F-22話:人工衛星爆破指令
IIで登場したマーストラが再登場。資源探査衛星レムリア7号を占拠し、国際科学技術庁に核ミサイルを撃ち込もうとするがガッチャマンに阻止される。
チェックポイント
- プラネタリウム代わりに基地内の設備を使う甚平。
- レムリア7号の乗組員が緊急信号を送る。
- G-1号は宇宙機。
- ブースターはほとんどスペースシャトルの外部燃料タンク。
- ジョー達の武器として、木にまきつけて霧を発生させる装置が登場。
- G-1号着水時はパラシュートで降下。
今回の南部長官
- 南部「先ほど入った情報によると、怪しげな集団がポリミラ島に上陸したらしい。付近を通過した漁船からの報告では、エゴボスラーの一味である可能性が強い」
健「エゴボスラーが?」
南部「そうだ。さして重要な施設があるわけではないのだが……」 - 南部「科学忍者隊出動!」
- 南部「何、あと十数分で国際科学技術庁が襲われる?」
鴨「レムリア7号の軌道は、間もなく国際科学技術庁を狙うことができる地点にさしかかります。しかもレムリア7号になりすました奴等は、高性能核ミサイルを、極めて正確に発射するでしょう。」
南部「高性能核ミサイルか……」 - 南部「わかった。ガッチャマンに全てを託そう」
健「長官」
南部「鴨技師長、協力を頼む」
鴨「わかりました」 - 南部「ありがとう、ガッチャマン」
感想・考証・議論
ブースター付きのG-1号。シャトルを意識したと思われるが、両脇からの噴射のみ。 ※シャトルの場合は、中央のタンクが機体のエンジン直結なので、燃料カットで止められる中央のエンジンが無事に動いたことを確認してから両脇の固体ブースターに点火する。 |
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森に霧を出して目くらましをする装置。木の幹にベルトで固定する。 |
南部君が後手に回った回。ただ、高性能核ミサイルか、と言いながら全く焦っていないあたり、腹括ってるなあ……。迎撃に失敗すれば、ISO本部は即壊滅だし、数分では影響のないところに逃げることも不可能のはず。健を迎撃に行かせて長官室から動いていないが……他の職員への連絡は、今回、どうしたんだろうね。数分で避難は無理だから何も伝えなかった?
なお、タイトルと内容が合ってない回でもある。人工衛星の爆破命令はそもそも出ていないし、実際、破壊もしていない。