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47話:悪魔のエアー・ライン

 ISOの下っ端職員の扱いは、ギャラクターの戦闘員よりひどいかもしれない件。

チェックポイント

  • ウルトラコンピューターの中枢装置を、アンダーソンがジェトル高原の実験施設に運ぶ。
  • カッツェが変装したアテンダントのクモ型ブローチで機長と副機長が倒される。
  • アンダーソンは機外に脱出。
    パラシュートを撃たれて墜落するが、甚平が救助。
    中枢装置の入ったカバン争奪戦。
  • 結局、ゴッドフェニックスで長官と中枢装置を研究所に送り届ける。
  • 長官機は置き去りにして、基地ごとバードミサイルで破壊。←長官の随員がまだ中に居たはずだが、そんなことはおかまいなしに専用機ごと基地をバードミサイルで破壊。長官だけ無事。

今回の南部博士

  • 南部「いいか諸君、これが例のウルトラコンピューターだ。そしてこれがウルトラコンピューターの中枢装置だ。いわば、我々人間の何億倍もの働きをする頭脳ともいえる」
  • 南部「すべて、顕微鏡装置を通さなければ見ることができないくらいにコンパクトにまとめてあるのだ」
    甚平「なるほど。この装置をアンダーソン長官が自ら運ぶっちゅうわけですね」
    南部「そうだ。ここが、今度アンダーソン長官がその装置を持って行かれるジェトル高原だ。そして、この道の先に見えるのが研究所だ。昔はここで核兵器を生産していたが、今は平和利用のために使っている。国際科学技術庁が総力をあげて造り上げた研究所だ。見た通り、警戒が厳重であるが、心配はむしろこの研究所へ行くまでの間だ」
    健「ギャラクターですね」
    南部「そうだ。どう考えてもこれほどのコンピューターだ。ギャラクターが狙って来ないはずはない。狙うとすれば研究所ではなく、長官の乗る飛行機に違いない」
  • 南部「そこで、諸君に長官の身辺とコンピューターの中枢装置を守って欲しい。これが、こんど我々が造り上げたアンダーソン長官の専用機だ」
  • 南部「そして、これが内部だ。見たところ何の変哲もないが、これには種々の装置が施されている。これが長官の座席だ。何か緊急事態が発生した場合に、長官を乗せて機外に脱出できるカタパルト装置と、無線装置が装備されている。その装置は諸君のブレスレットと、モールス信号で同調できる。発射させるためには足元のボタンを押して、座席の左側にあるレバーを引けば、すぐに飛び出すことができて、その後は静かに降りる仕掛けになっているのだ」
  • 南部「これは大統領の専用機と全く同じだ」
  • 南部「科学忍者隊の諸君、アンダーソン長官を護衛せよ」
  • 健「博士、長官機がギャラクターに乗っ取られました」
    南部「何、乗っ取られた?うむ、現在、細かい状況はわかっているのか」
    健「わかりません。たった今、モールス信号で報せてきただけです」
    南部「長官機に接近してどこまでもつけろ。長官を救うにはそれしかない。行け、ガッチャマン」

感想・考証・議論

 結局、今回の任務にどういう意味があったのかがわからない。わざわざ長官専用機を仕立ててゴッドフェニックスに護衛させるくらいなら、最初からゴッドフェニックスに長官と中枢装置を載せて研究所まで運べば済んだ話。ISOは、長官専用機と長官の随員3名の犠牲を無駄に出しただけだった。南部博士暗殺計画の回といい、ISOの上層部が外に出ると、容赦なく他人を巻き添えにするなぁ(汗)。

01.png クレイが開発される前にこのコンピューターのイメージは凄い。
02.png 中枢装置。出ているのは南部博士の腕か?わざわざ長官が運ぶ意味があるのだろうか。まだ、南部博士が行った方が技術的な話が出来そうな気が。
03.png 長官専用機はVTOL。