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II-48話:史上最大の大津波

 ISO本部水没。

チェックポイント

  • ISO本部の風洞実験室でメインビーム砲探知用特殊レーダーを開発中。
  • 被害状況の情報が集まる31階のデーター室。
  • 地震が起きて津波発生。
  • ISO本部の地下から鉄獣。
  • 31階のデーター室はゲルサドラに踏み込まれる。もうじき津波が来ること、ソーラーシフト計画が地球滅亡をもたらすという南部の説得にゲルサドラは聞く耳持たず。
  • ISOを占拠したことをゲルサドラはチャンネルジャックして放送。
  • 31階の窓ガラスを破って津波の水が浸入。
  • ゲルサドラはモグラタンクに引き上げる。
  • 感応で、ビルの中に南部達がいることを知るゲルサドラ。
  • 浸水は68階まで。
  • 戻ってきた忍者隊は屋上からビルへ。92階のエレベーターの扉を開ける。31階の扉を爆破するが水没している。酸素ボンベを咥えて41階の風洞実験室へ。
  • パンドラ「博士、このままですと、あと十数分後に津波は頂点に達し、おそらくこのビルは崩壊してしまうのでは」
  • 風洞実験室の空気循環が止まる。
  • レーダーを奪いにくるモグラタンク。
  • 南部、パンドラ、作業員達は小型酸素ボンベを使ってニューゴッドフェニックスへ。
  • レーダーは奪われるが、健、ジュン、ジョーがモグラタンクの中に侵入。
  • ゲルサドラは逃げ出す。レーダーは忍者隊の手に。

今回の南部博士

  • 南部「うむ、まるで予測もつかない。残念ながら、ギャラクターがソーラーシフト計画を中止しない限り続くだろう。二度、三度と実験を再開すれば、世界はもっと重大な事態を迎えることになる。だが、そうはさせない。ガッチャマン達が必死になって戦っている。我々は、被害の大きいところにできるだけ救援隊を送り込むことを心がけるんだ。今こそ、我々の力を結束せねばならん時だ。地球復興のために全力を尽くす時だ」
  • 南部「マグニチュード8.7か。それも浅いところで発生している」
  • 南部「そうしてくれ」
  • 南部「何ということだ。この世界が窮地に陥っているというのに、神は一体どちらの味方なんだ」
  • 南部「何事だ!一体何が起こったのだ」
  • 係官「博士、このビルはほぼギャラクターによって占拠されたようです。この部屋に侵入するのも時間の問題です」
    南部「ギャラクター……地球破壊の一体どこがそんなにまでお前たちの血を駆り立てるのだ」
  • 南部「ゲルサドラ……」
  • 南部「ゲルサドラじきじきに乗り込んでくるとは、ギャラクターも必死のようだな」
  • 南部「ゲルサドラ、お前のやっていることは全て無駄なことだ」
  • 南部「人間は力だけでは屈しない。こころまでは絶対に支配できないということだ」
  • 南部「ゲルサドラ、こうしていることがギャラクターの、いや、お前の命取りとなるだろう」
  • 南部「本当のことだ。どうやらお前にはソーラーシフト計画の本当の恐ろしさがわかっていないようだな」
  • 南部「そうかな?世界征服どころか地球抹殺となり、お前の努力は一瞬にして水の泡となって」
  • 南部「誰がそんなことを言ったのだ。総裁Xか。お前は騙されているんだ。我々の集計したデータを見るがいい。そうすればその計画の全貌が掴め……」
  • 南部「津波はもうすぐここまで押し寄せる。早く全員をこのビルから退去させねば……」
  • 南部「ゲルサドラ、私を人質にして全員を解放しろ。そうすれば、レーダーがどこにあるかも教えようじゃないか」
  • 南部「ゲルサドラ、貴様という奴は……」
  • 南部「諸君落ち着くんだ。今から外へ避難しても間に合わんだろう。10階上の風洞実験室へ入るんだ。あそこへ行けば、水の浸入は防げるはずだ」
  • 南部「ん?」
  • 南部「諸君、通風口を利用して屋上へ逃げるんだ」
  • 南部「残念だが置いていくしかない」
  • 南部「人命にはかえられん。特殊レーダーは、まだ替えがきく。しかし、人命は違う。戦うために、今は生き延びるんだ」
  • 南部「ご苦労。よく特殊レーダーを取り戻してくれた。ありがとうガッチャマン」

 

 

 

感想・考証・議論

01.png ISO本部31階のデータ室。厳重な警備。ここだけではなく、地下まで、この姿の兵士が守っている。
02.png 窓の外に拡がるオーロラを見る南部博士。もちろん、異常気象で生じたもの。
03.png ゲルサドラに踏み込まれ、ギャラクター兵士に銃をつきつけられる。
04.png ニューゴッドフェニックスにも、ISO本部陥落、南部博士人質の映像が送られる。
05.png 銃口で殴られる南部博士。
06.png 津波が押し寄せ、パンドラ博士が発砲してヒビが入ったガラスを突き破って、データー室に海水が流れ込む。南部博士も水浴び。
07.png 31階浸水中。設備が作り付けだったから良かったものの、普通のオフィスなら、机、椅子、棚が全部浮き上がってひっくり返り、水の中に漂うことになるはず。
08.png 41階の風洞室で。
09.png 眼鏡のフレームの違う南部博士。ニューゴッドフェニックスに救助された後のシーン。
眼鏡のガラスに、津波にのまれていくISO本部ビルが映り、それを瞬きもせずに見つめる南部博士、という演出は見事。フレームの強調は、眼鏡に映っていることをはっきりさせるためだろうか。