60話:科学忍者隊G-6号
ギャラクターは優秀な人材を平気で使い捨てにしている。
チェックポイント
- スカイスクイラーのテストのあおりでギャラクターの観測機が墜落する。
- 調査に向かった健が墜落した飛行機とパイロットを発見。
- ジュン「あたしたち5人が南部博士に訓練されて、ギャラクターをやっつけるために待機してるのよ」
- バードミサイルは効かない。
ジョー「ちくしょう、役に立たないミサイルだ」 - 科学忍法火の鳥でも体当たりできなかった。
- 健と青年はバイクで出かけて、ギャラクターに襲われる。
- 炎を出してすぐ後にレーザーを出す。順序を間違えると爆発する。
- 健と青年がスカイスクイラーに侵入。
- 青年は、健を撃つと見せかけてギャラクター隊長を撃つ。健のブーメランを自分から受けて倒れる。
- 内部の装置の設定によりスカイスクイラーは爆発。
今回の南部博士
- 南部「ISOの報告では、飛行物体については依然不明のままだ。至急、現場の様子を探って欲しい」
- 南部「明らかに記憶を失っている」
健「あの山岳地帯では、最近、変な事件が起きていますねぇ」
南部「うーん。国際警察がかぎつけたらしいんだが、おそらくその被害者ではないかと思われる。まあ、命に別状はないが、記憶回復装置にかけても正常に戻るかどうか……だが、この体では無理だ。暫く様子を見よう。ジュン達はおのおのメカで他に被害者が居ないか探し出してくれ」 - 南部「うーん、これは墜落したときの飛行機の破片だが、見たまえ。機体はずたずたに切断され、その切り口は鋭く焼き切られている。」
- 南部「証拠はまだ無い。だがギャラクターとも考えられる」
- 健「ギャラクターが新しいメカ怪獣を発明したとすれば」
南部「だが、一体それは、どんな」 - 南部「そうか……やはりあのメカはギャラクターの仕業だったのか」
健「博士、あいつをやっつける方法は何かないんですか」
南部「あのメカが火を吐くだけで、なぜあれだけの威力を発揮するのか、わからん」
健「そのメカの弱点は、どうやったらわかるんですか」
南部「あれだ。記憶が回復すれば事故の模様を聞きだして、何か手掛かりがつかめるかもしれない」 - 南部「は、わかりました」
南部「ギャラクターのメカが暴れ回って手がつけられないらしい。この青年の回復を待たずに君たちを行かせるのは心苦しいが、緊急事態だ。出動せよ」 - 南部「健、ゴッドフェニックスの痛み具合から見て、どうやら、ギャラクターのメカは相当手強いぞ」
- 南部「大丈夫だ。健、ブーメランをどうしたんだ」
健「あ、あの青年にせがまれて貸してやりました。ところで、彼から何か聞き出せましたか」
南部「いやだめだった。相当強いショックを受けているようだ」 - 南部「しかし、別の手がある。あの青年の、ギャラクターという言葉に対する反応ぶりからして、何か関係があるはずだ。我々の作戦に彼を使ってみたら、ギャラクターの方から何らかの反応があるかもしれん。彼を囮にすることは非常に危険だが、これしか他に方法がない。」
- 南部「さあ、答えるんだ。どうして事故に遭ったんだ、君」
- 南部「私も一度はそうじゃないかと疑ったんだが」
- 南部「秘密をしゃべられないように殺そうとしたんだ」
- 南部「教えてくれ。そのスカイスクイラーの秘密は」
- 南部「健、すぐにゴッドフェニックスで出動するんだ。今度は充分注意してやってくれ」
- 南部「いや、ダメだ。ゴッドフェニックスには科学忍者隊しか乗れないんだ」←救出した囚人とか、子供とか、南部博士も乗ってたし、アンダーソン長官も確か乗ってたような。
- 南部「科学忍者隊G6号か……」
感想・考証・議論
調査中の南部博士。 | |
装置全体図。ウィスカーの時(7話、別荘でのシーン)もそうだったが、電子顕微鏡のイメージ。 | |
久々ぶりの別荘登場。海側から見たものか? | |
ベランダのテーブルで会話する南部博士と健。手前側は庭になっている。 | |
建物の向こうに塀。 | |
木が植わっているので屋外だが、やはりかなり高い塀がある。ただこの別荘、塀のある構造に見えないので、この場所がどちら側なのかが謎。 | |
バードスタイルの状態でマントは外せるらしい。しかも、かなりよく水に浮くようである。 | |
血糊のついたブーメランが描かれることはめずらしい。 |