75話:海魔王ジャンボシャコラ
立ち聞きする南部博士。
チェックポイント
- ジャンボシャコラに襲われて竜の親父が行方不明に。
- マントル計画中央研究所、燃料輸送タンカー、ウラン貯蔵庫が攻撃目標。
- 本当に大丈夫かとカッツェに念押ししまくる総裁X。
- ギャラクターの空襲。防空部隊が応戦し、燃料切れになったギャラクターの空戦隊は引き上げる。
- 竜の親父がジャンボシャコラと遭遇。船が横撃される。
- N「その頃、科学忍者隊は久しぶりの休日を南部博士の別荘で過ごしていた」
- パトロールする4人。居眠りする竜。弟の誠二が走ってくる。父親が遭難したので戻って欲しいという。
- 自前の対空砲を持っている中央研究所。
- 誠二を振り切って出動する竜。
- ジャンボシャコラに壊される研究所。
- 遅れた竜に痛い視線が……
- 特殊燃料を運ぶマンモスタンカーの護衛に出動する。竜が上の空で合流地点から外れる。タンカーは破壊される。
- 竜の親父が行方不明と知って、命令違反して健が出撃。状況を立ち聞きしていた南部はそのまま行かせる。
- ウラン貯蔵庫防衛。
- 超バードミサイルのスイッチを拳で叩き込む竜。
- ジャンボシャコラ撃墜。
飛び発った戦闘機も燃料切れで墜落。
今回の南部博士
- 南部「わが国際科学技術庁はこれまで、ギャラクターの攻撃を受けながらも、少しずつ、マントル計画を進めてきた。だが、同時にギャラクターの攻撃も日増しに激しくなってきている。今度の事件もマントル計画を叩き潰すための行動であることは間違いない。今、やつらに叩かれては、これまでの苦労も水の泡だ。是非とも、食い止めなくてはならん。ギャラクターの攻撃を食い止める方法はただ一つ。」
- 南部「ギャラクターの攻撃をいち早く察知して叩く、これしかない!」
- 南部「ジュンの言う通りだ。奴らのことだ、いつ、どこから攻めてくるかわからん。とりあえず各方面のパトロールにあたるんだ。ところで竜はどうした?」
- 南部「いや、それには及ばん。とりあえず君たちだけでパトロールにあたってくれたまえ」
- 南部「ギャラクターがマントル計画中央研究所へ向かっている。直ちに急行せよ。どうした、聞いているのか、おい」
- 南部「襲われたのが中央研究所だったのが不幸中の幸いだった。これがもしウラン貯蔵庫だったら大打撃を被るところだった」
- 南部「もういい。済んだことをとやかく言っても始まらん。これからは気を付けてくれたまえ」
- 南部「健、タンカーがギャラクターに襲われているという報告が入ったぞ。お前達は何をしているんだ!早く現場へ急行しろ、馬鹿者」
- 南部「馬鹿者。失敗しましたで済むと思っているのか。君らのやったことをよく考えてみろ。力の限り戦って失敗したのなら何も言わん。それが何だ、ぼんやりして到着が遅れましたじゃ話にもならん。何があったか知らんが、プライベートな問題で任務をおろそかにすることは許さん。それが科学忍者隊の宿命なんだ。世界の安全を任された私の立場にもなってみたまえ」
健「僕達のことがぜんぜんわかってないんですねぇ」
南部「何!どういう意味だ、健。はっきり言ってみろ」
健「博士の立場はわかります。あっちにギャラクターが出たそれ出動だ、今度はこっちだ早く行け。博士はそれなりの命令を出さなきゃならないでしょう。僕達はその命令に黙って従わなければならない。でも、僕達はロボットじゃないんだ。人間ですよ。血の通った人間です」
竜「健、やめてくれ。」 - 南部「今、アマナ諸島の近くで漁船が遭難したらしいという報告が入った、諸君は直ちに救助に向かってくれ。今の君達じゃあギャラクターには勝てん。遭難した人達を救助する任務くらいが一番似合っているだろう。そのかわり、今度失敗したら承知しないぞ。いいな」
- 南部「こちら南部だ。実はギャラクターがウラン貯蔵庫を狙って行動を開始したという情報が入った」
- 南部「頼むぞ」
感想・考証・議論
南部博士の別荘の一室。外が見える窓、カーテンがあることがわかる。 | |
窓にカーテンがあっても、内部は研究施設。床やら壁やらのパネルを見る限り、いろいろな設備を持っていそうなことがわかる。 | |
大型コンピューターもある。 | |
タンカー救出に間に合わなかったので苛立つ南部博士。 | |
ばかものー!と言ってるが、作画が妙にイケメン……。 | |
こちらも別荘の一室。71話とは部屋のレイアウトも、イスの色も違う。 | |
別荘内部。廊下も天井も壁も、どこかの工場か研究所のような雰囲気。 |