II-03話:地獄のブラックナイツ
竜巻ファイターの設定が変わったらしい。
チェックポイント
- 何者かがギャラクター基地に潜入、羽根手裏剣を残す。
- Gタウン内部での集合シーン。
- N「科学忍者隊が通常つけているブレスレットは、フェルシウム257をエネルギー源として、原子物理学でいうα崩壊を封じ込めることによって、3600ギガヘルツの超高周波を発生させる」←変身の原理が語られたのはこれが最初?何か初代とは改訂されてるような……。
- N「同じ頃、アメリアのカスカード砂漠では、放射能防護スーツに身を固めた州兵に護衛されて、原子力エネルギーが輸送されていた」
- 濃縮ウランを狙うギャラクター。
- シグマ光線で操られる黒騎士団。
- 核燃料輸送列車対策は健が、残りのメンバーはフランジェルスへ。
- アーム付きの椅子で乗り込むシーンは……コンバトラーV?←コンVの放映が1976/04/07-1977/05/28、IIが1978/10/1スタートだから、影響は受けたかもしれないなぁ。
- アラモ刑務所を竜が探るが誰もいない。周辺を甚平が探ると、海の水が濁っている場所を発見。
- 濁った海の底に入った甚平。声に誘導されえミサイルを発射。水門を破壊。
- 閉じ込められる忍者隊。
- ゲルサドラ「それではさらば、アホウドリの諸君」←アホウドリ発言はこれが最初。
- 健「解っている。竜巻ファイターは、科学忍者隊5人のボルテージを極限まで高めて初めて成功する術だ。4人でやれば、極限を超えた者が死ぬだろう。しかし、一人でも生き残るチャンスがあるんなら、やるしかない」←初代では、普通に、3人竜巻ファイターとかをやってたけど、IIでは5人でないとできない技になったらしい。
- 円陣を組んだ諸君のベルトのバックルから放電して、竜巻が立ち上がる。←明らかにバードスーツの性能も変更されているが、南部博士の仕事か?だとしたら、ジョーが居ない状態で作戦しなければならず、「特に推薦してきた」ことがなければG2は欠番のままいくしかない状態で、5人でないと危険な技を実装するってどうなんだと。
- 基地は大爆発。
海に浮かんでいる4人。 - 包帯健君。
今回の南部博士
- 南部「諸君、まずこれを聴いてくれ。たった今、国際科学技術庁の本部から転送されてきた、極秘マイクロテープだ」
- 南部「うん、似ているが断定はできん。今、調べている最中だが、何者かが私宛に送り届けてきたことだけは事実だ」
- 南部「確かに、罠かもしれん。だが国際科学技術庁アンダーソン長官は、この情報が1パーセントでも信じるに足るものがあれば、諸君達に出動してほしいと言ってこられた」
- 南部「もし、この情報が正しかった場合は、ギャラクターの計画を何としても叩き潰さなければならん」
- 南部「よし、科学忍者隊出動せよ」
- (ゴッドフェニックスへ)
南部「待ちたまえ、諸君。これを見たまえ。フランジェルスだ。国際原子力センターがギャラクターの黒騎士団に襲われた。エネルギーを奪った奴等は、放射能にも平気だ。さらに、国連軍武器センターも攻撃を受け、守備隊は全滅した。奴等を阻止する手段はない。人々はパニックに陥っている。」
南部「ギャラクターの狙いは原子力エネルギーだ」
南部「おそらく、基地建設のためのエネルギーにするつもりだろう。奴等を倒し、手掛かりを探すのだ」 - 南部「気がついたか。4人で竜巻ファイターを使うなんて、無茶なことをしたもんだ」
- 南部「うむ、何者かが、失神して波間に漂っている君たちを、安全なところまで運んでくれたらしい」
- 南部「わからん」
- 南部「そうだ、科学技術庁に送られてきたテープの分析結果が出たぞ。」
南部「よく似ているが、あの声は、人工的に作られた声だった」
感想・考証・議論
基地内部の鳳珠が紹介される。
半透明のものはチューブで、この中を忍者隊が運ばれてくる。運ばれる時は横になっていた。 | |
上下を円盤に囲まれたエレベーターで下へ。途中の部屋でバードゴー。そのまま再度パイプの中に入ってさらに下へ。 | |
降りた所が集合場所。 パイプもエレベーターも透明であることに注目。 |
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で、次のシーン。 青色の透明でない円柱型のエレベーターから降りてくる諸君。どういう仕組みになってるんだか……。 |
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マイクロテープと言いつつ、南部博士が持っているものが、大きさからみても普通のカセットテープに見える件。もしかして、マイクロテープで届いた情報を普通のカセットにダビングしてきたんだろうか。 とにかく小道具が時代を感じさせる。今では、カセットテープはほとんど見なくなってしまった。もっと小型のデジタルテープがデータ保存用に使われることはあるが……。 |
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健のブーツのカカトから取り出した爆弾。 外してしまったらカカトが無くなるだろうと思ったのだが、カカトの代わりになるものがブーツから瞬時にせり出していたような……便利である。 |