II-10話:赤道の雪嵐
相変わらず南部博士の態度が(以下略)。
チェックポイント
- 南の島を吹雪が襲う。ISO本部では会議中。
- アンダーソン「皆さん、これは一昨日、南太平洋の一部を襲った、異常な気象現象です。赤道直下を猛吹雪が襲うなど、まことに信じがたいことではあります。が、さらに信じがたいことは、この凍死者数万人を出した気象パニックが、起こった時と同じく、突如として消え去ったことであります。」
- 海で魚が死んでいる。
磁気嵐をキャッチ。竜が偵察に行く。ホーンドタンク座礁。
竜はサメ狩りのロッコに出会う。
総裁Xの目的は太陽への通路を開くことだが、ゲルサドラは真意を認識していない。
反磁力ビームを使う作戦。 - 半年前からロッコの島では魚が捕れなくなって島民が出て行った。
珊瑚礁に悪魔が降りたという噂があった。 - ゴッドフェニクスはアメリア空軍の基地に退避していたが、雪が降ってきたので出撃。南の島は寒波に襲われている。
- ロッコじいさんの銛を預かって竜も一緒に出撃。
- 珊瑚要塞の磁力に引っ張られて動けないゴッドフェニックス。
- ジョーだけが磁力の影響を受けるシーン。
ロッコじいさんの銛に爆弾をとりつけ、竜が投げて珊瑚要塞を破壊。 - ロッコ爺さんは助からず。
今回の南部博士
- 南部「まずこれを見ていただきたい。地球には約70万年の周期で氷河期が訪れると考えられています。」
- 南部「そうです、本来なら、全地球規模でゆっくり起こる現象が、一部で急激に引き起こされた……明らかに、人工的なものと考えられます」
- 南部「みなさん落ち着いて聞いて下さい。ここに今一つの証拠があります。異常気象と時を同じくして、地球を取り巻くバンアレン帯の異常な移動が気象衛星によって観測されているのです。」
- 南部「異変が突然おさまったのも、何らかのトラブルが起こったからだと考えられます。そしてその何者かは、ギャラクターです。」
- 南部「悪の芽は小さなうちに摘み取らなくてはなりません。科学忍者隊は既に南へ向かっております」
感想・考証・議論
南部博士が相変わらずな……。
ISO本部の会議場。 他の参加者は雛段の席に居るのに、南部博士は中央に出てきてアンダーソンの脇。しかもアンダーソンが皆さんに説明しているのに、腕組みして目を綴じている南部博士。 一応上司の筈のアンダーソン長官、南部博士の不遜な態度と存在感に圧倒されてるようでちょっとかわいそうな気が。 |
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ギャラクターのしわざだろうと、今度は南部博士がみんなに説明。 | |
既に忍者隊が南に向かっている、とこんな真面目な顔で言われたら、ちょっと反論は難しいような……。 柿沼さんのOVAガッチャマンの小説の解説で、OVA版の南部博士の風体は、人の嫌がる仕事をして信頼されるタイプじゃなくて実力を誇示してリーダーになる西欧型のタイプだということを現しているといった記述があるんだけど、IIの南部博士の態度を見ると、別にOVAで南部博士の外見をTV版から大きく変える必要って無かったんじゃないかと思えてくる。 |