43話:火星からのインベーダー
マーストラは、仕事が進まないゲルサドラを馬鹿にしていたが、人っ子一人居ない火星に基地を作る方が、地球に基地を作るよりも、ずっと楽なんじゃないの。
チェックポイント
- モニターで火星を見ている南部博士。
- 探査機が破壊される。
- 総裁X直属の部下マーストラ登場
- 第三宇宙基地めざして出動する科学忍者隊。
- 地下経由で侵入して第三宇宙基地を壊すロボット。
- 第三宇宙基地を壊滅させて飛び去る円盤を追うゴッドフェニックス。攻撃されて武器が使えず、撃墜されるニューゴッドフェニックス。
- 火星無人探査機バイキングX-17号を打ち上げる第4宇宙基地。←まだ大気圏内を飛んでいるのに「打ち上げ成功」てアナウンスするのはどうかと思う……。せめて軌道にのってからでないと。
- バイキングX-17号をミサイルで破壊するマーストラ。
- ロボットで第4宇宙基地を襲う。
- 戦車もミサイルも歯が立たない。Gメカのミサイルでロボットは破壊される。
- コンドルアタッカーのミサイルが火の鳥になる。
- 円盤にある程度のダメージを与えることができたが、逃がしてしまう。
- マーストラは火星基地を完成させた。
今回の南部博士
- 係官「こ、故障です」
南部「いや、破壊されたのだ」 - 南部「思っていた通りだ。これは、火星に何かある」
- アンダーソン「な、何だと!爆破されたというのかね」
南部「そうです。火星無人探査機はそれまで完全に作動していました」
アンダーソン「うーむ。しかし、細かい部分に故障があったとも考えられる」
南部「それは考えられません。最近、宇宙船からの報告で、火星のある地点に妙な動きがあることを発見したのです」
アンダーソン「妙な動き?」
南部「はい、私は火星に何かあると睨んでいます」 - 南部「ん?」
- 南部「私は南部だが」
情報部員「こちら情報部です。博士、ソベキナ島の宇宙基地が何者かによって破壊されました」 - 南部「長官、これは偶然でしょうか」
アンダーソン「だが、相手は誰なんだ」
南部「今はわかりません。しかし、あきらかに宇宙基地を狙っているようです」
アンダーソン「なぜ宇宙基地を」
南部「おそらく、宇宙基地や観測ステーションが邪魔になる相手だと思われます」 - 南部「今度は、カナンの第4宇宙基地を狙ってくるにちがいない」
健「惑星探査宇宙艇を狙っているんですね」
南部「間違い無い。謎の円盤と火星は、何か関係がある」
甚平「やっぱり、宇宙人でしょうか」
南部「いや、まだ何とも言えん。あの基地には惑星探査用宇宙船がある。」 - 南部「そうだな、Gメカなら発見されずに強襲できるかもしれん。科学忍者隊、出動せよ」
- 南部「やはり宇宙基地を狙ったのはギャラクターのようだ」
- 南部「そうだ。しかもこの部品は、ギャラクターしか使用していないコンピューターの一部だ」
- 南部「うん、総裁Xは想像以上に恐ろしいことを考えているに違いない」
感想・考証・議論
火星探査機の映像を見守る南部博士。 | |
探査機が壊され、信号が途切れる。 | |
アンダーソン長官の部屋。かなりだだっ広い。以前出てきたものとはレイアウトが違っている。 | |
アンダーソンと話し合っていたら情報部から電話。 この回の南部博士、髪は短め。散髪した直後かと……。 |
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第3宇宙基地に配備された戦車。Fのフェーザー戦車の初期型のようにも見えるが、性能については語られず、活躍する前に破壊されてしまった。 | |
基地を強襲したロボット。こんなのが隊列を組んで襲って来た。ガッチャマンというよりは、キャシャーンの敵ロボの趣が……。 | |
基地を守る守備隊の戦闘機。前翼があるのが特徴。 | |
破壊したロボットの部品。 ギャラクターでしか使っていない、と言っているところを見ると、これまでも、破壊した基地やロボットなどを徹底的に調査してきたのだろう。 |