49話:恐怖のメカドクガ
秘密結社の割にはマークを入れたがるギャラクター。
チェックポイント
- 南部博士の会議のお供をする忍者隊。新しいウラン鉱脈が見つかったのでその関連の会議らしい。
- 甚平が見たかっこいい車にあからさまにギャラクターのマーク。甚平がトランクに隠れて尾行。
- 甚平が、ブレスレットで科学忍者隊だとギャラクター兵士にバレる。
- カッツェ「諸君、わがギャラクターはこのたび国際科学技術庁本部のある場所に、リモコンスイッチ爆弾をしかけた。スイッチ一つで国際科学技術庁本部は跡形もなく吹っ飛んでしまうだろう。だが、今度発見されたウラン鉱のデータをこちらへ渡してくれれば、この計画は中止ししてやる。1時間後の3時きっかりに、アンドリ島へ科学忍者隊が持ってくるのだ。1分でも遅れたらスイッチを押してやるからそう思え」
- 甚平が複数ブレスレットがあるフリをして、牢を開けさせてブレスレットを奪い返す。
- 隊員に変装している甚平。「少し痩せたな、気を付けろよ」案外隊員間は仲がよいのかも。
甚平は、爆破装置に爆弾をしかける。 - 海底で動きがとれなくなるゴッドフェニックス。
- オイルとガラクタを放出してカモフラージュ。ウラン鉱のデータもギャラクターの手に。
エビの大群を追いかけさせる。 - ウラン鉱のデータは空っぽ。
ISOの爆破スイッチを押すと、甚平の仕掛けた爆弾が爆発、基地も爆発。
今回の南部博士
- 南部「やあ、待たせたて済まなかったね。帰ろうか」
健「それが、甚平のヤツが勝手にどっかへ行ったらしいんです」
南部「遊びたい盛りだからな。二時間も待っていて、きっと退屈したんだろう。まあいい、我々は先に帰っていよう」 - 南部「甚平がギャラクターに捕まった?本当か」
健「しかも、科学忍者隊ということが解ってしまったらしいんです」
南部「うーむ。これは面倒なことになったぞ」 - 南部「これがウラン鉱のデータだ。持って行ってくれたまえ」
健「しかし博士、これは不利な取引です。ギャラクターが約束を守るはずがない」
南部「わかっている。国際科学技術庁本部の人間と付近の住民は避難させておく。だが問題は甚平だ。君たちは、ギャラクターとの接触の中で、甚平の居所を探して助け出すんだ。それしか方法はない」
健「わかりました、すぐ出動します」
南部「健、気を付けてな。甚平を頼むぞ」 - 南部「みんな、気を付けるんだぞ」
感想・考証・議論
あっさり爆弾をしかけられるISO本部。たるみすぎだろう。
車のハンドルにあからさまなギャラクターのマーク。陰謀団のわりには、マークを入れないとアイデンティティが保てないのか。
ISO本部ビル内部。ウラン鉱のデータを持って、会議から戻ってきた南部博士。 | |
新発見のウラン鉱で、これのためにわざわざISOは開発会議までしていた。そのデータの保管担当が南部博士で、三日月基地に持って帰って居ている上、カッツェからの脅しに、特に誰にも相談せず会議も開かず一存でデータをガッチャマンに渡している。カッツェからのデータの要求も、ISO長官に対してではなく南部博士に対してだったし……。普通は分散保管するだろうから、南部博士を脅すよりはISO本部を脅したって良さそうなものなんだけど。やっぱりISOの影の実力者トップは南部博士なのか? | |
しかしデータって、どんな形してるんだろう。まさか紙媒体? |