36話:悲しみの地底都市
今度は健の正体がばれまくり。
チェックポイント
- 宇宙生物メガトンラ。孵化するまでに時間がかかる(2000年)。放射能を体内に備蓄する。
- ロシアル大陸地底の都市。マントル計画の一部。
- コンビナートで爆発。
- 地底都市ではメガトンラが暴れているのを健が発見。ニューゴッドフェニックス発進。
- マークがメガトンラに向かっていく。ニューゴッドフェニックスで牽制。
- 移動車ごとはね飛ばされる。健の説得でメガトンラを撃つ。バードミサイルでトドメ。
今回の南部博士
- パンドラ「南部博士、地底コンビナートは絶望です。被害はもう地底タウンにも及んでいます」
南部「うん、地底タウンに連絡はとれたか」 - 南部「そうだ。確かにおかしい。地底タウンも、コンビナートも、マントルエネルギー以外に放射能を発するエネルギー源は、一切使用していないはずだ」
- 南部「健、君はロシアル国に行き、至急調査隊を編成してくれたまえ」
- 南部「いや、君たちには調べてもらいたいことがある。諸君も知っている通り、原子力廃棄物は特殊容器に入れて密封し、地底の奥深くに埋めている。ところが、つい最近その廃棄物が次々と消えているのだ。」
- 南部「私には、今度の地底タウンの事故とそれとは、何か関連があるように思えてならない」
- 南部「廃棄物の容器には、半永久的な電波発信機がついている。おそらく、ニューゴッドフェニックスの地底ソナーなら探れるはずだ」
- 南部「健、調査隊にはホーリン博士に加わってもらおう。私から連絡しておく」
- 南部「その通りだ。メリー・ホーリン博士は、国際科学技術庁に数々の貢献をしてくれた女性科学者だった。つまり調査隊に加わってもらうのは、メリー博士のご主人なんだ。分野こそ違うが、有名な科学者だ」
- 南部「こちら南部だ。感度は悪いが充分に聞こえる。どうしたガッチャマン」
- 南部「何ぃ、巨大怪獣?」
- 南部「よし、わかった。すぐに手配しよう」
感想・考証・議論
今回は、資料になりそうな映像が多かった回。健も、いつものバードスタイルではない。
34話で甚平が、35話でジョーが、そして今回は健が、忍者隊だということを明かして素顔を晒している。忍者隊の秘密を守るということをかなり厳密にやっていた初代とは違っている。初代とIIは別もの、と言われたりする理由の一つだろう。隠密性は、初代の方が際立っている。
Gタウン内部。大勢の人達が働いている。地名については、(現実のものと似た感じの名前の)架空のものが多用されているが、地球の大陸の形は我々の知っているものと同じ、という世界であることがわかる。 | |
南部博士と同じ色の上衣。もしかしてオソロ?南部博士の上衣って制服だったのか?それとも、ヘッドの南部博士が後から制服に指定したのか?シャツとネクタイは微妙に色が違っているが。 | |
地底都市のシェルターにて。この格好を見た子供達が、口々に「ガッチャマン」と叫んで駆け寄ってくる。ガッチャマンの素顔は、既に広く知れ渡っていたらしい。 | |
地底用のスーツの後ろ姿。他の調査員の人達と共通。 | |
スーツの前。配色とマークが忍者隊のものであるだけで、形は他の調査員の人達と同じ。 | |
放射能がある所に出る際に着用していたヘルメット。首から上を全部覆うバブルタイプのもの。 | |
ヘルメット後部の形。 |