II-14話:宇宙のレッドインパルス
動じない南部博士……。
チェックポイント
- 各地で円盤が目撃され、行方不明になっていた人が発見された。円盤が救助しえいるように見える状況。
- アンダーソン「南部博士、たった今、例の宇宙船からと思われる通信が、国際科学技術庁の本部に入り、解読が進められていたが、結果がわかった。それによると、何か我々とコンタクトしたいらしいのだ」
- コンタクトの場所は南海の孤島。南部博士+忍者隊+警備の兵士。
- ボルグ少佐は、健の父レッドインパルスが生きていが、記憶喪失状態で健に会えば記憶を取り戻すかも知れないと健に伝える。
- イーグルシャープで円盤を追う健。
墜落するがボルグ少佐に助けられ、一緒に宇宙船を探しに行く。イーグルシャープは故障中なので徒歩で……? - ジョーはボルグ少佐の家を訪ね、息子の行方を捜す。
- 遺跡で父親に遭遇する健。
- ボルグ少佐の射撃で父親も宇宙人もギャラクターの変装した偽者とわかる。
- 人質にとられていたボルグ少佐の息子はジョーが救出。
- 円盤は健の銃で破壊。
- 「大鷲は高く飛ぶ~健の歌~」がラストに使われた。
今回の南部博士
- 南部「謎の未確認飛行物体は、数日のうちに世界中の都市、あるいは山岳地帯に飛来している。そして、これは偶然に撮影されたものだが、不思議なことに、未確認飛行物体が飛び発った後に、こうして多くの人々が居た。彼等は全員記憶を喪失していたが、調べた結果、半年前、太平洋の上空で嵐に巻き込まれて行方不明となったパンナマ航空機の乗客であることが判明した。」
- 南部「うむ、例の飛行物体は明らかに我々に接触を求めている。諸君、出動だ」
- 南部「あれは……ボルグ少佐だ」
- 南部「ボルグ少佐、これは一体どういうことですか。あなたは一ヶ月前に……」
- 南部「健!」
- 南部「いや、健がボルグ少佐を連れて宇宙船を探しに行った」
- 南部「ジュン、竜、甚平、ニューゴッドフェニックスで、すぐ追ってくれ」
南部「文句言わずに早く行け」
南部「ジョーには頼みたいことがある」
感想・考証・議論
コンタクトを待つ一同。南部博士も一緒。 | |
健が父親を捜しに行った後の南部博士の表情。からくりは見抜いてます、という感じ。この回、南部博士にとっても親友であるはずのレッドインパルスが助けられて生きていると告げられた時、南部博士も一瞬だけびっくりするが、その後は全く動揺していない。 他の発見者が記憶喪失なのにボルグ少佐だけそうではない、というのはおかしいし、「レッドインパルスが健の父親」をボルグ少佐が知っているのはおかしい。ISO本部で南部博士が「私の良き友達の犠牲によって」と言っちゃったたから、レッドインパルスと南部博士が友達なのはそれなりの範囲に知れ渡っているかもしれないが、レッドインパルスの正体が健の父親であるという情報は、忍者隊以外には知れ渡っていそうにない。南部博士が怪しむ理由は充分にありそう。 今回は健を責めたり止めたりせずに、三人に迎えに行かせておいて、ジョーはボルグ少佐の息子の救助にあたらせるあたり、裏方に徹したというか……。 |
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ナスカの地上絵みたいな遺跡。 今回の、UFOに乗せられている間の記憶が無い、というのは、典型的なアブダクションネタだし。 6話のピラミッドパワーといい、22話のストーンヘンジネタといい、「ムー」系のネタが好きなのだろうか。 |