忍者隊G1号の正体、世界にバレバレじゃないのか。 - 健は犬ぞりで下村を捜しに行く。磁気嵐でイーグルシャープが使えない。
- ジョーは健を行かせておいて、後を追う。
- ブリザードに見舞われて眠ってしまう健をマックが助ける。
- ギャラクターの基地発見。
- マントルエネルギーをため込んで、他のビーム基地と連携させる計画。太陽に力が及ぶと目的が達せられることが、総裁Xから語られる。ゲルサドラにはんいも知らされていない。←視聴者は知ってるが、ゲルサドラも忍者隊もXの意図をしらない、という演出。
- ゲルサドラ「だが、この北極の氷を溶かせば地球上は全て水の底だぞ」
- ミサイルの発射装置はジョー達4人によって爆破される。
- 健以外の4人「その名は科学忍者隊、ガッチャマン!」←ガッチャマンがG1号のみのコードネームだということも、もはや守られてはいないようだ。
- 基地にもジュンが爆弾をしかける。
- 氷に閉じ込められた下村発見。そりに乗せて、マックが極点を目指す。
今回の南部博士
- 南部「極地の深いところでマグニチュード9.6以上の地震と、磁気嵐が起きている。こんなことは信じられん」
- 南部「うむ。はっきりしたことはまだわかっていない」
- 南部「国連のレスキュー隊が救助に向かったが、おそらく間に合うまい」
- 南部「ジョー、君は何か私達に隠していることでも、あるんじゃないか?」
- 南部「ジョー、国際科学技術庁でもわからないことが、どうして」
- 南部「勘で全てが当たれば、世の中、苦労はしない。だが、下村さんは今や世界の探検家だ」
- 南部「健、下村さんを説得するんだ」
- 南部「急げ!」
- 南部「うむ。出発してから三日後に消息を絶っている。報道陣が血眼になって探しているが、どうやら、クレバスに落ちたものと思われる」
- 南部「私もそう思う。しかし……」
- 南部「いや、まだわからん。しかし、ジョーの言ったように、北極で今何かが起ころうとしているようだ」
- 南部「うん、行ってくれ。くれぐれも気を付けて行くんだぞ」
- 南部「よし、ニューゴッドフェニックス発進せよ!」
感想・考証・議論
おそらく間に合うまい、と諦めムードの南部博士。 | |
「勘で全てが当たれば、世の中、苦労はしない。」って台詞で、思わず、「博士も試験対策に苦労してましたか、やっぱり……」と、突っ込みを入れてしまった。いや何だか、経験者は語るってな趣があったもんで。 | |
後ろに記者団が居るのにこの格好で現れる健。しかも、教え子の健だとバレた上に、自分から鷲尾健だと名乗っている。 初代で、忍者隊の秘密(=正体)は守らねばならん、とやっていたのとは大違い。 |
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健の中学生時代。 | |
今回のギャラクター基地@北極付近。 | |
見返り南部博士……。 | |
今回の「ニューゴッドフェニックス発進せよ!」は、気合い入りまくりでした。 |