II-06話:衝撃のピラミッドパワー
結局ピラミッドパワーのメカニズムは語られず。
チェックポイント
- 甚平は不時着、スワローヘリコを修理中。
- ピラミッド博士の娘のユカリと会って遊ぶ甚平。
- ゲルサドラはピラミッド要塞を製作。
- ピラミッド都市に連れ込まれるスガタ博士。スキを見て銃を奪い、内部を破壊して逃げ出す。
- ピラミッドのバリアーに対抗するには、さらに大きなピラミッドで外から封じるしかない。←本当に「覆うだけ」なので……ピラミッドパワーのSF設定をどうするかとか、何も無かったように見える(汗)。
- 健「科学忍法火の鳥、影分身。」←IIの火の鳥初登場。
健「だが、火の鳥でピラミッドを作るには、その頂点の火の鳥は静止していなければならない。それができるのは、甚平、お前のスワローヘリコだけだ。」
健「静止したままジェネレーターを限界までアップすれば、通常の倍の荷重がかかる。運が悪ければ」
ジョー「空中分解を起こして、自爆するだろう」 - 火の鳥影分身でピラミッド要塞を覆っておいて、ニューゴッドフェニックスの火の鳥が体当たりして破壊。
今回の南部博士
- 南部「甚平には一足先に偵察に出動してもらった。あとで君たちと合流してもらう。」
- 南部「うむ、まず、これを見てくれたまえ。今週に入って、航空機、船舶の消息不明事故が相次いで報告されているが、その発生地域がここ地中海はロード島の南方海上に集中している。」
- 南部「うむ、もともとこの海域には無人島が点在するだけなのだが」
南部「ピラミッドパワーシステム実用化を目指して建設された実験都市、イジプートだ。イジプート財団によって秘密裡に着工され、ついに先頃、気象衛星によって初めてその存在が確認された。しかし問題なのは、この都市がさきほどの海域の中心にある点だ。さらにこのイジプート計画を推進した、スガタと名乗る科学者や財団にも、不明の点が多い。そこで君たちの使命だが、このイジプートに潜入し、その実態を探って貰いたい。もし、これがギャラクターの陰謀なら、断固叩かねばならん。科学忍者隊出動せよ。」
感想・考証・議論
まあ確かに一時期はオカルトネタとしてピラミッドパワーてのが流行ったけれど。
頭をぶつけた甚平をピラミッドパワーで治すユカリ。折りたたむ(?)と小さいピラミッドで、枠だけが伸びてこのサイズになる。特に何の仕掛けもなさそうだが、ユカリはこのやり方をピラミッド博士の父親から教わったらしい。 | |
ピラミッド都市。中央の塔から四隅に光が伸びてピラミッドを形成。 | |
火の鳥影分身の準備。コンソール部分を作り付けてあるパーツが左右に分かれて収納される。 | |
操縦席の全周モニターが防護用のパネルで覆われる。 | |
座席後方の脇の部分も覆われる。 | |
この形で覆うなら、頂点のスワローヘリコだけではなく、四隅のメカも同じ程度に静止したまま火の鳥影分身をしているみたいだが……。 この後、火の鳥本体というか、パイマーの操縦するニューゴッドフェニックスがピラミッドに体当たりしてぶち抜いて破壊。 |