47話:必殺!二羽の火の鳥
初代のゴッドフェニックスは南部博士の別荘の地下で健在だった。
チェックポイント
- 巨大氷山がサンブランシティーに向かう。
- ナレーション「Gタウン、それは国際科学技術庁が密かに建造した超潜水空母で、科学忍者隊の移動基地である」←南部博士が有志を集めてこっそり作った、って話だったはずが、ISOがやったことになっている。やっぱり南部博士がISOの黒幕か……。
- ギャラコンに侵入されるGタウン。
- 機関室を占拠しているギャラコンに反撃する忍者隊。
- 海溝入り口にぶつかって止まるGタウン。浸水が始まる。海溝の上は、氷山で蓋をされてしまう。
- パンドラ博士は、忍者隊のブレスレットと同じ周波数で通信できる通信機を持っている。
- ドアを破る忍者隊。
- パンドラがゴッドフェニックスで飛び立つ。
- 海面に油が浮く。
- 火の鳥の時の苦痛を減らすため、気圧を120%まで上げる。搭乗一人でも初代のゴッドフェニックスは火の鳥が可能になっている。
- 三百人の命がかかっている。←パンドラ博士の台詞から、Gタウンに搭乗している人数が判明
- 火の鳥で氷山を融かす。
- 扉を焼き切ることに成功してニューゴッドフェニックスも発進。
- ゴッドフェニックスの火の鳥が攻撃されるが、ニューゴッドフェニックスが救援にかけつける。
- ニューゴッドフェニックスも火の鳥に。二機で鉄獣を融かして墜落させる。
今回の南部博士
- 南部「被害は思ったより大きい。人々は恐怖の中で戦っている。一刻も早く不安を取り除かなければならん。ギャラクターは太陽移動作戦を開始してからまだ成功はしてはいない。しかし、彼等は次々と新しいソーラシフターを作り、あくまでもこの恐ろしい企てを実現させようと必死だ。そして彼等はついに太陽に触った。これ以上、彼等の企てを進行させてはならん。断じて断つのだ」
- 南部「うん、その意気を忘れんでほしい」
- 南部「Gタウンはこれよりサンブランシティー沖に向かう。巨大な氷山が都市を直撃するかもしれんのだ。」
- パンドラ「博士、お呼びですか」
南部「おお、パンドラ博士。サンブランシティー海岸観測所へ行ってくれ。そして、サンブランシティーへ向かっている氷山の正確な進路を掴んで報告してくれたまえ」 - 南部「いや、君たちは待機していてもらう。ギャラクターの動きについて、いつ情報が入って来るかわからないからだ」
パンドラ「では、行って参ります」
南部「うむ。充分に気を付けてな」 - 南部「これは……通信網が破壊されているぞ」
- 甚平「外への連絡はどうなるんですか」
南部「すべてやられている」 - 南部「速度が速すぎる。大至急機関室を調べろ」
- 南部「なに?」
- 南部「残念だが、Gタウンは絶体絶命だ。Gタウンの心臓部であるコンピューター回路が破壊された。こんな所で立ち往生している間に、巨大氷山はサンブランシティーも襲う」
- 南部「巨大な氷山が海溝の上をふさいでいる。如何なGタウンでも浮上することは不可能だ」
- 南部「ミサイルの発射装置にも、修理に時間がかかり過ぎる」
- 南部「エアー装置も破壊されている。修理完了までに、空気は保つまい」
- 南部「それも考えた。だが、たとえパンドラが受信しても、それから救援隊が来るのでは間に合わん」
健「いえ、パンドラ博士自身に救ってもらうんです」
南部「何だって?」 - 南部「いいかね、パンドラ。すぐ私の別荘の地下格納庫に急行し、ゴッドフェニックスを飛ばしてくれ」
- 南部「どうしても君にやってもらわねばならん」
パンドラ「わかりました」
感想・考証・議論
Gタウンの内部図解が本編で初めて登場。 | |
後部から前の方にカメラが移動。 | |
最前部。 しかし、何がどこにあるかまでは説明されず。 |
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ギャラコンに侵入されたことに気付く南部博士。 やっぱり前髪のところがラブリーなんですが……。 |
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氷山の調査に向かった潜水艇は、小型航空機も内蔵していた。パンドラ博士が飛び発つ。 ところで、アニメでは割と早くから簡単に実現していたものに、水中から自由に発進できて(時には水中でも自由に航行できて)空も飛べる航空機、がある。ゴッドフェニックスもこれが可能である。しかし、現実には、実現していない。まあ、必要性も無いのかもしれないけれど。宇宙を飛び回る方は相対論の制約がきびしいが、こっちは通常のテクノロジーの範囲だろうと思うのだけど……。 |
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南部博士の別荘。IIでは初めて登場。初代の時とは外観が異なる。別荘地下、岩山の内部に、初代のゴッドフェニックスが動態保存されていた。 | |
パンドラ博士の火の鳥の結果を待つ南部博士。 | |
火の鳥をダブルで喰らう鉄獣メカ。 |