26話:よみがえれゴッドフェニックス
竜が出て行って戻ってくる話。ゴッドフェニックスはあんまり関係ないが、ジョーではうまく操縦できないことがはっきりした。
チェックポイント
- いきなり、ブレスレットをはずして大いびきで寝ている竜のシーンから。
健を始め全員は合体のために呼び続ける。 - ISOの船が襲われる。
- 竜「健、ジョー、ジュン、甚平、南部博士。許してくれ。おら、みんなが好きなんだ。でも、今度の失敗だけは許せねぇ。自分で自分が許せねぇんだ。さようなら、みんなのことは一生忘れねぇ」
- 竜と誠二は大陸棚でエイ型メカ発見。
- 健の制止を振り切って竜は調査に。後を追った健ともども捉えられる。
- カッツエ「攻撃は今日の夕方6時だ。人間どもがのんびりとテレビを見ている時を見計らって、世界中の大都市を片っ端から焼き払え」←当時の放映は毎週日曜18時から。
- 竜が、バードスーツ無しでも意外にに身軽で強い。軽く宙返りしてるし。
- 世界各地へ出撃する前に、基地内に水を入れて基地の機能を破壊する竜と健。
今回の南部博士
- 南部「辞めてどうする」
竜「おらぁ、みんなと違って両親もおるし、弟もおる。田舎へでも帰るわ」
健「竜、一度や二度の失敗が何だ。これから気を付ければいい。」
甚平「そうだよ、失敗は成功の元って言うじゃないか」
竜「おらぁ、科学忍者隊が嫌になった」
健「ええっ」
南部「それはどういうことなんだ」
竜「ケンや、ジョーや、ジュンたちは、いつもカッコいいことをするのに、おらぁ留守番ばっかりだ。そんなのつまんねぇ」
南部「竜、それは本気で言ってるのか!」 - 南部「一度科学忍者隊をあきらめたら、戻りたくても戻れないぞ」
竜「わかっております」
南部「そうか。それなら辞めたまえ。今後一切君との関係を断つ」
竜「はい」 - 南部「これほどのものを作るのはギャラクター以外に考えられない。私も行った方が良さそうだな」
健「南部博士が?」
南部「獲る漁業から作る漁業を開発して世界に普及したのは国際科学技術庁だ。それを取り入れた村の人達を救ってやらねばならない」 - 組合長「南部先生」
南部「みなさん、お待たせしました。解毒剤を作ってきました。これをエサに混ぜてやれば、汚染物質は排除されます」
組合長「しかし、今もどこからか汚染物質が流れ込んでいるとすれば、いくら解毒剤を食わせても同じことじゃないですか」
南部「組合長、その方の調査は至急に科学忍者隊の諸君にやってもらいます」 - 南部「ジュン、早くあの子を呼んできなさい」
- 誠二「うわぁ、すげぇ」
南部「ねえ君、君はこんな所で一体何をしていたんだね?」
誠二「え?な、何にもしてねぇよ、おれ」 - 誠二「ガッチャマンが死ぬもんか」
南部「ガッチャマンだって生身の人間だ。早く何とかしないと大変なことになるかもしれないんだよ」 - 健「こちらガッチャマン。大陸棚基地の破壊に成功しました」
南部「ガッチャマン、無事だったか。脱出はどうするんだ」
健「脱出は不可能です。それよりも博士、大陸棚基地を破壊したのは竜の手柄です。竜の、科学忍者隊復帰を許可してください」
南部「許可するとも、ガッチャマン。入り口はどこだ。空気はあるか、健」
ジュン「健は、竜に手柄をたてさせるために、あたしたちに内緒で行ったのね」 - 健「入って来るのは危険です。南部博士、ジュン、ジョー、甚平、さようなら」
南部「ガッチャマン、待て、応答しろ」 - 南部「脱出できないということは、アクアラングが無いということだ。急がないと間に合わないぞ」
- 南部「後は甚平だ、行けぇ」
- 南部「さあ、これで元の通りだ」
竜「ありがとうございます」
感想・考証・議論
居眠りで失敗して反省中の竜。 ブレスレットって任務中に外してもバードスタイルは解除されないんだ……。 |
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その竜を見ている南部博士。 辞めさせようとは思っていなかったが、竜の方から辞めます、と言い出したらしい。 |
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竜の、忍者隊が嫌になった、の発言で思わず感情を見せる南部博士。 | |
公害の調査中。 場所がはっきりしないが、三日月基地?設備はしっかり持っているらしい。 |
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白衣着ろ。試薬扱う実験するときは……。 | |
解毒剤を持って漁村に向かう南部博士と忍者隊。 ジュン「やっぱり南部博士も竜のことが心配なのね」とジョーに耳打ちしたんだけど、聞こえているはずの南部博士は特に否定せず。そこまでツンではなかったと。 始めて見た公害なのにもう解毒剤開発とは、南部博士仕事早っ! |
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ジョーがゴッドフェニックスを着水させる。大揺れのゴッドフェニックス。ジュンの視線が……。南部君コケないか見てるっぽい。 ところでこの後、ボートで海の上にいた誠二をゴッドフェニックスに乗せている。誠二を降ろしたシーンが無いのに、 健「竜の、科学忍者隊復帰を許可してください」 南部「許可するとも、ガッチャマン。」 なんてやりとりを操縦室の通信機越しにやってたら、誠二に、竜が科学忍者隊だということがモロバレしそうなんですが……。 |
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ゴッドフェニックスでは大きすぎて大陸棚基地に入れないので、甚平に行かせる。 | |
で、ここが謎のシーン。 バードスタイルになった後でブレスレットをつけてやっているように見えるのだけど、そもそもブレスレットが無いとバードスタイルになれないんじゃ……。順番が逆な気がするんですが、どうなってるんでしょうかね。 |
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中はこれだが、下で見送る誠二の台詞が、 誠二「いいなぁ、あんちゃんは。ガッチャマンにゴッドフェニックスで送ってもらっちゃったりしてさ」 と、忍者隊であることはバレていない。一体いつ誠二を操縦室から遠ざけたんだろう……。 |
ということで、ブレスレットが先か、バードスタイルが先か、少なくとも竜の場合については謎が深まった回だった。