22話:謎のストーンヘンジ
「ムー」ネタの回。
チェックポイント
- 次々と倒れる街の人々。数キロ四方の生き物が死んでしまい、犠牲視野2万人。
- 原因は放射線らしいので発振源を調査。
- 竜・甚平のコンビはコンタクティーの少年3人組と出会う。UFOの写真を撮っている。
- ネギリス高原から変な電波が出ている。古代の遺跡がたくさん残っている場所。
- 草や木が生えている場所が帯のようになっている。
- ストーンヘンジの中心から現れたメカに、コンタクティーの3人と甚平が掠われる。
「見えない悪魔」作戦。 - メカニックタワー・ソーラーシフターから放射された光線がバン・アレン帯に達し、反射されて地表に降り注いだことが原因で大量死が起きた。←今後の作戦の中心になるソーラーシフターが登場し始める。というか、初代の時といい、バンアレン帯を小道具に使うのが好きだなぁ。
- 地上と宇宙のエネルギーを合体させ、ウルトラエネルギーを作ろうとしている。
- ゲルサドラは何も知らずに働かされているが、自分は知っているとはったりをかます甚平。
- ゲルサドラを人質にとって少年達を逃がす甚平。プログラミングユニット板を持ち去る。
ルークにユニット板を渡して持って行かせ、甚平は残る二人を救出に行く。 - 甚平が信号弾を撃つ。
- 真上からゴッドフェニックスで侵入、バードミサイルで基地を破壊。
今回の南部博士
- 南部「諸君に集まってもらったのは他でもない。見ての通り、何とも想像しがたい事件が起きた」
- 南部「まだわからん。今、国際科学技術庁で調査中だ」
南部「ただ、今度の事件と同時刻に、各地の天文台から、奇妙な放射線のリーク波が観測されたという報告が出ている」 - 南部「そうとも言えんのだ。放射線といってもわずかの量で、人間を殺すほどの強さではない」
- 南部「調査してみる必要はある。健、ジョーとジュン、竜と甚平の2組に分かれ、それぞれ、各地の放射線発振源を調査してくれたまえ」
- 南部「諸君、これを見てくれたまえ。見えない悪魔の犠牲になった人達だが、その原因が、協力な放射線を浴びていることがわかった。」
- 南部「いや、放射線を出すような航空機などは飛んでいなかった。」
- 南部「一つの考えがそれだ。バンアレン帯の一部に穴が開いて、宇宙線を通したという説が出ているが、それより、バンアレン帯に何かが作用して、放射線が地上に反射されたと考えた方が論理的だといえる。それから竜、この形は何かに似ていないか。」
- 南部「その通りだ。どうやら彼等はここを利用し、その地下に巨大な基地を作ったらしい。ストーンヘンジはまさにカモフラージュに最適だとは思わないかね」
- 南部「竜の気持ちはわかる。だが甚平を救出するには慎重に行動しなければならない」
感想・考証・議論
眼光鋭い南部博士がいい味を出しているのでキャプってみた。
Gタウンでの最初のシーン。目に光を入れると、なかなか鋭い印象になってナイス。 | |
同じシーンから、若干角度を変えて。 | |
振り向いたところ。やっぱり、気合いが入っているように見えてナイス。 | |
コンタクティー3人組が撮影したUFO。どうやら、初代ガッチャマンの最後に、総裁Xが宇宙へ立ち去る時に撮影されたものらしい。 こういう形で、続編であり一続きの世界であることを演出するのは、面白い工夫だと思う。 |
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実は基地のストーンヘンジ。コンタクティー登場にストーンヘンジというのは、ある時期までのオカルト定番ネタ。ストーンヘンジの方は、宇宙人が作ったとか、宇宙とのコンタクトのための設備だとか、古代の天文台だとか、まあそういった理屈がつくことが多い。 | |
ニューゴッドフェニックスの画面に現れた南部博士。 5分割の画面全部南部博士というのは、さすがに出過ぎだろう(汗)。 |
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資料映像に切り替えた後は、Gタウンの窓が背景になっているっぽい映像になる。 | |
ところがその次に切り替わると、背景ベタ塗り映像に。このあと、もう一回、意味もなく、背景画像が違う映像が出たり。南部博士を捉えているカメラは一体どうなっているのかとか、どんだけ激しく動き回ってるんだ南部博士、という突っ込みを入れたくなる。 | |
甚平がハッタリをかますシーン。Gマークのメダルは自称「マイクロフィルム」。バリヤーが解かれた後、ゲルサドラに投げつけた。 IIの最初の回で、南部博士が金色Gマークのメダルを放り投げていた。21話では健が手裏剣代わりに赤色Gマークのメダルを使い、今回は甚平が使っている。共通装備という位置づけになったのだろうか。 |