39話:人喰い花ジゴキラー(前編)
ジゴキラー発生で南部博士が大喜び、ついでにカプセルも完成して満足の回。
チェックポイント
- 地球外からカプセル投下するカッツェ。綿毛のついた種が降ってくる。
- 夜、若い女性ばかり襲われる。
- 若い人達が夜出歩かなくなって客がへったスナックジュン。
- ジュンだけ残っているところをジゴキラーに襲われる。バードゴーしてヨーヨー爆弾で花を爆破。
- 健「しかしうっかりしてたなぁ、ジュンも女だったんだ。わざわざ見回りに外へ出ることはなかったよ」←さりげなくジュンは囮に使えると言ってる健。
- 深海用カプセルを持ち出してジゴキラー草を捕まえにいくジュン。
- ジュン「人聞きの悪い事言わないでよ。博士のために実験用モデルになるんですからね」←南部博士が最大級に喜びそうなことをさらっと言うジュン。でも南部博士の前でこんなことを言うと、本当に嬉々として実験始められちゃいそうですが。
- ジゴキラーに呑まれるジュン。
- 翌日、健達が来て小さくなったジゴキラーを抜いて持って行く。
- ジゴキラーに航空燃料を撒く健。
- ジョーのバードミサイルで炎上するジゴキラー。←G1号は変身も合体もしてないし、G3号がどうなってるかもわからないのに発射できちゃってますけど。
今回の南部博士
- 南部「これがジュンを襲った化物の細胞だ。明らかに植物なのだが……」
- 南部「ジュンが描いた化物の絵だ」
- 南部「ジゴキラー草という古代の花の想像図だ。ジュンの絵に似ているだろう」
- 南部「人間が誕生する前に地球上に群生していたと言われる食虫植物だ。いや、恐竜などを食べていたから食肉植物か」
- 健「しかし、事件現場にそんな化物みたいな植物が見つかってないのはどうしてでしょう」
南部「残念だがそのミステリーがまだ解けない。というよりジゴキラー草については学者にもよくわかっていないのだ」
南部「まさか、世界中の女性にあんなものをかぶせるわけにもいかないし」 ジュン「何ですの、あれは」 南部「どんな圧力にも耐えられる深海用のカプセルさ。やっと試作品の第一号ができたばかりなんだがね」 新しい材料の開発に成功して上機嫌の南部博士。 |
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ナレーション「現場付近から持ち帰った1本の花。南部博士の分析は続いた。しかし、ジゴキラー草の謎は容易に解けなかった」 ジゴキラーに熱中する南部博士。 |
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顕微鏡は普通のを使ってるみたいだけど、両目で見る方式のとか、位相差とか使った方がもっとよく見えそう。 | |
考え込んでる南部博士。 たまに部屋に花が置いてあるとそれは実験材料だという、ある意味大変わかりやすいお方>南部博士。 |
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南部「健、一大事だ。直ちにマンモス貯水池に急行してくれ」 呼び出しただけかと思ったら、本人もしっかり貯水池に来ている。 健「博士」 南部「見ての通りだ。ジゴキラー草はすべてここへ移動してきた」 ジゴキラー草が集まったのを見て、困るどころか興味津々の南部博士。「動くんだ〜!」とか絶対思ってそう。 健「博士、同じ場所に集まったらむしろ幸いだ。根こそぎ刈り取りましょう」 竜「ほんじゃ博士、どうすりゃいいんだよ」 |
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甚平「だめだよ、あの花の中にはお姉ちゃんが」 南部「何だって」 南部「しかしあの何十万、何百万とある花の中からどうやってジュンを探し出すのだ。それは不可能に近い。ぐずぐずしていれば、あの花は増えていくばかりだぞ」 ジュンが呑み込まれているのにちっとも気にしていないどころか、やっぱり次にどうなるかわくわくしている表情の南部博士。 どうやら、台詞は補った方が良さそうです。 「何だって(これでジュンが持って行った深海用カプセルの性能試験も同時にできるってことじゃないか。これぞ一石二鳥だな)」 「しかしあの何十万、何百万とある花の中からどうやってジュンを探し出すのだ。それは不可能に近い。ぐずぐずしていれば、あの花は増えていくばかりだぞ(だからさっさと焼き払って、カプセルに保護されたジュンを救出する方が手っ取り早いに決まっている。カプセルの性能には自信あるし。)」 しかし全部言ってくれないから、ジュンを焼き殺すことになると思い込んでる忍者隊は思いっきりブルーな気分になっている。南部博士だけ平然、「焼き払え〜っ」とイケイケな気分に浸ってるっぽい。 |
感想・考証・議論
今回と次の回の主役(?)、ジゴキラーさん。植物らしいが水を吸うと巨大化するし、ツルであちこち移動するし、なかなか便利で活動的。 |